Global English Ⅱ

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 Global English Ⅱ
科目番号 0071 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 Writing Method Standard
担当教員 臼田 悦之

到達目標

1.Global社会でも通用するように、英語で考え、自分の意見を述べ、相手を説得する基本的力を身に付けることができる。
2.各トピックのStatementについて賛成か反対かの自分の意見を英語で述べることができる。
3.Dialogueに関連したトピックについて論理的に自分の意見をまとめ、パラグラフライティングできる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1身近な話題ややや社会的な話題で100語程度の英文で自分の考えを首尾一貫した内容で正確に書くことができる。身近な話題ややや社会的な話題で100語程度の英文で自分の考えをある程度正確に書くことができる。身近な話題ややや社会的な話題で100語程度の英文で自分の考えを書くことができない。
評価項目2書いた内容に基づき、英語で相手に正確に伝えたり、スムーズに質問に答えたりすることができる。書いた内容に基づき、英語で相手に伝えたり、質問に答えたりすることが間違えながらもできる。書いた内容に基づき、英語で相手に伝えたり、質問に答えたりすることができない。
評価項目3タスク・ベースの活動でゴールを達成したり自分の英語を振り返りながら十分に向上させることができる。タスク・ベースの活動でゴールを達成したり自分の英語を振り返りながら少しでも向上させることができる。タスク・ベースの活動でゴールを達成できない。また、自分の英語を振り返ることができない。

学科の到達目標項目との関係

函館高専教育目標 E 説明 閉じる

教育方法等

概要:
身近な話題や社会的な話題に関してGlobalな視点で相手を理解したり自分の考えを英語で伝える演習を行う。他の国の文化に触れたり日本の文化について考えたりしながら、クラスメートや外国人に自分の考えを伝えたり質問に答えたりできる積極的な態度を養う。
なお授業内容は公知の情報のみに限定されている。
授業の進め方・方法:
1.積極的に英語で話そうとする姿勢が必要
2.高専2年生までの英文法・語彙は習得しているものとみなし、ある程度英語でコミュニケーションできるという前提で授業を進める
3.スピーキング活動を中心に、タスク、ロールプレイ、ディスカッション、プレゼンテーションなどを行う
4.外国人研修生にプレゼンテーションしたり、文化交流や共同作業などを行う
5.オンラインでBenchmark Testを受験し、CEFRでどのくらいの4技能での英語力があるかを確かめる
注意点:
TOEICや大学編入試験の受験対策は行わない。授業はスピーキング中心で進めるので、英語で話すことをいとわないこと。タスク、プレゼンテーション、共同作業などを行うことから、授業以外の予習、準備、共同作業が多くなり、専門科目の学習に影響が出る可能性がある。それが心配な場合はこの科目をとらないことをすすめる。また、授業中ペア・グループワークが多いので、リーダーシップのない者や、人と協力するのが苦手な者はこの科目に合わない。
本科目は学修単位(2単位)の授業であるため、履修時間は授業時間30時間と授業時間以外の学修(予習・復習、課題・テスト等のための学修)を併せて90時間である。
自学自習の成果は課題及び定期試験等によって評価する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
Self-introduction and resolution in English
タスクについて
授業の進め方、評価方法などを理解できる
簡単な自己紹介と決意を英語で言うことができる。
タスクとは何か、遂行する際の心構え、その効果などがわかる
2週 Coversation strategy 1
◆Task 1 (Information-gap)
【Strategy: Guessing】推測する表現を理解し会話中に使える
【Task】Information-gap taskを遂行できる
3週 Coversation strategy 2
◆Task 2 (Information-gap, Opinion-exchange)
◆Benchmark Test
【Strategy: Personal opinions】意見を述べる際の定型表現を会話中に使える
【Task】Information-gap taskとOpinion-exchange taskを遂行できる
【Benchmark Test】オンライン上で受験し、結果を見て振り返れる
4週 ◆Task 3 (Information-gap, Opinion-exchange)
★文化交流 1(Cultural exchange)
【Task】Information-gap taskとOpinion-exchange taskを遂行できる
【Cultural exchange】マレーシア留学生と英語で文化交流できる。高専のことを英語でプレゼンできる
5週 Coversation strategy 3
◆Task 4 (Information-gap, Opinion-exchange)
【Strategy: Breaking in】会話に割り込む方法がわかる
【Task】Information-gap taskとOpinion-exchange taskを遂行できる
6週 ◆Task 5 (Information-gap, Decision-making)
★文化交流 2(Cultural exchange)
【Task】Information-gap taskとDecision-making taskを遂行できる
【Cultural exchange】フランス人研修生と英語で文化交流できる。日本の文化を英語でプレゼンできる
7週 ◆Task 6 (Information-gap, Decision-making) 【Task】Information-gap taskとDecision-making taskを遂行できる
8週 Chat and opinion-exchange with international students 研修生と会話できる。世間話から始まり、与えられたトピックでディスカッションできる。
2ndQ
9週 ◎Role-play 1
◆Task 7 (Decision-making)
【Role-play】ロールプレイを遂行することができる
【Task】Decision-making taskを遂行できる
10週 ◎Role-play 2
◆Task 8 (Discussion)
【Role-play】ロールプレイを遂行することができる
【Task】与えられたトピックでDiscussionできる
11週 ◎Role-play 3
◆Task 9 (Balloon-debate)
★文化交流 3(Cultural exchange)
【Role-play】ロールプレイを遂行することができる
【Task】与えられたトピックで簡単なディベートができる
【Cultural exchange】台湾人研修生と英語で文化交流できる。日本の文化を英語でプレゼンできる
12週 ◆総合的英語コミュニケーション Chat GPTを活用し、英語コミュニケーションを活性化できる
13週 ◆総合的英語コミュニケーション
◆Benchmark Test 準備
Chat GPTを活用し、英語コミュニケーションを活性化できる
Benchmark Test にむけて準備できる
14週 ◆Benchmark Testと振り返り 【Benchmark Test】オンライン上で受験し、結果を見て前回と比較し今後の目標を考えられる
15週 Final Examination 60%以上の点数を取得できる。
16週 Results and reflection 解説を通じて、自分の間違った個所を理解できる。授業で学んだことを振り返り、自立的学習計画を立てられる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポートプレゼンファイルBenchmark TestEssay writingSpeaking testAttitude(態度)合計
総合評価割合301020102010100
基礎的能力301020102010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000