概要:
「夏学期週2時間」
機械部品,建造物,建築物等の図示法を理解することは,技術者に要求される必要不可欠な要素である.本講義では,製図規格,関連規格を正しく理解し,基礎的な製図能力,読図能力を身につけることを目標とする.
授業の進め方・方法:
製図の一般的な規則を学んだ上で、建築製図の基礎的な表現や図面のルールを学ぶ。①立体の表現、②建築の基本図(配置図・平面図・立面図・断面図)を作図することを通し建築製図の基礎を習得する。各テーマにおいては、課題の説明を行ったうえで、作図に取り組む。
注意点:
平行定規(学校備付け)を使い図面を作成するため、指定の製図道具を準備すること。作図の際は、早さ・正確さ・要領のよさが求められる。図面は書き手以外の様々な人にも理解してもらう必要があるため、毎回丁寧に心を込めて作図を行うこと。備付けの平行定規を丁寧に扱い、使用した机や教室の後片付けも忘れないこと。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 製図 | 線と文字の種類を説明できる。 | 3 | 前2,前15 |
平面図形と投影図の描き方について、説明できる。 | 3 | 前5,前6,前7,前8,前10,前15 |
図の配置、尺度、表題欄、寸法と寸法線の規約について、説明できる。 | 3 | 前1,前15 |
建築系分野 | 設計・製図 | 製図用具の特性を理解し、使用できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
線の描き分け(3種類程度)ができる。 | 3 | 前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
文字・寸法の記入を理解し、実践できる。 | 1 | 前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
建築の各種図面の意味を理解し、描けること。 | 1 | 前1,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
図面の種類別の各種図の配置を理解している。 | 1 | 前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。 | 1 | 前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。 | 3 | 前5,前6,前7,前8,前15 |