到達目標
1.地域貢献の意義を理解できる。
2.「社会における自分」について理解できる。
3.テーマについて、自らの考えを適切にまとめることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 地域貢献の意義を理解し、積極的に活動できる。 | 地域貢献の意義を理解できる。 | 地域貢献の意義を理解できない。 |
評価項目2 | 社会における自分を自覚し、積極的に活動できる。 | 社会における自分の役割・存在を理解できる。 | 「社会における自分」について理解できない。 |
評価項目3 | テーマについて、自らの考えを適切にまとめ、発表できる。 | テーマについて、自らの考えを適切にまとめることができる。 | テーマについて、自らの考えを適切にまとめることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
函館高専教育目標 A
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函館高専教育目標 D
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函館高専教育目標 E
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教育方法等
概要:
この科目では、高専生として調和のとれた育成を目指すため、3年生であるということを十分考慮し、地域や社会に生きる自己を自覚し、それを踏まえて健全な生活や望ましい集団人間関係を築き、適切な将来像を抱きながら、人間としての在り方生き方について自覚し、主体的実践的な行動をすることができることを目標とする。
授業の進め方・方法:
グループ討議、発表、教員による講話
本講義は、各学年で設定される「コミュニケーション科目」の一つで、みなさんが函館高専の学生として健全に成長することを目標としている。特に3年次では、1~2年次の内容を踏まえ、「自己と社会(地域・世界)」をキーワードにしながら、「地域貢献」と「社会における自分」についての認識を深め、視野を広げることにより、「社会に向かって成長しようとする青年」としてのみなさんを支えることが基本方針である。グループとしての活動では、積極的で主体的に考え、発言し、悩んでもらいたい。
注意点:
評価について、英語や数学などの一般教養科目と異なり、「知識を得た」ことを評価の対象としない。ワークショップや発表における姿勢やそのまとめとしてのレポート、および自己実現目標の設定とその自己評価でもって評価とする。前向きに取り組む姿勢であればあるほど、それに報いたいと考える(評価:その他)。
なお、この科目では、学校に関わるイベントへの補助参加等を単位認定に必要な要素として考えている。(「地域貢献活動報告書」の提出を義務づける。詳細は講義で。)
また、年度末に開催される「合同企業説明会」への参加も単位認定に必要な要素とする。(参加証明の提出を義務づける。詳細は講義で。)
すでに述べたとおり、本講義には積極的に参加してもらいたい。従って、授業中に本講義と関係の無い取り組みをしていたり、不要の物を操作していたりした場合は、「意欲無し」と見なし、相応の減点措置となることを覚悟されたい。加えて、そのような姿勢であれば、将来に向けて必ずや失点となるであろうことを指摘しておく。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス、1年間の自己実現目標設定 |
本講義の概要を理解し、3年次残り半年間の目標を設定できる。
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2週 |
「地域貢献」とは何か(担当教員による講義) |
講師の話しを聞き、自らの役に立てることができる。
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3週 |
「地域貢献」グループ討議(函館高専生にできる地域貢献は何か、どのような準備が必要か) |
グループ討議に積極的に参加し、自身のコミュニケーション能力を高めることができる。
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4週 |
「地域貢献」各グループからの発表 |
深めた考えを基に、人前で適切に発表することができる。
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5週 |
「地域貢献」に関する講義 |
講師の話しを聞き、自らの役に立てることができる。
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6週 |
「地域貢献」まとめの講義 |
講師の話しを聞き、自らの役に立てることができる。
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7週 |
「地域」「社会人」に関する講演(卒業生、先輩等による講演) ※実施週の変更ありうる |
講師の話しを聞き、自らの役に立てることができる。
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8週 |
後期中間試験は実施しない。 インターンシップに備えた講演会(または合同企業説明会への出席) |
授業内容を自らの役に立てることができる。
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4thQ |
9週 |
「社会における自分」グループ討議(社会人としてのNGを考える) |
グループ討議に積極的に参加し、自身のコミュニケーション能力を高めることができる。
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10週 |
「社会における自分」講話(社会人として求められる振る舞いについて) |
講師の話しを聞き、自らの役に立てることができる。
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11週 |
「社会における自分」グループ討議(社会人としてどのような研鑽が必要か) |
グループ討議に積極的に参加し、自身のコミュニケーション能力を高めることができる。
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12週 |
「社会における自分」に関する講義 |
講師の話しを聞き、自らの役に立てることができる。
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13週 |
「社会における自分」講話(外部人材による講演を予定) |
講師の話を聞き、自らの役に立てることができる。
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14週 |
「社会における自分」まとめ、ポートフォリオチェック |
講師の話しを聞き、自らの役に立てることができる。自身の課題を整理し、見直すことができる。
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15週 |
※学年末試験は実施しない。 |
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16週 |
高専から社会に旅立つこと(卒業間近の先輩による講話) ※実施週の変更ありうる アンケート、「合同企業説明会」について |
講師の話しを聞き、自らの役に立てることができる。年度末に開催される「合同企業説明会」について興味を抱くことができる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。 | 3 | |
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。 | 3 | |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | 情報通信ネットワーク | プロトコルの概念を説明できる。 | 2 | |
プロトコルの階層化の概念や利点を説明できる。 | 3 | |
ローカルエリアネットワークの概念を説明できる。 | 3 | |
インターネットの概念を説明できる。 | 2 | |
TCP/IPの4階層について、各層の役割を説明でき、各層に関係する具体的かつ標準的な規約や技術を説明できる。 | 3 | |
ネットワークを構成するコンポーネントの基本的な設定内容について説明できる。 | 3 | |
無線通信の仕組みと規格について説明できる。 | 4 | |
有線通信の仕組みと規格について説明できる。 | 3 | |
SSH等のリモートアクセスの接続形態と仕組みについて説明できる。 | 4 | |
基本的なルーティング技術について説明できる。 | 3 | |
その他の学習内容 | コンピュータウィルスやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。 | 3 | |
コンピュータを扱っている際に遭遇しうる脅威に対する対策例について説明できる。 | 3 | |
基本的な暗号化技術について説明できる。 | 3 | |
基本的なアクセス制御技術について説明できる。 | 3 | |
マルウェアやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 課題 | 発表 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 80 | 10 | 0 | 10 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 50 | 0 | 0 | 10 | 0 | 60 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 30 | 10 | 0 | 0 | 0 | 40 |