到達目標
1. 回路解析における各種基本定理を理解し、基本的な問題を解くことができる。
2. 回路の四端子パラメータ表現を理解し、主要パラメータを導くことができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 回路解析における各種基本定理を理解し、基本的な問題が解ける | 回路解析における各種基本定理を挙げることができる | 回路解析における各種基本定理を挙げることができない |
評価項目2 | 回路の四端子パラメータ表現を理解し、主要パラメータを導くことができる | 回路の四端子パラメータ表現を理解している | 回路の四端子パラメータ表現を理解できていない |
評価項目3 | 能動素子を用いた回路の解析について理解し、解析を行う手法を理解している | 能動素子を用いた回路の解析について理解している | 能動素子を用いた回路の解析について理解していない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
電気回路論は回路の諸現象を数学的手法を用いて表現するものであり、電子・電気工学の基礎理論である。ここでは特に電気回路において、回路解析に必要な諸定理、四端子網パラメータの数学的取扱いを理解し、その物理的意味を把握することを目的とする。これらの受動素子を用いた回路の理解に基づき、能動素子を用いた回路の解析についても理解をする。
授業の進め方・方法:
電気回路論は、電気・電子工学を専攻する学生にとっては、電磁気学と並んで最も基礎的な科目である。本科で学んだ電気基礎、電気回路と密接に関連するため、これら電気基礎、電気回路の基礎、電磁気学の基礎を再度復習しておくことを勧める。
注意点:
この科目は専攻科講義科目(2単位)であり、総学修時間は90時間である。(内訳は授業時間30時間、自学自習時間60時間である。)単位認定には60時間に相当する自学自習が必須であり、この自学自習時間には、担当教員からの自学自習用課題、授業のための予習復習時間、理解を深めるための演習課題の考察時間、および試験準備のための学習時間を含むものとする。
本科目の区分
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
電気回路の復習 |
1
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2週 |
電気回路の諸定理(1) |
1
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3週 |
電気回路の諸定理(2) |
1
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4週 |
電気回路の諸定理(3) |
1
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5週 |
四端子網の行列による表現(1) |
2
|
6週 |
四端子網の行列による表現(2) |
2
|
7週 |
四端子網の行列による表現(3) |
2
|
8週 |
中間試験 |
1,2
|
4thQ |
9週 |
影像パラメータ(1) |
2
|
10週 |
影像パラメータ(2) |
2
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11週 |
影像パラメータ(3) |
2
|
12週 |
フィルタ(1) |
2
|
13週 |
フィルタ(2) |
2
|
14週 |
能動素子を含む回路(1) |
3
|
15週 |
能動素子を含む回路(2) |
3
|
16週 |
期末試験 |
2,3
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 100 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 |