基礎コミュニケーションⅡ

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 基礎コミュニケーションⅡ
科目番号 0314 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 生産システム工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 必要に応じて適宜配布する。(1年次に使用したファイルは続けて使用する。)
担当教員 奥平 理,中村 和之,泊 功,鳴海 雅哉,菅原 雅之

到達目標

1.地域貢献の意義を理解できる。
2.「社会における自分」について理解できる。
3.テーマについて、自らの考えを適切にまとめることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1地域貢献の意義を理解し、積極的に活動できる。地域貢献の意義を理解できる。地域貢献の意義を理解できない。
評価項目2社会における自分を自覚し、積極的に活動できる。社会における自分の役割・存在を理解できる。「社会における自分」について理解できない。
評価項目3テーマについて、自らの考えを適切にまとめ、発表できる。テーマについて、自らの考えを適切にまとめることができる。テーマについて、自らの考えを適切にまとめることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
この科目では、高専生として調和のとれた育成を目指すため、3年生であるということを十分考慮し、地域や社会に生きる自己を自覚し、それを踏まえて健全な生活や望ましい集団人間関係を築き、適切な将来像を抱きながら、人間としての在り方生き方について自覚し、主体的実践的な行動をすることができることを目標とする。
授業の進め方・方法:
グループ討議、発表、教員による講話
本講義は、各学年で設定される「コミュニケーション科目」の一つで、みなさんが函館高専の学生として健全に成長することを目標としている。特に3年次では、1~2年次の内容を踏まえ、「自己と社会(地域・世界)」をキーワードにしながら、「地域貢献」と「社会における自分」についての認識を深め、視野を広げることにより、「社会に向かって成長しようとする青年」としてのみなさんを支えることが基本方針である。グループとしての活動では、積極的で主体的に考え、発言し、悩んでもらいたい。
注意点:
評価について、英語や数学などの一般教養科目と異なり、「知識を得た」ことを評価の対象としない。ワークショップや発表における姿勢やそのまとめとしてのレポート、および自己実現目標の設定とその自己評価でもって評価とする。前向きに取り組む姿勢であればあるほど、それに報いたいと考える(評価:その他)。
 なお、この科目では、学校に関わるイベントへの補助参加等を単位認定に必要な要素として考えている。(詳細は講義で)
 すでに述べたとおり、本講義には積極的に参加してもらいたい。従って、授業中に本講義と関係の無い取り組みをしていたり、不要の物を操作していたりした場合は、「意欲無し」と見なし、相応の減点措置となることを覚悟されたい。加えて、そのような姿勢であれば、将来に向けて必ずや失点となるであろうことを指摘しておく。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、1年間の自己実現目標設定 本講義の概要を理解し、1年間の目標を設定できる。
2週 地域に生きる高専生として(講話)
※実施週の変更ありうる
講師の講話を聞き、自らの役に立てることができる。
3週 「地域貢献」ワークショップ① ワークショップの積極的に参加することができる。
4週 「地域貢献」ワークショップ② 他者の意見を聞いて、考えを深めることができる。
5週 「地域貢献」ワークショップ③ 深めた考えを基に、他者と討議することができる。
6週 「地域貢献」ワークショップ④ 深めた考えを他者に適切に発表することができる。
7週 「地域貢献」ワークショップまとめ 一連のワークショップを振り返り、反省することができる。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 答案返却・解説、目標の見直しと反省 範囲の適切な理解ができ、目標を見直すことができる。
10週 「社会における自分」ワークショップ① ワークショップに積極的に参加することができる。
11週 「社会における自分」ワークショップ② 他者の意見を聞いて、考えを深めることができる。
12週 高専から社会に旅立つこと(講話)
※実施週の変更ありうる
講師の話を聞き、自らの役に立てることができる。
13週 「社会における自分」ワークショップ③ 深めた考えを基に、他者と討議することができる。
14週 「社会における自分」ワークショップ④ 深めた考えを他者に適切に発表することができる。
15週 ※学年末試験は実施しない。
16週 「社会における自分」ワークショップまとめ 一連のワークショップを振り返り、反省することができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題発表態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合3050100100100
基礎的能力20300010060
専門的能力0000000
分野横断的能力10201000040