総合英語ⅢA

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 総合英語ⅢA
科目番号 0060 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産システム工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 センゲージラーニング Primary Trainer for the TOEIC L&R TEST 旺文社 TOEICテスト英単語・熟語マスタリー2000 4訂版 新形式問題対応 南雲堂 A Shorter Course in Toeic Test Grammar
担当教員 高橋 眞規子

到達目標

1. 中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、慣用句など1200語程度の語彙を定着させると共に専門教育の科学技術英語を含む400語程度の語彙を新たに習得する。
2. 中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。
3.実生活に役立つ日常生活や身近な話題や説明などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。
4.平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。           
5.TOEIC300点程度の語彙を習得し、活用できる。                   
6.TOEIC形式の問題に慣れ、TOEIC IP テストで自己の運用能力を測ることができる。                        

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英語の基礎的な語彙、慣用句・技術英語1600語の70%以上の単熟語,英文を理解し運用できる。英語の基礎的な語彙、慣用句・技術英語1600語のほぼ60%の単熟語、英文を理解しており、大まかに運用ができる。英語の基礎的な語彙、慣用句・科学技術英語1600語の英単語、英文の理解が50%未満であり、運用することができない。
評価項目2高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を70%以上理解し運用できる高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を60%程度理解し運用できる高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文の理解が50%未満であり、運用できない。
評価項目3英文を毎分100語程度以上の速度で読んだり、聞き手にわかるように音読できる。英文をおおよそ毎分80語程度の速度で読んだり、聞き手にわかるように音読できる。英文をおおよそ毎分80語程度の速度で読んだり、聞いたりして理解することができない。
評価項目4平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。身の回りのことを書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。身の回りの出来事を平易な英語で書かれた文章で読んでも、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができない。
評価項目5TOEIC300点程度以上の語彙を習得し、活用できる。TOEIC300点程度の語彙を習得し、活用できる。TOEIC300点程度の語彙が未習得で、活用できない。
評価項目6TOEIC形式の問題に充分慣れ、TOEIC IP テストで自己の運用能力を遺憾なく発揮し、高得点を取れる。TOEIC形式の問題に慣れ、TOEIC IP テストで自己の運用能力を測ることができる。TOEIC形式の問題練習が不十分で、TOEIC IP テストで自己の運用能力を測ることができない。

学科の到達目標項目との関係

函館高専教育目標 E 説明 閉じる

教育方法等

概要:
総合英語ⅢAでは、国際社会に対応できる初歩的な英語運用を身につける。国際社会に対応する技術者となるため日常生活や身近な話題のほかに、仕事に必要となる英語表現などを学ぶ。自己の英語運用能力に関して各自目標設定をし、学期末のTOEIC IPテスト受験によって英語学習の進捗度を測り、各自の自己到達度チェックをはかってゆく。TOEICテストの演習形式もとり入れながら、英語の基本的な表現・文法を学ぶほか、初歩的なビジネス英語も表現にも慣れ親しむようにする。
授業の進め方・方法:
本講義の内容は、TOEIC問題の演習をもとに、①英単語、熟語の修得 ②基礎的な英文法の復習 ③英文速読理解 ④国際社会で活躍する技術者として十分な英語の聴解力を養成するため、特に以下の項目に重点を置く。
1. 語彙:1600語以上の英語を理解し、TOEIC350点程度の基本的英語語彙の定着をはかるため、TOEIC用の単語集を用いて語彙小テストを実施する。
2. TOEICのリーディングの問題を使用して英文をリピーティング、シャドウイング等の手法を使いながら毎分80語以上で速読できるようにする。
3. TOEIC問題の演習を通じて既習の文法の復習や日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。
注意点:
授業中の居眠り、授業に関係ない行動(PCやモバイル機器の指示以外の操作、漫画読み、内職など)は減点の対象とする。また、課題や提出物の未提出、提出遅れも減点対象となる。
関連する科目:総合英語Ⅰ、Ⅱ、英語コミュニケーションⅠ、Ⅱ
※この講義内容は全てコアカリキュラムの内容に基づいている

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Introduction: Lesson guidance Pre-Test実施
Pre-Testで現在の自分の英語運用能力をTOEICテスト形式で知ることができる。
2週 Unit1&2 TOEIC テストの全体像を知ることができる・人物の動作に注目することができる。
3週 Unit3 疑問詞を聞き取ることができる。
4週 Unit4 物の位置、状態を表す表現を身に着けることができる。
5週 Unit5 話がかみ合う応答を選ぶことができる。
6週 Unit6 設問を先読みすることができる。
7週 Unit7 文脈を意識することができる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 Unit8 動名詞と不定詞を理解することができる。
10週 Unit9 手紙の特徴を理解することができる。
11週 Unit10 代名詞を理解することができる。
12週 Unit11 意図問題を攻略することができる。
13週 Unit12 複数パッセージを攻略することができる。
14週 Post-Test実施 TOEICテスト受験の対策を練ることができる。
15週 前期期末試験
16週 Test correction 間違いを理解し、これからのTOEICテスト受験への勉強方法を模索することができる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3

評価割合

試験小テスト相互評価態度課題TOEIC 合計
総合評価割合5020002010100
基礎的能力5020002010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000