1. 電子メールやBlackboardなどの基本ツールを活用することができる
2. インターネットを利用する上でのルールやマナーを理解できている
3. 情報の活用(収集・分析):インターネット上や書籍などから必要な情報を収集し,グラフや統計などの手法で適切に分析することができる
4. 情報の活用(判断・発信):分析した情報を適切に判断し、自らまとめた成果をプレゼンテーションやレポートを通して発信することができる
概要:
【 授業の目標 】
インターネットの普及により,たくさんの情報を入手することができるようになりました.その中から的確な「情報」を見極め活用する能力が問われています.本科目ではコンピュータやインターネットを基本的な道具として活用できる以下4つの能力を身につけることを目標とします.「情報を収集する能力」「情報を分析する能力」「情報を判断する能力」「情報を発信する能力」
【開講学期】春学期週2時間
授業の進め方・方法:
情報社会に必要なマナーやルール(情報倫理)を理解すること,電子メールやオフィスソフトなどの基本的な使い方を身につけること,プレゼンテーションにより分析結果を表現する力を身につけることを教材や演習を通して学びます.到達度試験70%、自学自習シート・課題など30%として評価を行い、総合評価は100点満点として60点以上を合格とします.答案は採点後返却し達成度を伝達します.
総合評価で60点未満の場合は補充試験を行います.補充試験の結果が70点以上を合格とし、総合評価を最大60点とします.
注意点:
「パソコン教室」ではありません.アプリケーションの基本的な使い方は参考図書などを活用して各自で習得すること.教えられたことよりも自ら学んだことが身につきます.講義中にこなせなかった課題や予習・復習は端末室やOffice365を活用して積極的に行うこと.自学自習シートによる予習・復習を必須とし毎時間必ず提出すること.自学自習はシートの内容で評価する.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。 | 2 | |
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。 | 3 | |
知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。 | 1 | |
情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 2 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 2 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 2 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 2 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 2 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 2 | |