到達目標
1. 海外で異文化コミュニケーションの能力を深めようとすることができる
2. 外国人と専門的な内容のコミュニケーションを図ることができる
3. 我が国の文化を理解した上で、外国人に説明することができる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 意欲的・積極的に海外でコミュニケーション能力を深めようとすることができる | 海外でコミュニケーション能力を深めようとすることができる | 海外でのコミュニケーション能力を深めようとすることができない |
評価項目2 | 外国人と、専門的な内容のコミュニケーションを的確に図ることができる | 外国人と、専門的な内容のコミュニケーションを図ることができる | 外国人と、専門的な内容のコミュニケーションを図ることができない |
評価項目3 | 我が国の文化を、外国人に的確に説明することができる | 我が国の文化について、外国人に説明することができる | 我が国の文化について、外国人に説明することができない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
国際的に活躍できる技術者の育成を目指し、実際に外国に行き、異なる文化を持つ人々と積極的にコミュニケーションを図るための態度や能力を養う。現地では科学技術英語や専門英語を駆使して地元の人や留学生とコミュニケーションすることで、国際的技術者を意識した実践的コミュニケーション能力の向上を図る。
なお、授業内容は公知の情報のみに限定されている。
授業の進め方・方法:
この科目は、実際に海外において異文化コミュニケーションを体験することを目的としている。発展的な英会話を初めとする事前研修、実際に海外の教育機関等において体験する英語コミュニケーション実習、帰国後に体験し、勉強したことをまとめ、発表する報告会など、単なる海外体験とは異なる学習機会として臨んでもらいたい。
以上のことから、英語科の各科目は関連科目であるし、コミュニケーションのための国語科やコミュニケーション入門、我が国の文化を学ぶ社会科も、関連科目であるといえる。
注意点:
日常接することのない異文化に触れるということ、母語である日本語と異なる英語を常時用いるということなど、我が国に暮らしていては体験できないことを学べる絶好の機会である。見るもの聞くもの、すべてを吸収しようという意気込みで、貴重な経験となることを祈っている。
本科目は,第4,5学年を対象とした科目である.シラバスは各学科では第4学年に示す.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
履修願いの提出 |
履修を希望する場合は、「海外研修II履修願」を担当教員に提出すること。
|
2週 |
発展的な英会話を学び、外国人とのコミュニケーションに備える。海外研修Iを1単位以上履修していることが望ましい。 |
海外で研修するための英会話や、科学技術英語、当地の文化等を事前に学び、研修の意義や役割について理解できる。
|
3週 |
海外渡航に係わる手続きをする。 |
パスポートや航空券手配などに係わる手続きを事前にしておくこと。海外旅行保険に必ず加入すること。
|
4週 |
海外に渡航し、異文化コミュニケーションを図り、それをポートフォリオとしてまとめる。 |
異文化理解のための積極的な行動をとることができる。
|
5週 |
海外での体験や学習を報告書にまとめる。 |
研修の内容や、学習したことを他者に伝えるための報告書を適切に書くことができる。
|
6週 |
報告書にまとめたものを、報告会において発表する。ただし,スライドはすべて英語とし,タイトルを除いた最初の2,3枚は英語で発表する事。 |
報告書の内容を、適切に他者に発表することができる。
|
7週 |
|
|
8週 |
|
|
2ndQ |
9週 |
|
|
10週 |
|
|
11週 |
|
|
12週 |
|
|
13週 |
|
|
14週 |
|
|
15週 |
|
|
16週 |
|
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
|
|
2週 |
|
|
3週 |
|
|
4週 |
|
|
5週 |
|
|
6週 |
|
|
7週 |
|
|
8週 |
|
|
4thQ |
9週 |
|
|
10週 |
|
|
11週 |
|
|
12週 |
|
|
13週 |
|
|
14週 |
|
|
15週 |
|
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 基盤的資質・能力 | 自己理解 | 自己理解 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 2 | 前2,前4 |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 2 | 前2,前3,前4,前5,前6 |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 2 | 前1,前2 |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 2 | 前4 |
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。 | 3 | 前2,前4 |
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。 | 3 | 前4 |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。 | 2 | 前4 |
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。 | 3 | 前4 |
評価割合
| レポート | 口頭発表 | 課題 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 40 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 20 | 0 | 0 | 30 | 0 | 50 |