海外研修Ⅰ

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 海外研修Ⅰ
科目番号 0021 科目区分 一般 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産システム工学科 対象学年 1
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 国語便覧(大修館書店)※1年次に購入済み、補助教材としてプライム常用国語 (第一学習社)、袋が冊子になったクリアファイル(ポートフォリオ用)※必ず購入
担当教員 浜 克己

到達目標

① 自分の考えや意見を述べるために情報やデータを集めたり、他者と議論したりできる。
② 自分の考えや意見を公共の場で説得的に述べることができる。
③ 漢字や語彙、敬語など社会的なコミュニケーションに必要な日本語を運用できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 図書館や新聞、インターネットなどで集めた情報を分析し、他者と議論し、自分の意見をまとめられる。図書館や新聞、インターネットなどを用いて必要な情報にアクセスし、情報を集めて分析できる。居眠りや内職、携帯電話を見るなど授業に集中しないまたは提出物を期日までに提出しない。
評価項目2資料やデータに基づき、他者の意見を取り入れたり批判したりしつつ、説得的にパブリックスピーキングを展開できる。公共の場において、適切な表現を用いて自分の考えや意見を述べることができる。(パブリックスピーキングができる。)居眠りや内職、携帯電話を見るなど授業に集中しないまたは提出物を期日までに提出しない。
評価項目3課題のワークを期日までに全て終了して提出し、定期テストで80点以上得点し、習得した内容を実際のコミュニケーションに応用できる。課題のワークを期日までに全て終了して提出し、定期テストで60点以上得点できる。居眠りや内職、携帯電話を見るなど授業に集中しないまたは提出物を期日までに提出しない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
①対話や収集した情報・データ(根拠)を理解・分析し、演繹・帰納などによって論拠(根拠と主張・
結論をつなぐもの)を明らかにし、自分の意見や考えを効果的に伝えることができる。
②パブリックスピーキング(公共の場での発言・発表・対話)を説得的に展開できる。
③上記の形式に習熟し、合意形成へ向けた口頭コミュニケーション能力を獲得する。
④日本語を広く習得し、適切に用いて社会的コミュニケーションに応用できる。
授業の進め方・方法:
各単元のコミュニケーション課題を個人またはグループで取り組み、発表する。口頭発表過程で製作する紙ベースの成果物は提出して点検を受け、ポートフォリオに整理する。また副教材のワークは定期試験で評価し、また最後にはポートフォリオとして提出する。
注意点:
① グループ活動における作業過程・発表はグループ全体責任であり、評価もまた同様とする。ただし、グループ内に著しく非協力的な個人がいる場合は個別に減点対象とすることもあり得る。また、逆にビブリオバトルなどの競争的発表における代表者、グループリーダーなどで積極的役割を果たしたものは高く評価する。
② 原稿用ファイルなど、紙の各種ドキュメント(授業中に配布したプリントや自分やグループで作った文書作品)を保管するA4クリアファイル1冊を必ず用意すること(最初の授業で改めて指示する)。これらはポートフォリオ(書類入れ)として、自己の学習成果の確認に用いるとともに、自分の成績の証明となる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
群読
・授業の進め方、評価の仕方などが理解できる。
・グループで自己紹介し、お互いを知ることができる。
2週 群読① ・群読について理解し、グループで練習できる。
3週 群読② ・練習の成果を披露できる。
4週 ビブリオバトル ・自分の選んだ本について口頭で紹介できる。
5週 ブックレビューを作る① ・4週の授業で紹介した本についてのレビューを書ける。
6週 ブックレビューを作る② ・ブックレビュー評価に基づき他者と交流できる。
7週 ブックレビューを作る③ ・読んだ本についての交流をもっと深められる。
8週 中間試験 これまでの授業、ワークの内容を理解できる。
2ndQ
9週 インタビュー・プレゼンテーション① ・インタビュー・プレゼンの概要を理解できる。
10週 インタビュー・プレゼンテーション② ・インタビュー対象への取材内容を整理できる。
11週 インタビュー・プレゼンテーション③ ・インタビューの内容についてまとめられる。
12週 インタビュー・プレゼンテーション④ ・適切なメディア・表現で報告できる。
13週 インタビュー・プレゼンテーション⑤ ・適切なメディア・表現で報告できる。
14週 インタビュー・プレゼンテーション⑥ ・適切なメディア・表現で報告できる。
15週 なし なし
16週 ポートフォリオ回収・学習成果確認 自分の学習成果をポートフォリオで確認できる。
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表成果品レポートポートフォリオその他合計
総合評価割合40301010100100
基礎的能力40301010100100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000