概要:
人間尊重の精神と生命に対する畏敬の念に基づいて、青年期における自己形成と人間としての在り方生き方について理解と思索を深めることが求められている。主な哲学・思想・宗教や現代における諸課題等を学ぶことを通して、社会・人間・文化について多面的・多角的に考察しながら、現代社会における自己の在り方生き方を考えるとともに問題を解決する資質や能力を身に付ける。
授業の進め方・方法:
○ 学習上の留意点
① 知識を行動に具体化する。
・現代社会を支える哲学・思想・宗教について基本的な知識の定着をはかる。ただし、一般社会では知識量よりも行動が重視される。ゆえに、授業中に接した情報を知識に転換し、行動に具体化することを意識すること。
② 社会貢献をなし得る資質・能力を身に付ける。
・「倫理と社会」は人間としての在り方生き方を考える科目である。現代における人間の在り方生き方の前提は、「行動に責任を持ち、社会に貢献すること」である。ゆえに、行動に責任を持つ社会人に求められる資質・能力について意識すること。
注意点:
○ 学習上の助言
・予習としてテキストの指示された部分を通読し、簡単な内容の要約を作成しておくこと。
・新聞(全国紙が望ましい。また、複数の新聞を読むこと。)の政治・経済・社会記事や社説を読む習慣をつけること。
・テキストにある専門的用語等については、事前に調べておくこと。
JABEE教育到達目標評価:試験80%(D-1),レポート20%(D-1)
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地歴 | 産業活動(農牧業、水産業、鉱工業、商業・サービス業等)などの人間活動の歴史的発展過程または現在の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解できる。 | 2 | |
人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、地理的または歴史的観観点から理解できる。 | 2 | |
社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて理解できる。 | 2 | |
国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、地理的または歴史的観点から理解できる。 | 2 | |
文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。 | 2 | |
公民 | 哲学者の思想に触れ、人間とはどのような存在と考えられてきたかについて理解できる。 | 2 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
諸思想や諸宗教において、自分が人としていかに生きるべきと考えられてきたかについて理解できる。 | 2 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
諸思想や諸宗教において、好ましい社会と人間のかかわり方についてどのように考えられてきたかを理解できる。 | 2 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |