政治と経済

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 政治と経済
科目番号 0086 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 生産システム工学科 対象学年 4
開設期 2nd-Q 週時間数 2
教科書/教材 高等学校 新現代社会 新訂版(清水書院)
担当教員 松岡 由佳

到達目標

1. 基本的人権の中身と参政権、新しい人権について、データ等を用いてそれぞれの特徴を説明できる。
2. 国会と内閣、貿易と国際通貨制度について、データ等を用いてそれぞれの特徴を説明できる。
3. 冷戦後のリージョナリズムについて、地図やデータを用いてそれぞれの特徴を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基本的人権の中身と参政権、新しい人権に関する高度な専門用語を理解し、データ等を用いて特徴を明快に説明することができる。基本的人権の中身と参政権、新しい人権に関する基礎的な用語を理解し、データ等を用いて特徴を大まかに説明することができる。居眠りや内職、携帯電話を見るなど授業に集中しないまたは提出物を期日までに提出しない。
評価項目2国会と内閣、貿易と国際通貨制度に関する高度な専門用語を理解し、データを用いて特徴を明快に説明することができる。国会と内閣、貿易と国際通貨制度に関する基礎的な用語を理解し、データ等を用いて特徴を大まかに説明することができる。居眠りや内職、携帯電話を見るなど授業に集中しないまたは提出物を期日までに提出しない。
評価項目3冷戦後のリージョナリズムに関する高度な専門用語を理解し、データや地図を用いて特徴を明快に説明することができる。冷戦後のリージョナリズムに関する基礎的な用語を理解し、データや地図を用いて特徴を大まかに説明することができる。居眠りや内職、携帯電話を見るなど授業に集中しないまたは提出物を期日までに提出しない。

学科の到達目標項目との関係

函館高専教育目標 D 説明 閉じる

教育方法等

概要:
政治と経済は人文・社会科学的視点から人間・社会・文化について多面的に理解するための科目である。現代社会が直面する諸課題について、各種データや地図等を用いてアプローチする。そして、現代社会が直面するさまざまな問題に対して、データや地図を用いて説明できるようになろう。
授業の進め方・方法:
本授業ではおもにわが国の政治と経済について学習する。今日、日本を取り巻く国際状況が不安定化しているが、こうした国際状況も政治経済の知識なしでは説明することはできない。世界で活躍する技術者には政治経済の知識が必要不可欠であり、本授業内容の完全理解と自学自習への積極的な取り組みが求められる。授業のパワーポイントやワークシートを活用して、予習復習に自ら進んで取り組むこと。
注意点:
◎教科書等の忘れ物、授業中の居眠り、携帯電話の使用等は減点の対象となるので、十分に注意すること。
◎レポートの提出遅れや未提出は減点の対象となるので、必ず提出期限を守ること。
◎写しと判断したレポート等の提出物はすべて0点とするので、十分に注意すること。
※授業内課題やグループワークを実施することがある。ただし、新型コロナウイルスの感染状況によって、授業内容の一部を変更する場合がある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
2ndQ
9週 ガイダンス
1. 自由権的基本権の保障
・政治と経済での学習内容・学習方法を理解する。
・日本国憲法が保障する自由権的基本権を理解できる。
10週 2. 社会権的基本権の保障
3. 参政権の保障と請求権
・日本国憲法が保障する社会権的基本権を理解できる。
・日本国憲法が保障する参政権と請求権を理解できる。
11週 4. 広がる人権、新しい人権
5. 国民主権を生かす政治のしくみ
・新しい人権に対する日本国憲法の姿勢を理解できる。
・わが国の政治のしくみを理解できる。
12週 6. 国会の役割
7. 内閣の役割/行政機関と財政
・国会の役割を理解できる。
・内閣の役割と行政機関の役割を理解できる。
13週 8. 貿易と国際収支
9. 国際通貨制度と為替相場
・貿易のしくみと国際収支の意味を理解できる。
・国際通貨制度と為替相場の意味を理解できる。
14週 10. 公害の防止と環境保全
11. 冷戦後の世界とリージョナリズムの進展
・環境保全を幸福・公正・正義の観点から理解できる。
・冷戦後の国際政治・経済の実態を理解できる。
15週 期末試験 期末試験
16週 試験答案返却・解答解説 ・間違った問題の正答を求めることができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験レポート成果品ポートフォリオその他合計
総合評価割合8020000100
基礎的能力501000060
専門的能力000000
分野横断的能力301000040