英語コミュニケーションA

科目基礎情報

学校 有明工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語コミュニケーションA
科目番号 3Z006 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 創造工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 前期:1 後期:1
教科書/教材 My Way English Communication Ⅲ(数研出版) 高校英語 Harmony(いいずな書店) Date Base 3300 3rd Edition(桐原書店)
担当教員 岡 紀子,山崎 英司,下川 涼太

到達目標

到達目標
1.まとまりのある英語の文章の概要や要点を読み取ることができる.
2.目的に応じて英文の内容を整理して読み取ることができる.
3.文章の内容を理解したうえで、それについて自分の考えを表現することができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英文をスキャンリーディングし、速やかに必要な情報を見つけることができる。 英文を読み、時間をかけて、必要な情報を見つけることができる。英文を読んで、必要な情報を見つけることができない。
評価項目2英文の構成を把握し、筆者の主張やキーワードを完全に説明できる。英文の構成を認識し、筆者の主張やキーワードを指示することができる。英文の構成を認識できず、筆者の主張やキーワードを指示することができない。
評価項目3英文を読み、その内容を活用して、自身の考えを他者に説明することができる。英文を読んで、その内容と自身の考えを比較することができる。英文を読んでも、そ の内容と自身の考えを比較することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 A-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
3年生の英語コミュニケーションAでは、教科書の奇数レッスンを対象として授業を行う。語彙力の増強と1・2年生で習得した英文法の復習を行う。また教科書による授業と並行して、英文を早く正確に読むためのに英文のパラグラフ構成を学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業は教科書をもとにした講義中心で、板書も行う。また各レッスンに付随した小テストを実施する。また文法、熟語、構文等について練習問題を実施し、課題を課す。教科書や配布されたプリント等は、忘れずに必ず授業に持参すること。
注意点:
定期試験は前期中間・前期末・後期中間・学年末の合計4回実施する。すべては同じウェイトで試験評価として算出する(定期試験の評価割合60%)
また長期休暇中は与えられた課題をこなすこと。この授業では長期休暇中の課題提出をポートフォリオの一部として評価に組み込む。長期休暇中の課題はプリント・ワークブック形式のものに加えて、オンライン教材も使用する。(全提出物・オンライン教材の学習達成度の評価割合40%)通年の週時間数は、90分の一コマを配当。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 課題試験の返却・解説 授業の Introduction
S1 Blended Words      
・必要な情報を聞き取る、読み取ることができる。
・英語の混成語について、理解して考えを深めることができる。
2週 S3 Flying Cars ・キーワードや内容語から概要を把握することができる。
・空飛ぶ車について、理解して考えを深めることができる。
3週 S5 Dragon Boat Racing ・論理の展開を把握して、列挙・例示等の英語表現を読み取ることができる。
・自分の好きなお祭りについて、意見を交換したり書いて伝えたりすることができる。
4週 S7 The Mine-Detecting Rat : Magawa ・話の要点を理解することができる
・地雷探知ネズミについて、理解して考えを深めることができる。
5週 L1-A “Priceless” Cafe, “Priceless” Community ・関係代名詞(主格) / 付帯状況の with を英文中で確認し、その意味を理解することが出来る。
・値段が設定されていないものを買うことの利点・欠点について、意見を交換したり、書いて伝えたりすることができる。
6週 L1-B “Priceless” Cafe, “Priceless” Community ・異文化、食、SDGsについて、意見を交換したり、書いて伝えたりすることができる。
・「値段のないカフェ」について、理解して考えを深めることができる
7週 試験前総復習 ・授業で学んだことを自分で復習し、効果的な学習に取り組むことができる。
・授業で理解できなかったところを見つけ出し、教員に謙虚かつ丁寧に問い合わせることが出来る。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 前期中間試験の返却・解説
L3-A Tea in the Desert Climate
・現在完了の意味と用法を理解し、現在完了を含んだ文章を自分で覚醒できる。
・中東やアフリカでお茶が多く飲まれる理由について、理解して考えを深めることができる。
10週 L3-B Tea in the Desert Climate
・関係代名詞の非制限用法を理解し、制限用法との違いを説明できる
・help+O+動詞の原形の意味を理解できる。

11週 L5-A The Mysteries of English Spelling ・関係代名詞(主格)の意味を理解し、それを含んだ例文を作ることが出来る。
・英語のつづりの特徴について、理解して考えを深めることができる。
12週 L5-B The Mysteries of English Spelling ・英語の省略表現を理解し、省略されていない元の形を容易に推測できる。
・英語のつづりや新しい表記にについて、意見を交換してまめ、発表することができる。
13週 L5-C The Mysteries of English Spelling ・英文を読んで推論を展開することができるようになる。
・英語のつづりの特徴から、難解な単語を意味を類推できるようになる。
14週 試験前総復習
・授業で学んだことを自分で復習し、効果的な学習に取り組むことができる。
・授業で理解できなかったところを見つけ出し、教員に謙虚かつ丁寧に問い合わせることが出来る。
15週 前期末試験
16週 前期末試験答案返却・解説
後期
3rdQ
1週 夏課題試験答案の返却・解説
L7-A Today’s Trash is Tomorrow’s Treasure
・現在完了進行形の意味を理解し、活用することができる。
・アイサト・シーセイさんのアップサイクル活動について、理解して考えを深めることができる。
2週 L7-B Today’s Trash is Tomorrow’s Treasure ・過去完了の受け身を理解し、正しく単語を並べ替えることができる。
・どのようなアップサイクル製品に興味があるかについて、意見を交換したり、書いて伝えたりすることができる。
3週 L7-C Today’s Trash is Tomorrow’s Treasure ・分詞構文の複数の用法と意味を理解し、どの意味で使われているか判別できる。
・多様な語句や文を用いて、情報や考えを論理的に詳しく話して伝え合
うことができる。
4週 L9-A Dog Tax ・犬税を導入することの是非について、理解して考えを深めること
ができる。
5週 L9-B Dog Tax ・動物に関する話題について、意見を交換したり、書いて伝えたり
することができる。
6週 L9-C Dog Tax ・英語で討論するときの作法や技術を学ぶことが出来る。
7週 試験前総復習
・授業で学んだことを自分で復習し、効果的な学習に取り組むことができる。
・授業で理解できなかったところを見つけ出し、教員に謙虚かつ丁寧に問い合わせることが出来る。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 L9-D Dog Tax
・税の意義と種類について英語で簡潔な説明をすることができる。
10週 Reading-A Anne of Green Gables ・名作『赤毛のアン』の物語について、理解して考えを深めることができる。
11週 Reading-B Anne of Green Gables ・仮定法の基本構造を復習し、英語長文の中で仮定法を素早く見つけ出して、正しい意味を説明できる
12週 Reading-C Anne of Green Gables ・現在完了進行形の意味について理解し、会話や記述で使用することが出来る。
13週 Reading-D Anne of Green Gables
・ as if ~ や I wish ~ などから作ることができる仮定法の派生表現を理解できる。
14週 試験前総復習
・授業で学んだことを自分で復習し、効果的な学習に取り組むことができる。
・授業で理解できなかったところを見つけ出し、教員に謙虚かつ丁寧に問い合わせることが出来る。
15週 学年末試験
16週 学年末試験答案の返却と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語運用能力の基礎固め母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力60000400100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000