心理学

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 心理学
科目番号 0215 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 生産システム工学科 対象学年 4
開設期 2nd-Q 週時間数 2
教科書/教材 園田由紀「MBTIタイプ入門(第6版)」(JPP)
担当教員 酒井 渉

到達目標

1.人間の多様性を理解できるようになる。
2.自己理解、他者理解を深める。
3.コミュニケーション、キャリア、ストレス対処等について理解する。
4.上記の理解を、今後の実生活に活かしていけるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安 標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1人間の多様性を深く理解し、自他を尊重できるようになる。人間の多様性について、ある程度の理解ができる。人間の多様性について、理解ができていない。
評価項目2自己と他者への深い理解ができ、自他を尊重できるようになる。自己理解と他者理解が、ある程度できる。自己理解、他者理解ができていない。
評価項目3コミュニケーション、キャリア、ストレス対処について深く理解している。コミュニケーション、キャリア、ストレス対処について、ある程度理解している。コミュニケーション、キャリア、ストレス対処について、理解できていない。
評価項目4上記の理解を、おおいに今後の人生に活かしていける。上記の理解を、ある程度今後の人生に活かしていける。上記の理解を、今後の人生に活かしていくことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
自己理解、コミュニケーション、ストレス対処などの各テーマについて、公私にわたるこれからの人生に活かしていけるよう、講義とグループワークを通して、体験的に理解していけるように、授業を進める。
心理学の諸理論について詳しく説明し理解を求めるのではなく、実生活に活かしていけるような内容とする。
各テーマについて、理論をなるべく嚙み砕いて紹介・解説する。適宜、その後で、グループワークを行う。
DVDなどの視聴覚教材や配布資料を用いることがある。
なお、グループワークには参加しないが、この科目を履修したいと希望する学生は、事前に相談に来ること。
この科目は、大学および高等学校で、カウンセラーとしての実務経験をもつ教員が,その経験を活かし,講義形式およびグループワーク形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
心理学にもとづく理解を、今後の人生に活かしていけるような授業構成とする。講義形式とグループワークを併用して進める。レポート課題を課すことがある。
注意点:
コミュニケーション等について、体験的に理解できる授業構成になっているので、気構えずに取り組んでほしい。なお、グループワークには参加しないが、この科目を履修したいと希望する学生は、必ず相談に来ること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
2ndQ
9週 ガイダンス グループワークを通して、価値観の多様性について理解する。
10週 構成的エンカウンターグループ グループワークを通して、価値観の多様性について理解する
11週 ユングの心理学的タイプ論(1) ユングの心理学的タイプ論について、その概要を理解するとともに、グループワークで体験的な理解をする。
12週 ユングの心理学的タイプ論(2)
前回の続きを行う。
13週 ユングの心理学的タイプ論とキャリア ユングの心理学的タイプ論とキャリアについて理解する。
14週 ユングの心理学的タイプ論とコミュニケーション ユングの心理学的タイプ論とコミュニケーションについて理解する。
15週 ストレス対処 ストレス対処について理解する。
16週 振り返り「私の旗印」 ワーク「私の旗印」を通して、自己の振り返りを行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ作文合計
総合評価割合50000050100
基礎的能力50000050100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000