概要:
国語総合Ⅰは、基礎的な現代文の読解と古典(古文・漢文)読解のための基本を身に付ける科目である。2時間続きの授業の前半は現代文、後半は古典の授業を行う。また、現代文は論理的な文章と文学的な文章を交互に読み、古典は前期が古文、後期が漢文という配分で、それぞれバランスのとれた教材を読んでゆく。これらの読解を通して、言葉や表現の方法を学び、豊かな人間性と幅広い視野を獲得できるようになろう。
授業の進め方・方法:
論理的文章の読解には「縮め読み」(大事な箇所を見つける読み方)、文学的文章の読解には「拡げ読み」(人
物の言動や情景の奥まで読む読み方)が有効であり、それを意識して読んでほしい。古典については、現代語に置き換えることによって内容の面白さも理解できるので、手間がかかるが口語訳という作業を着実にこなしてもらいたい。また、すぐれた文章表現に目を向けて、その表現や技法を自分の表現活動に利用する姿勢をもつことも大事である。国語力はむしろ普段の生活の中で養われる。日頃から新聞や本を読むように心掛け、言葉や漢字に対して関心を持つようにしてほしい。それと、日記を書くことは文章を書く力をつけるだけではなく、観察眼や洞察力を養い、人間としての成長を促す糧にもなるので、書くことを強く勧めたい
注意点:
提出物は期限を守り、丁寧に仕上げること。また、授業への参加姿勢に問題がある場合には、減点の対象となるので注意すること。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
学習目標や方法・評価などを理解できる。
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2週 |
随想―機械を捨て、まちへ出よう 児のそら寝 |
人間と機械の記憶がどう異なるのか理解できる。 歴史的仮名遣いおよび古語と現代語の違いについて理解できる。
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3週 |
随想―機械を捨て、まちへ出よう 児のそら寝 |
人間と機械の記憶がどう異なるのか理解できる。 歴史的仮名遣いおよび古語と現代語の違いについて理解できる。
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4週 |
小説―羅生門 絵仏師良秀 竹取物語 |
小説の舞台設定や登場人物の心理と行動の変化を把握することができる。 文中の省略語を補って現代語訳できる。 物語に描かれた平安時代の人々の生活・ものの見方・感じ方を理解できる。
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5週 |
小説―羅生門 絵仏師良秀 竹取物語 |
小説の舞台設定や登場人物の心理と行動の変化を把握することができる。 文中の省略語を補って現代語訳できる。 物語に描かれた平安時代の人々の生活・ものの見方・感じ方を理解できる。
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6週 |
小説―羅生門 絵仏師良秀 竹取物語 |
小説の舞台設定や登場人物の心理と行動の変化を把握することができる。 文中の省略語を補って現代語訳できる。 物語に描かれた平安時代の人々の生活・ものの見方・感じ方を理解できる。
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7週 |
小説―羅生門 絵仏師良秀 竹取物語 |
小説の舞台設定や登場人物の心理と行動の変化を把握することができる。 文中の省略語を補って現代語訳できる。 物語に描かれた平安時代の人々の生活・ものの見方・感じ方を理解できる。
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
評論―水の東西 伊勢物語 |
水に対する捉え方の比較を通して、日本と西洋の自然観の相違を理解できる。 物語の内容を把握し、和歌に託された人物の心情を読みとることができる。
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10週 |
評論―水の東西 伊勢物語 |
水に対する捉え方の比較を通して、日本と西洋の自然観の相違を理解できる。 物語の内容を把握し、和歌に託された人物の心情を読みとることができる。
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11週 |
評論―水の東西 伊勢物語 |
水に対する捉え方の比較を通して、日本と西洋の自然観の相違を理解できる。 物語の内容を把握し、和歌に託された人物の心情を読みとることができる。
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12週 |
小説―清兵衛と瓢箪 平家物語 |
事件の展開と対比的な人物設定の意味を理解し、ものの価値について考えることができる。 平安時代末期の武人の生き様と軍記物語の特色を理解できる。
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13週 |
小説―清兵衛と瓢箪 平家物語 |
事件の展開と対比的な人物設定の意味を理解し、ものの価値について考えることができる。 平安時代末期の武人の生き様と軍記物語の特色を理解できる。
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14週 |
小説―清兵衛と瓢箪 平家物語 |
事件の展開と対比的な人物設定の意味を理解し、ものの価値について考えることができる。 平安時代末期の武人の生き様と軍記物語の特色を理解できる。
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15週 |
前期期末試験 |
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16週 |
試験答案返却・解答解説 |
・間違った問題の正答を求めることができる
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後期 |
3rdQ |
1週 |
評論―動的平衡 訓読のきまり |
生命がサスティナブルなシステムであるという筆者の論旨を理解することができる。 日本語と漢文の構造の違いを理解し、漢文訓読の基本を身に付けることができる。
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2週 |
