概要:
電気磁気学は電気・電子工学の基礎として位置づけられている重要な科目である。電気磁気学Iでは、電界、電位、静電容量、誘電率、分極、電束密度、電流、抵抗、起電力について説明し、諸量間の相互関係を把握し、それらを求めるための数学的表現法と計算の仕方について学習する。
授業の進め方・方法:
○事前の準備 : 中学校で履修した理科ならびに第1学年の工学リテラシー科目(電気電子コース)、第2学年前期の電気磁気学基礎について、十分に復習した上で授業に臨むこと。
◎授業中の居眠り、授業担当者が必要と認めた場合以外のスマートデバイスの使用については、最終成績から3点/回の減点を行うので、十分に注意すること。
注意点:
○学習上の留意点および助言:
・公式や解法の暗記に偏ることなく、概念(イメージ)を持つように努力する事を心がけること。
・必ず問題を解く復習をし、問題を解く能力を修得するとともに、理解度を自己チェックすること。
・上学年の授業との関係に留意し、目的意識を持って学習すること。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 工作 | 鋳物の作り方、鋳型の要件、構造および種類を説明できる。 | 4 | |
精密鋳造法、ダイカスト法およびその他の鋳造法における鋳物の作り方を説明できる。 | 4 | |
鋳物の欠陥について説明できる。 | 4 | |
溶接法を分類できる。 | 4 | |
ガス溶接の接合方法とその特徴、ガスとガス溶接装置、ガス溶接棒とフラックスを説明できる。 | 4 | |
アーク溶接の接合方法とその特徴、アーク溶接の種類、アーク溶接棒を説明できる。 | 4 | |
サブマージアーク溶接、イナートガスアーク溶接、炭酸ガスアーク溶接で用いられる装置と溶接のしくみを説明できる。 | 4 | |
塑性加工の各加工法の特徴を説明できる。 | 4 | |
降伏、加工硬化、降伏条件式、相当応力、及び体積一定則の塑性力学の基本概念が説明できる。 | 4 | |
平行平板の平面ひずみ圧縮を初等解析法により解くことができる。 | 4 | |
軸対称の圧縮を初等解析法により解くことができる。 | 4 | |
切削加工の原理、切削工具、工作機械の運動を説明できる。 | 4 | |
バイトの種類と各部の名称、旋盤の種類と構造を説明できる。 | 4 | |
フライスの種類と各部の名称、フライス盤の種類と構造を説明できる。 | 4 | |
ドリルの種類と各部の名称、ボール盤の種類と構造を説明できる。 | 4 | |
切削工具材料の条件と種類を説明できる。 | 4 | |
切削速度、送り量、切込みなどの切削条件を選定できる。 | 4 | |
切削のしくみと切りくずの形態、切削による熱の発生、構成刃先を説明できる。 | 4 | |
研削加工の原理、円筒研削と平面研削の研削方式を説明できる。 | 4 | |
砥石の三要素、構成、選定、修正のしかたを説明できる。 | 4 | |
ホーニング、超仕上げ、ラッピングなどの研削加工を説明できる。 | 4 | |