卒業研究A

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 卒業研究A
科目番号 5Z33 科目区分 専門 / 必修
授業形態 その他 単位の種別と単位数 履修単位: 10
開設学科 産業システム工学科環境都市・建築デザインコース 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 10
教科書/教材
担当教員 南 將人,藤原 広和,丸岡 晃,杉田 尚男,清原 雄康,馬渡 龍,庭瀬 一仁,金 善旭,今野 大輔,河村 信治

到達目標

環境都市・建築デザインコースに関係する教員の研究室に各学生が配属され、担当教員による指導のもと特定の研究課題について1年間を通じて研究を行い、研究成果と卒業論文として提出する。また、卒業研究概論を作成し、卒業研究発表会で発表を行う。専門知識の総合化と深化を図りつつ課題解決に向けて実践的に取り組み、解決する能力を養成する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1選択した研究テーマに対して、自らが調査・実験計画を立てることができるようになり,新規的、発展的課題に取り組めること。選択した研究テーマに対して、自らが調査・実験計画を立てることができるようになること。選択した研究テーマに対して、自らが調査・実験計画を立てることができない。
評価項目2研究計画に基づく実験、実測、計算を通して何らかの結論をより多角的な視野で明らかにできること。研究計画に基づく実験、実測、計算を通して何らかの結論を明らかにできること。研究計画に基づく実験、実測、計算を通して何らかの結論を明らかにできない。
評価項目3問題解決の成果を口頭発表および報告書を英語で報告できること。問題解決の成果を口頭発表および報告書を通して報告できること。問題解決の成果を口頭発表および報告書を通して報告できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 DP1 豊かな人間性の涵養 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 DP2 数学・自然科学の知識・情報処理技術の修得 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 DP3 専門知識の修得 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 DP4 課題発見力・探究心と協調性 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 DP5 地域社会への貢献 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 DP6 異文化理解とコミュニケーション能力 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本コースに関係する教員は10の専門分野に分かれており、各分野を専門とする指導教員が提示した研究テーマなどから各自が研究対象を選び、各専門分野の研究を行う。指導教員などと議論しながら、文献調査、実験・実測、数値シミュレーションなどの適切な手法を用い、論文としてまとめて提出し、その発表を行う。
授業の進め方・方法:
各分野の具体的な研究テーマは4月に提示される。
研究状況(計画性、自主性、積極性、工夫など)、卒業研究発表(概要集、発表技術、理解度)、卒業論文(構成、内容、理解度)を総合判定して評価する。平素の研究状況については指導教員のみ評価する。指導教員50%、その他の教員50%で評価して総合評価は100点満点とし、60点以上を合格とする。
注意点:
卒業研究の時間およびその他の空き時間、秋学期を充分活用する必要がある。非常勤による集中講義の関係で、授業時間割の変更がある。このことについては改めて掲示・連絡があるので注意すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 応用力学、構造力学、鋼構造、耐震工学、風工学等
2週
3週
4週 水理学、水文学、河川工学、水資源工学、港湾工学、海岸工学等
5週
6週
7週 地盤工学、基礎工学、岩盤工学、土木地質学等
8週
2ndQ
9週
10週 土木材料、コンクリートおよび鉄筋コンクリート工学等
11週
12週
13週 環境保全、環境管理、環境システム、用排水システム、廃棄物等
14週
15週
16週 建築構造、建築設備等
後期
3rdQ
1週
2週
3週 建築計画、建築生産等
4週
5週
6週 建築意匠、建築史、建築生産等
7週
8週
4thQ
9週 都市計画、土木計画等
10週
11週
12週 測量等
13週
14週 卒業研究成果報告会,講評
15週
16週 論文提出,審査

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

論文報告発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合603010000100
基礎的能力105000015
専門的能力40251000075
分野横断的能力100000010