評論―動的平衡 訓読のきまり |
生命がサスティナブルなシステムであるという筆者の論旨を理解することができる。 日本語と漢文の構造の違いを理解し、漢文訓読の基本を身に付けることができる。
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3週 |
評論―動的平衡 訓読のきまり |
生命がサスティナブルなシステムであるという筆者の論旨を理解することができる。 日本語と漢文の構造の違いを理解し、漢文訓読の基本を身に付けることができる。
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4週 |
評論―動的平衡 訓読のきまり |
生命がサスティナブルなシステムであるという筆者の論旨を理解することができる。 日本語と漢文の構造の違いを理解し、漢文訓読の基本を身に付けることができる。
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5週 |
詩・短歌 故事 |
詩歌の鑑賞のポイントを理解し、想像力や感受性を豊かにすることができる。 訓読の方法に馴れるとともに、各故事の由来を理解することができる。
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6週 |
詩・短歌 故事 |
詩歌の鑑賞のポイントを理解し、想像力や感受性を豊かにすることができる。 訓読の方法に馴れるとともに、各故事の由来を理解することができる。
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7週 |
詩・短歌 故事 |
詩歌の鑑賞のポイントを理解し、想像力や感受性を豊かにすることができる。 訓読の方法に馴れるとともに、各故事の由来を理解することができる。
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
評論―情報が世界を動かす 唐詩 |
メディアの種類と役割について理解し、情報の力がもたらす問題点を理解することができる。 唐詩の種類・修辞を理解し、それぞれの詩に描かれた情景・心情を読みとることができる。
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10週 |
評論―情報が世界を動かす 唐詩 |
メディアの種類と役割について理解し、情報の力がもたらす問題点を理解することができる。 唐詩の種類・修辞を理解し、それぞれの詩に描かれた情景・心情を読みとることができる。
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11週 |
評論―情報が世界を動かす 唐詩 |
メディアの種類と役割について理解し、情報の力がもたらす問題点を理解することができる。 唐詩の種類・修辞を理解し、それぞれの詩に描かれた情景・心情を読みとることができる。
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12週 |
小説―とんがり焼の盛衰 論語 |
象徴的な表現が意味するものを想像し、自分の問題として考えることができる。 論理の展開の仕方と巧みな表現を理解し、孔子のものの考え方を理解することができる。
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13週 |
小説―とんがり焼の盛衰 論語 |
象徴的な表現が意味するものを想像し、自分の問題として考えることができる。 論理の展開の仕方と巧みな表現を理解し、孔子のものの考え方を理解することができる。
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14週 |
小説―とんがり焼の盛衰 論語 |
象徴的な表現が意味するものを想像し、自分の問題として考えることができる。 論理の展開の仕方と巧みな表現を理解し、孔子のものの考え方を理解することができる。
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15週 |
学年末試験 |
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16週 |
試験答案返却・解答解説 |
・間違った問題の正答を求めることができる
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 代表的な古文・漢文を読み、言葉や表現方法の特徴をふまえて人物・情景などを理解し、人間・社会・自然などについて考えを深めたり広げたりすることができる。 | 2 | |
古文・漢文について、音読・朗読もしくは暗唱することにより、特有のリズムや韻などを味わうことができる。 | 2 | |
代表的な古文・漢文について、日本文学史および中国文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。また、それらに親しもうとすることができる。 | 2 | |
教材として取り上げた作品について、用いられている言葉の現代の言葉とのつながりや、時代背景などに関する古文・漢文の基礎的知識を習得できる。 | 2 | |
論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。 | 2 | |
代表的な文学作品を読み、人物・情景・心情の描写ならびに描写意図などを理解して味わうとともに、その効果について説明できる。 | 2 | |
文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。 | 2 | |
文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。また、代表的な文学作品について、日本文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。 | 2 | |
鑑賞にもとづく批評的な文章の執筆や文学的な文章(詩歌、小説など)の創作をとおして、感受性を培うことができる。 | 2 | |
読書習慣の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得して自らの表現の向上に生かすことができる。 | 2 | |
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。 | 2 | |