到達目標
本校が主催する各種活動において「工学・技術成果の還元を通した地域貢献」という役割や意義を十分に理解した上で,高専生として誇りをもって活動ができる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 工学・技術分野の成果還元による地域貢献の意義や重要性をよく理解して活動することができる. | 地域貢献として,自らの成果を様々な活動で伝えることができる. | 左記ができない |
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学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
科学技術分野の成果を広く国民に還元することは技術者・研究者の重要な使命である.とりわけ,本校は道南地域産業とも密着して発展を目指してきており,さまざまな研究成果や技術者育成に貢献することも本校の重要な目的の一つである.本科目は科学技術成果の発表・展示や,公開講座・出前授業などによる講師・講師補助を通してそのような「工学・技術による地域貢献」を体験し,技術者・科学者の使命を再確認していくことを目的とし,そのための活動を実践することを到達レベルとする.
授業の進め方・方法:
・本講義における地域貢献とは科学技術分野における成果の還元,次世代技術者のための理科分野への興味啓蒙活動をさす.「ボランティア活動」で定義される活動とは異なるので,どの活動がどちらの科目に相当するのか注意すること.
・地域貢献活動にあたっては,地域貢献の役割や意義を十分に理解した上で,高専生として誇りある活動を常に心がけ,その行動や言動に責任を持ち,礼節を守ること.また,活動にあたっては,安全面及び心身の健康状態に十分に注意して臨むこと.
注意点:
・所定の「地域貢献活動報告書」および「地域貢献活動証明書」またはそれに替わる書類で30時間以上の活動を行ったことを確認することにより,活動に必要とする基本的な「態度・志向性(人間力)」の主体性,責任感,チームワーク,倫理観を達成したと評価する(知識の理解レベル).
なお,前年度において対象となる地域貢献活動に参加した学生については,その活動時間(30時間に満たない時間)を本年度の活動時間に合算した上で,累計活動時間として確認を受けることができることとする.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
履修願の提出 |
履修を希望する場合は,「地域貢献活動履修願」を担当教員に提出すること
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2週 |
事前の学習活動 |
担当教員による指導や関係文献による学習等により,地域貢献の果たす役割や意義について事前に十分に理解しておくこと
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3週 |
活動届の提出 |
指定書式の「地域貢献活動届」を事前に担当教員に提出すること 【対象となる地域貢献活動】 ①アカデミックリンク,一日体験入学会や学校見学会における学生自らの成果の発表や来場者への工学・技術分野の啓蒙活動 ②公開講座,出前授業などにおける工学・技術分野の啓蒙活動,学術成果の還元活動の補助 ③その他,教務委員会が地域貢献活動にふさわしいと認めた活動.教務委員会への承認は担当教員が行う事とする.また,謝金等が発生する場合には活動時間とは認められない.
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4週 |
活動の実施 |
心身の健康状態に十分に気を付けた上で,高専生として誇りある活動を常に心がけ,行動や言動に責任を持ち,礼節を守って活動を行うこと. また,活動中に事故があった場合等,不測の事態に際しては速やかに学校へ連絡すること
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5週 |
活動証明書の作成 |
所定の「活動証明書」に活動した日時及び活動内容を記入し,受入機関の担当者に内容の確認及び証明を依頼すること
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6週 |
活動証明書の提出 |
活動終了後速やかに,所定の「活動報告書」を作成し,上記の「活動証明書」と一緒に担当教員に提出すること
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7週 |
活動報告書の提出 |
活動終了後速やかに,所定の「活動報告書」を作成し,上記の「活動証明書」と一緒に担当教員に提出すること.
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8週 |
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2ndQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 2 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7 |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 2 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7 |
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。 | 2 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7 |
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。 | 2 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |