到達目標
1.木造住宅の配置図兼平面図・立面図・断面図・矩計図・伏図の意味を理解して図面を描くことができる。
2.図面を理解して模型をつくることができる。
3.与えられた条件を理解して住宅を設計し、その平面図を描くことができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 木造住宅の各図面の意味を理解して図面をきれいに、正しく描くことができる。 | 木造住宅の各図面の意味を理解して図面を描くことができる。 | 木造住宅の各図面の意味を理解できず、図面を正しく描くことができない。 |
評価項目2 | 図面を理解して模型をきれいにつくることができる。 | 図面を理解して模型をつくることができる。 | 図面を理解できず、模型を正しくつくることができない。 |
評価項目3 | 与条件を理解して、住宅を上手く設計でき、きれいな平面図を作成することができる。 | 与条件を理解して設計した住宅の平面図を描くことができる。 | 与えられた条件を理解できず、設計した住宅の平面図を描くことができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
建築は人間の生活と深く関わり、我々は合理的な構造によって使用目的によく適し、美しい空間を創造しなければならない。建築設計演習Ⅰでは木造平家建の住宅の図面の模写をとおして、図面の描き方や図面を読み取る力を養い、各種の図面を理解でき、木構造を理解できることを目標とする。また、建築模型のつくり方を理解すること、住宅の設計では、設計製図における応用ができることも目標とする。本科目はSDGsの11番目の目標「住み続けられるまちづくりを」に関わっている。
授業の進め方・方法:
配付プリントを用いて演習を行う。美しく図面を仕上げる工夫やスムーズに図面を描くことができるような工夫を身に付けること。授業時間内に終わらない場合、授業実施日の放課後のみ作業することは認めている。冬休みの課題として木造住宅の作品研究を課す。これを含めて半年の間に7課題を行う。
注意点:
1年次の製図で学習した線の種類を理解し、実際の図面で線を描き分けることができること。図面の課題は、要求図面を完成させていること、正確に描いていること、線の太さを区別して表現していること、美しく仕上げていること。冬休みの課題は、建築関係の雑誌から木造の住宅を選び出し、その住宅を十分に分析し、各自の住宅に対する考えをまとめるていること。模型は角の処理をきれいにし、美しく仕上げること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
投影図・透視図 |
投影図・透視図を描くことができる。
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2週 |
木造平屋建住宅の図面 |
配置図兼平面図を描くことができる。
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3週 |
木造平屋建住宅の図面 |
配置図兼平面図を描くことができる。
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4週 |
木造平屋建住宅の図面 |
配置図兼平面図を描くことができる。
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5週 |
木造平屋建住宅の図面 |
矩計図を描くことができる。
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6週 |
木造平屋建住宅の図面 |
立面図・断面図・小屋組図を描くことができる。
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7週 |
木造平屋建住宅の図面 |
立面図・断面図・小屋組図を描くことができる。
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8週 |
木造平屋建住宅の図面 |
立面図・断面図・小屋組図を描くことができる。
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4thQ |
9週 |
木造平屋建住宅の図面 |
伏図・軸組図を描くことができる。
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10週 |
木造平屋建住宅の図面 |
伏図・軸組図を描くことができる。
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11週 |
木造平屋建住宅の図面 |
伏図・軸組図を描くことができる。
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12週 |
模型作成 |
図面を理解してスチレンボードで模型をつくることができる。
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13週 |
模型作成 |
図面を理解してスチレンボードで模型をつくることができる。
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14週 |
住宅の設計 |
与条件に適した2階建住宅の平面を考えて、平面図を描くことができる。
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15週 |
住宅の設計 |
与条件に適した2階建住宅の平面を考えて、平面図を描くことができる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 設計・製図 | 製図用具の特性を理解し、使用できる。 | 4 | 後1 |
線の描き分け(3種類程度)ができる。 | 4 | 後1,後4,後5 |
文字・寸法の記入を理解し、実践できる。 | 4 | 後4,後5 |
建築の各種図面の意味を理解し、描けること。 | 3 | 後2,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11 |
図面の種類別の各種図の配置を理解している。 | 3 | 後3,後5,後8,後11,後14 |
図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。 | 3 | 後4,後5,後6,後9,後15 |
立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。 | 3 | 後1 |
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。 | 2 | 後12,後13 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |