概要:
現代社会は人文・社会学的視点から人間・社会・文化について多面的に理解するための科目である。現代社会が直面する諸課題について、各種データや地図等を用いてアプローチする。そして、現代社会が直面するさまざまな問題に対して、データや地図を用いて説明できるようになろう。
授業の進め方・方法:
現代社会における諸課題をとらえ、考察するための枠組みを身に付けること。また、21世紀に入りますます激しく変化する社会に対する関心を高め、この社会のなかでいかによく生きていくのかを考察することの大切さを自覚すること。世界で活躍する技術者にはこうした知識が必要不可欠であり、本授業内容の完全理解と自学自習への積極的な取り組みが求められる。授業前日までに予習し、授業日に復習することが望ましい。ワークノート・問題集での予習復習に自ら進んで取り組むこと。
注意点:
◎本授業では授業中の居眠り,携帯電話の使用等について-5点/回の減点を行うので,十分に注意すること。提出遅れは翌日午前10:40~午前10:39迄:-3点、以降-3点/日。未提出は学年成績-(10点/回)。
◎写しと判断したレポート等の提出物は誰がオリジナルであろうともすべて0点とするので十分に注意すること。
※本授業で扱う内容は、すべて高専卒業生として当然の知識として期待されるコアであることを留意してほしい。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地歴 | 産業活動(農牧業、水産業、鉱工業、商業・サービス業等)などの人間活動の歴史的発展過程または現在の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解できる。 | 2 | |
人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、地理的または歴史的観観点から理解できる。 | 2 | |
社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて理解できる。 | 2 | |
日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的または地理的観点から理解できる。 | 2 | |
国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、地理的または歴史的観点から理解できる。 | 2 | 前1 |
文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。 | 2 | |
公民 | 哲学者の思想に触れ、人間とはどのような存在と考えられてきたかについて理解できる。 | 2 | 前1 |
諸思想や諸宗教において、自分が人としていかに生きるべきと考えられてきたかについて理解できる。 | 2 | 前1,前13 |
諸思想や諸宗教において、好ましい社会と人間のかかわり方についてどのように考えられてきたかを理解できる。 | 2 | 前1 |
民主政治の基本的原理、日本国憲法の成り立ちやその特性について理解できる。 | 2 | 前2,前3,前4 |
資本主義経済の特質や財政・金融などの機能、経済面での政府の役割について理解できる。 | 2 | 前5,前6,前7 |
現代社会の政治的・経済的諸課題、および公正な社会の実現に向けた現在までの取り組みについて理解できる。 | 2 | 前9,前10,前11,前12 |
地歴・公民 | 現代科学の考え方や科学技術の特質、科学技術が社会や自然環境に与える影響について理解できる。 | 2 | 前14 |
社会や自然環境に調和し、人類にとって必要な科学技術のあり方についての様々な考え方について理解できる。 | 2 | 前14 |
今日の国際的な政治・経済の仕組みや、国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解できる。 | 2 | 前13,前14 |
環境問題、資源・エネルギー問題、南北問題、人口・食糧問題といった地球的諸課題とその背景について理解できる。 | 2 | 前13,前14 |
国際平和・国際協力の推進、地球的諸課題の解決に向けた現在までの取り組みついて理解できる。 | 2 | 前13,前14 |