到達目標
1.偏微分・重積分を用いて具体的問題を論理を組み立てて解くことができる。
2.行列の固有値・固有ベクトルを用いて具体的問題を理解し解くことができる。
3.確率・微分方程式の具体的問題を理解し解くことができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 偏微分・重積分の概念を理解し具体的応用問題を解くことができる。 | 偏微分・重積分の基礎的概念を理解し計算問題を解く事ができる。 | 偏微分・重積分の基礎的計算ができない。 |
評価項目2 | 行列の対角化を実行でき具体的問題に応用できる。 | 行列の固有値・固有ベクトルを計算して求めることができる。 | 行列の固有値・固有ベクトルを求められない。 |
評価項目3 | 条件付確率等の具体的計算ができる。行列の対角化を用いての2階線形微分方程式の解法を理解し解く事ができる。 | 基本的確率計算ができる。定数変化法や2階線形微分方程式の計算ができる。 | 確率の基本的計算ができない。また微分方程式の変数分離形などの基本計算ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
3年までに学んだ数学を基礎として主に偏微分・重積分、行列の固有値・固有ベクトル、確率及び微分方程式の分野の重要事項の復習を通じて基本的な大学編入試験・技術士試験等の問題を自力で解くことができることを目標として学習する。
なお授業内容は公知の情報のみに限定されている。
授業の進め方・方法:
・レポート・課題等を中間試験の前後で設定し配点の半分を態度・志向性(主体性および自己管理能力)として評価する。
注意点:
・毎回の復習・予習を行うことが肝要である。本講義は大学編入を目指しているものを主な対象としているので受験する過去問題を補助教材として各自自発的に活用して学習することが重要である。
・本科目は学修単位(1単位)の授業であるため、履修時間は授業時間15時間と授業時間以外の学修(予習・復習、課題・テスト等のための学修)を併せて45時間である。
・自学自習の成果はレポートおよび定期試験によって評価する。
・教育目標評価:試験80%(B),レポート20%(B)
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
積分の応用 |
積分によって極限値を求める。 漸化式によって定積分を求める。
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2週 |
偏微分の応用 |
二変数関数の極値を求める。条件付極値問題を解ける。
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3週 |
重積分の変数変換 |
ヤコビアンを計算して重積分の変数変換ができる。
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4週 |
行列の対角化 |
固有値・固有ベクトルを求めて行列を対角化できる。
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5週 |
微分方程式 |
変数分離形・2階線形微分方程式が解ける。
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6週 |
確率 |
条件付き確率が計算できる。
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7週 |
到達度試験 |
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8週 |
試験答案返却・解答解説 |
間違った問題の正答を求めることができる。
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2ndQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 90 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 10 |