基礎国語Ⅱ

科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 基礎国語Ⅱ
科目番号 0070 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 工学科(一般科目:全系共通) 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『新編言語文化』,『新編言語文化準拠ワーク』 ,『探究 現代の国語』,『探究 現代の国語 予習復習ノート』,『解析古典文法』,『新国語便覧』
担当教員 牧 千夏

到達目標

・論理的な文章を学習し,国語による諸活動に必要な資質・能力の基礎を習得する.
・基本的・実用的な文章の記述,および簡単な報告・発表を通してコミュニケーション能力の基礎を習得する.
・基本的な語彙を習得する.

以上を満足することで,A‐1に到達する初歩的段階の達成と認定する.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1国語による諸活動に必要な資質・能力の基礎を,十分に習得できている.国語による諸活動に必要な資質・能力の基礎を,おおよそ習得できている.国語による諸活動に必要な資質・能力の基礎を習得できていない.
評価項目2コミュニケーション能力の基礎を十分に習得的できている.コミュニケーション能力の基礎をおおよそ習得的できている.コミュニケーション能力の基礎を習得できていない.
評価項目3基本的な語彙を十分に習得できている.基本的な語彙をおおそよ習得できている.基本的な語彙を習得できていない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
・論理的文章を学習することを通して、国語の理解力の基礎を養う。
・基本的な文章の記述、簡単な発表などを通じて、コミュニケーション能力の基礎を養う。
・論理的文章の読解・基本的な論述や簡単な発表に必要な語彙力を養う。
授業の進め方・方法:
・講義とそれについての課題を課す.
・課題は期限に遅れず提出すること.
注意点:
<成績評価>試験(80%)および課題・漢字テストなど(20%)の合計100点満点で(A-1)を評価し,合計の6割以上を獲得した者を合格とする.
<オフィスアワー>放課後 16:00 ~ 17:00,一般科棟3階.この時間にとらわれず必要に応じて来室可.
<先修科目・後修科目>後修科目は国語Ⅱ.
<備考>意見や感想の表明などは,授業や提出物などで行う.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 文章を書く①主語述語のねじれをなくす ねじれのない文章を書くことができる
2週 文章を書く②連体修飾説を短くしよう・並列表現に気をつけよう 連体修飾説・並列表現が正確な文章を書くことができる
3週 書くための要約①紫外線 要約することができる
4週 書くための要約①紫外線 要約することができる
5週 書くための要約②グローバル化と「文脈」 要約することができる
6週 書くための要約②グローバル化と「文脈」 要約することができる
7週 源氏物語プレゼン&ディスカッションのガイダンス 古典敬語 プレゼンの準備をすることができる
8週 前半 源氏物語「桐壺」
後半 プレゼン準備
プレゼンの準備をすることができる
2ndQ
9週 前半 源氏物語「桐壺」
後半 プレゼン準備
プレゼンの準備をすることができる
10週 プレゼン準備 プレゼンの準備をすることができる
11週 プレゼン①②③ 発表を聞き、発表をすることができる
12週 プレゼン④⑤⑥ 発表を聞き、発表をすることができる
13週 プレゼン⑦⑧⑨ 発表を聞き、発表をすることができる
14週 源氏物語「若紫」or奥の細道「平泉」 古典文学を読解できる
15週 テスト返却解説 解説を聞くことができる
16週 予備日
後期
3rdQ
1週 上野千鶴子「問の立て方とオリジナリティ」 読解ができる
2週 上野千鶴子「問の立て方とオリジナリティ」 読解ができる
3週 ショートプレゼン・小論文の説明 説明を理解できる
4週 若林幹夫「遅れてきた「私」」 読解ができる
5週 若林幹夫「遅れてきた「私」」 読解ができる
6週 ショートプレゼン準備 ショートプレゼン準備ができる
7週 ショートプレゼン プレゼンができる
8週 小論文のアウトライン・小論文を書く 小論文のアウトラインと小論文を書くことができる
4thQ
9週 レビューミィーティング 積極的にミィーティングができる
10週 太宰治「葉桜と魔笛」 読解ができる
11週 太宰治「葉桜と魔笛」 読解ができる
12週 芥川龍之介「羅生門」 読解ができる
13週 芥川龍之介「羅生門」 読解ができる
14週 芥川龍之介「羅生門」 読解ができる
15週 テスト返却解説 解説を聞くことができる
16週 予備日

評価割合

試験発表課題合計
総合評価割合403030100
配点403030100