到達目標
1.福祉リテラシーと人間工学の関係について説明できる。
2.人間工学の機械設計への応用について説明できる。
3.人間工学の福祉分野への応用について説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 福祉リテラシーと人間工学の関係について理解し、詳細に説明できる。 | 福祉リテラシーと人間工学の関係について理解し、概要を説明できる。 | 福祉リテラシーと人間工学の関係について理解できず、説明できない。 |
評価項目2 | 人間工学の機械設計への応用について理解し,新しい提案を加えて説明できる。 | 人間工学の機械設計への応用について理解し、従来の具体的な例を挙げて説明できる。
| 人間工学の機械設計への応用につい理解できず、説明できない。
|
評価項目3 | 人間工学の福祉分野への応用について理解し、新しい提案を加えて説明することができる。 | 人間工学の福祉分野への応用について理解し、従来の具体的な例を挙げて説明することができる。 | 人間工学の福祉分野への応用について理解できず、説明することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 B-1
説明
閉じる
学習・教育到達度目標 B-4
説明
閉じる
教育方法等
概要:
人間工学は、人間-機械系の中に人間の特性を取り入れ、人間の要求する使いよさ、快適さ、安全性、疲労の軽減、経済性などの条件を満足させる学問の領域であり、医学、心理学、高額、デザイン学、などの領域にまたがる学際的な学問である。人間工学の福祉分野への応用も期待されおり、高齢者や障がい者の「不自由さ」「不便さ」を改善する福祉機器の開発などが求められている。そこで本授業は、人間の特性や人間工学の手法などの基本的な知識の理解を深めると共に、高齢者や障害者などの社会的弱者に寄り添う製品の設計を行うために必要な素養を習得することを目的としている。SDGs(3)「すべての人に健康と福祉を」
授業の進め方・方法:
授業を中心に行う。成績評価は定期試験100%(前期中間試験、前期末試験)で行う。
注意点:
常に視野を広く持ち、社会的弱者に寄り添う製品とは何に価値をおいているのかを考察できるようになることを期待する。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
福祉と人間工学1 |
福祉リテラシーと人間工学の概要について説明できる。
|
2週 |
福祉と人間工学2 |
福祉と人間工学の関係について説明できる。
|
3週 |
人間工学の手法2 |
生体計測および生理学的測定法について説明することができる。
|
4週 |
人間工学の手法3 |
心理学的測定法について説明することができる。
|
5週 |
人間の生体システム1 |
人間の感覚の一般的な特性について説明することができる。
|
6週 |
人間の生体システム2 |
視覚、聴覚、平衡感覚とその他の感覚について説明できる。
|
7週 |
中間テスト |
|
8週 |
マン-マシンシステム1 |
マン-マシンシステムの概要について説明できる。
|
2ndQ |
9週 |
マン-マシンシステム2 |
人間工学的設計について説明することができる。
|
10週 |
マン-マシンシステム3 |
マン-マシンシステムの工学的解析について説明することができる。
|
11週 |
人間と環境 |
環境による人間のパフォーマンスへの影響について説明できる。
|
12週 |
ヒューマンエラー |
ヒューマンエラーの原因と対策について説明することができる。
|
13週 |
福祉分野への人間工学の応用1 |
福祉分野への人間工学の応用について概要を説明することができる。
|
14週 |
福祉分野への人間工学の応用2 |
福祉分野への人間工学の応用について新しい提案をすうことができる。
|
15週 |
期末テスト |
|
16週 |
試験返却 |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 80 |
分野横断的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |