概要:
建築計画の基礎を理解し、設計・計画へ応用する知識を身につけることを目標とする。
授業の進め方・方法:
講義形式で行う。必要に応じてレポートを課す。
注意点:
合格点は60点である。試験結果 =( 到達度試験(前期中間)+到達度試験(前期期末) )/2 とし、総合成績の80%とする。さらに、レポートの評価を20%とし、総合成績を100%とする。
レポートの未提出者は単位取得が困難となるので注意すること。
設計・計画の根幹となる計画基礎では、人間工学に基づく寸法の設定がなされており、生活に活かされている。それを意識しながら学ぶことが理解する上で重要である。また、用途による施設の違いを日々の生活の中で体験する空間の利用について意識的に感じることが大切である。
この科目は学修単位科目のため,事前・事後学習としてレポートやオンラインテストを実施します。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 計画・歴史 | 現代社会における都市計画の課題の位置づけについて説明できる。 | 3 | |
近現代都市の特質と課題について説明できる。 | 3 | |
近代の都市計画論について説明できる。 | 3 | |
現代にいたる都市計画論について説明できる。 | 3 | |
市街地形成と都市交通のあり方について説明できる。 | 3 | |
街路計画の手法と理念について説明できる。 | 3 | |
日本の土地利用計画の仕組みについて説明できる。 | 3 | |
方法・制度の変遷について説明できる。 | 3 | |
景観形成・風景計画、用途・形態規制の仕組みについて説明できる。 | 3 | |
市街地を開発する仕組みについて説明できる。 | 3 | |
土地区画整理事業について説明できる。 | 3 | |
市街地再開発事業について説明できる。 | 3 | |
地区計画制度について説明できる。 | 3 | |
建築協定・緑化協定などの住民参加・協働のまちづくりの体制について説明できる。 | 3 | |
モデュールについて説明できる。 | 3 | |
建築設計に関わる基本的な家具をはじめとする住設備機器などの寸法を知っている。 | 3 | |
居住系施設(例えば、独立住宅、集合住宅など)の計画について説明できる。 | 3 | |
教育や福祉系の施設(例えば、小学校、保育所、幼稚園、中・高・大学など)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 3 | |
文化・交流系の施設(例えば、美術館、博物館、図書館など)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 3 | |
医療・業務系の施設(例えば、オフィスビル、病院、オーディトリアム、宿泊施設等)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 3 | |
建築計画・設計の手法一般について説明できる。 | 3 | |
都市と農村の計画について説明できる。 | 3 | |
古代(例えば、エジプト、オリエント、エーゲ海、ギリシャ、ローマなど)の特徴について説明できる。 | 3 | |
中世(例えば、ビザンチン、イスラム、ロマネスク、ゴシックなど)の特徴について説明できる。 | 3 | |
近世(例えば、ルネサンス、マニエリスム、バロック、ロココなど)の特徴について説明できる。 | 3 | |
原始(例えば、竪穴住居、高床建築、集落など)の特徴について説明できる。 | 3 | |
古代(例えば、住宅建築、寝殿造、都市計画、神社建築、寺院建築など)の特徴について説明できる。 | 3 | |
中世(例えば、住宅建築、神社建築、寺院建築(大仏様、禅宗様、折衷様など))の特徴について説明できる。 | 3 | |
近世(例えば、住宅建築、書院造、数寄屋風書院、町屋、農家、茶室、霊廟、社寺建築、城郭)の特徴について説明できる。 | 3 | |