応用国語(CE)

科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 応用国語(CE)
科目番号 0093 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 工学科(一般科目:全系共通) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 ・教科書:『高等学校 論理国語』(第一学習社),『高等学校 文学国語』(第一学習社)
・副教材:問題集『LT現代文3』(浜島書店),その他に2学年次に使用した国語便覧,国語辞書など.
担当教員 小池 博明

到達目標

・高等学校卒業程度の現代文の国語力を身につけることで,学習・教育目標(A‐1)の達成とする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
論理的文章論理的文章の論理の展開を理解し,要旨を把握することができる. 論理的文章の文意を理解できる. 論理的文章が理解できない.
文学的文章文学的文章ついて,書き手の意図を理解することができる. 文学的文章の場面や情景を想像でき,登場人物の心情を理解することができる. 文学的文章が理解できない.
語彙力自らの語彙を知的好奇心をもって,積極的に増やすことができる. 基本的な語彙が理解できる. 基本的な語彙力がない.
表現能力自らの考えや気持ちを正確にわかりやすく伝えることができる.自らの考えや気持ちを伝えることができる.自らの考えや気持ちを伝えることができない .

学科の到達目標項目との関係

A-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
論理的な文章を客観的に理解する能力と,文学的な文章を読解し鑑賞する能力を育成する.
論理的文章について自らの考えなどを論述するなどして,コミュニケーション能力を身につける.
授業の進め方・方法:
・講義と,それについての課題を課す.
・適宜,宿題やノート提出を課すので,期限に遅れず提出すること.
注意点:
<成績評価>試験(80%)および課題など(20%)の合計100点満点で(A-1)を評価し,合計の6割以上を獲得した者を合格とする.
<オフィスアワー>放課後 16:00 ~ 17:00,一般科棟3階.この時間にとらわれず必要に応じて来室可.
<先修科目・後修科目>先修科目は国語Ⅱ,後修科目は国語Ⅳ,日本文学.
<備考>意見や感想の表明などは,授業または提出物などで適宜行う.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
評論1-1
・本科目の目的や概要などについて理解できる.
・正しい音読ができる.
・文章の論理に従って段落分けができる.
2週 評論1-2 ・筆者の考えと一般論が区別できる.
3週 評論1-3 ・抽象的な論理と具体例とが区別できる.
4週 評論1-4 ・論理がどのように展開しているかが理解できる.
5週 評論1-5 ・文章を要約できる.
・筆者の考えが理解できる.
6週 小説1-1
・正しい音読ができる.
・小説の展開にそった段落分けができる.
7週 小説1-2 ・表現の特徴が理解できる.
8週 小説1-3 ・描写された場面をとおして,登場人物や情景を理解できる.
2ndQ
9週 小説1-4 ・登場人物の心情を理解できる.
10週 小説1-5 ・作品の主題が理解できる.
11週 小説1-6 ・作品に対して感想を述べることができる.
12週 評論2-1 ・正しい音読ができる.
・文章の論理に従って段落分けができる.
13週 評論2-2 ・接続詞などから論理の展開を理解することができる.
14週 評論2-3 ・文章を要約できる.
15週 評論2-4 ・筆者の考えに対して,自分の意見や感想を述べることができる.
16週 試験
後期
3rdQ
1週 評論3-1 ・正しい音読ができる.
・論理的文章の基本的な文章構成を理解できる.
2週 評論3-2

・論理的文章の基本的な文章構成をふまえて,段落分けができる.
3週 評論3-3 ・各段落を要約することができる.
4週 評論3-4 ・文章を要約できる.
5週 評論3-5 ・筆者の考えが理解できる.
6週 小説2-1 ・長編小説の読み方を理解できる.
・小説の時代背景を理解できる.
7週 小説2-2 ・表現の特徴が理解できる.
8週 小説2-3 ・描写された場面をとおして,登場人物や情景を理解できる.
4thQ
9週 小説2-4 ・登場人物の心情を理解できる.
10週 小説2-5 ・作品の主題が理解できる.
11週 小説2-6 ・作品に対して感想を述べることができる.
12週 評論4-1 ・正しい音読ができる.
・これまで学習したことを活かして,段落分けすることができる.
13週 評論4-2 ・論理的文章の基本的な文章構成や接続詞などをふまえて,段落相互の関係を理解することができる.
14週 評論4-3 ・論理の展開を理解できる.
15週 評論4-4 ・筆者の考えに対して,自分の意見や感想を述べることができる.
16週 試験

評価割合

試験小テスト平常点レポートその他合計
総合評価割合8000020100
配点8000020100