到達目標
平面と空間のベクトルを理解して、和、差、実数倍の演算に習熟していること。
直線について、ベクトル方程式、媒介変数表示、方程式の、3通りの表現方法を理解していること。
ベクトルを力学などへ応用することができること。
内積の定義を理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 平面と空間のベクトルを理解し、いろいろな計算をすることが出来る.
| 平面と空間のベクトルを理解している. | 平面と空間のベクトルを理解していない. |
評価項目2 | 直線についてベクトル方程式、媒介変数表示、方程式の3通りの方法で表現できる. | 直線について、ベクトル方程式、媒介変数表示、方程式のうち、少なくとも1つの方法で表現できる. | 直線についての表現方法を理解していない. |
評価項目3 | 内積の定義を理解し、計算をすることができる. | 内積の定義を理解している. | 内積の定義がわからない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
線形代数は微分積分学と並び、数学を学んでいくための基礎科目である。
本講義では、平面や空間におけるベクトルについての基本を学ぶ。
内積の入っていないR^2とR^3において、ベクトルの和,差,実数倍について熟知
することを目指す。【開講学期】春学期週2時間
授業の進め方・方法:
教科書の内容にそって基本事項を解説し、授業中に多くの練習問題を解いていく。
教科書を中心に講義をするが、問題集も適時使う。
理解度を確認するため,授業時間到達度試験80%、小テスト・演習など20%として評価を行い、総合評価は100点満点として、60点以上を合格とする。
答案は採点後返却し、達成度を伝達する。に小テストを行う。適宜、課題の提出も課す。
注意点:
自分で考え、計算することが最も大事なことである。授業中の演習の際には、他人の答を写さず、自分で解くことが
最も重要である。疑問点などがあった場合は、オフィスアワーを活用して担当教員などに質問に行くこと。小テストと
定期試験の答案は採点して返却するので、各自で到達度を確認すること。また、本科目は学修単位であるので授業1時間に対して2時間の自学自習が求められる。自学自習の成果は提出物、授業中の課題、および小テスト、到達度試験にて評価する。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
平面と空間のベクトル |
ベクトルについて理解出来ている
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2週 |
位置ベクトル |
位置ベクトルについて理解し、活用できる
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3週 |
座標と2点間の距離 |
2点間の距離を求めることができる
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4週 |
ベクトルの成分表示 |
ベクトルの成分表示を理解し、活用することができる
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5週 |
直線の方向ベクトル |
直線から方向ベクトルを求めることができる。また,方向ベクトルから直線を求めることができる
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6週 |
まとめ、演習 |
ベクトルに関する演習問題を通して理解をより深めることができる
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7週 |
ベクトルの内積 |
ベクトルの内積について理解し、求めることができる
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8週 |
到達度試験 (答案返却とまとめ) |
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2ndQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |