世界史

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 世界史
科目番号 0002 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 高校世界史A
担当教員 中村 和之

到達目標

1. 歴史上の人物について、地図や年表を用いてそれぞれの特徴を説明できる。
2. 諸国の文化について、地図や年表用いてそれぞれの特徴を説明できる。
3. 国際関係について、地図や年表を用いてそれぞれの特徴を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1世界史の重要な用語に関して、高度な専門用語を理解し、年表・地図を用いて特徴を明快に説明することができる。世界史の重要な用語を理解し、年表・地図を用いて特徴を大まかに説明することができる。居眠りや内職、携帯電話を見るなど授業に集中しないまたは提出物を期日までに提出しない
評価項目2文化圏の成り立ちに関して、高度な専門用語を理解し、年表・地図を用いて特徴を明快に説明することができる。文化圏の成り立ちに関して、基礎的な用語を理解し、年表・地図を用いて特徴を大まかに説明することができる。居眠りや内職、携帯電話を見るなど授業に集中しないまたは提出物を期日までに提出しない。
評価項目3国際関係や国際協力問題に関して、高度な専門用語を理解し、年表・地図を用いて特徴を明快に説明することができる。国際関係や国際協力問題の基礎的な用語を理解し、年表・地図を用いて特徴を大まかに説明することができる。居眠りや内職、携帯電話を見るなど授業に集中しないまたは提出物を期日までに提出しない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
世界史は人文・科学的視点から人間・社会・文化について多面的に理解するための科目である。歴史上の人物や諸国の文化、国際関係などについて、地図や年表を用いてアプローチする。そして、世界の空間的な広がりを実感し、歴史的な事象を地図や年表を用いて説明できるようになろう。
授業の進め方・方法:
今日、わが国を取り巻く状況が大きく変化していることを実感できているだろうか。世界で活躍する技術者には世界史の知識が必要不可欠であり、本授業内容の完全理解と自学自習への積極的な取り組みが求められる。授業前日までに予習し、授業日に復習することが望ましい。ワークノート・問題集での予習復習や市販の問題集に進んで取り組むこと。
注意点:
◎本授業では授業中の居眠り,携帯電話の使用等について3点/回の減点を行うので,十分に注意すること。
◎写しと判断したレポート等の提出物は誰がオリジナルであろうともすべて0点とするので十分に注意すること。
※本授業で扱う内容は、すべて高専卒業生として当然の知識として期待されるコアであることを留意してほしい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
啓蒙とアメリカ独立
・世界史での学習内容・学習方法を理解する。
2週 フランス革命
3週 イギリス産業革命
4週 1848革命とイギリス・フランス
5週 アメリカ合衆国の発展とカナダ
6週 南アジア・東南アジアの植民地化
7週 東アジアの近代化の試み
8週 中間試験 ・問題を解き、間違った問題の正答を求めることができる。
2ndQ
9週 世界分割と一体化の進展
10週 帝国主義の国際対立
11週 日露戦争と韓国併合・辛亥革命
12週 第一世界大戦
13週 ロシア革命
14週 ヴェルサイユ体制とワシントン体制
15週 世界恐慌・ファシズムの台頭
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地歴産業活動(農牧業、水産業、鉱工業、商業・サービス業等)などの人間活動の歴史的発展過程または現在の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解できる。2
人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、地理的または歴史的観観点から理解できる。2
社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて理解できる。2
日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的または地理的観点から理解できる。2
国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、地理的または歴史的観点から理解できる。2
文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。2
公民哲学者の思想に触れ、人間とはどのような存在と考えられてきたかについて理解できる。2
諸思想や諸宗教において、自分が人としていかに生きるべきと考えられてきたかについて理解できる。2
諸思想や諸宗教において、好ましい社会と人間のかかわり方についてどのように考えられてきたかを理解できる。2
民主政治の基本的原理、日本国憲法の成り立ちやその特性について理解できる。2
資本主義経済の特質や財政・金融などの機能、経済面での政府の役割について理解できる。2
現代社会の政治的・経済的諸課題、および公正な社会の実現に向けた現在までの取り組みについて理解できる。2
地歴・公民現代科学の考え方や科学技術の特質、科学技術が社会や自然環境に与える影響について理解できる。2
社会や自然環境に調和し、人類にとって必要な科学技術のあり方についての様々な考え方について理解できる。2
今日の国際的な政治・経済の仕組みや、国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解できる。2
環境問題、資源・エネルギー問題、南北問題、人口・食糧問題といった地球的諸課題とその背景について理解できる。2
国際平和・国際協力の推進、地球的諸課題の解決に向けた現在までの取り組みついて理解できる。2

評価割合

試験レポートワークノート態度ポートフォリオ提出物期限合計
総合評価割合502020055100
基礎的能力40102005580
専門的能力0000000
分野横断的能力1010000020