コミュニケーション英語特講

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 コミュニケーション英語特講
科目番号 0322 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産システム工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 自主教材、English Central(eラーニング)
担当教員 臼田 悦之

到達目標

1. 写真などの画像を英語で描写できる
2. タスクを通じて英語でコミュニケーションができる
3. 英語でプレゼンテーションの原稿とスライドを作成し、実際にプレゼンテーションができる
4. タスクやeラーニングを通じてリスニング能力を向上させる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1写真や画像1枚を英語で1分以上わかりやすく説明できる写真や画像1枚を英語で1分以上説明できる写真や画像1枚を英語で説明するのが困難である
評価項目2タスクを通じて英語で上手にコミュニケーションができるタスクを通じて英語でコミュニケーションができるタスクを通じて英語でコミュニケーションするのが困難である
評価項目3人前で、Speech Message, Visual Message, Physical Messageに気をつけてプレゼンテーションが出来る人前で、Speech Message, Visual Messageに気をつけてプレゼンテーションが出来る人前でプレゼンテーションするのが困難である
評価項目4タスクやeラーニングでリスニング能力を十分向上させられるタスクやeラーニングでリスニング能力を向上させられるリスニング能力の向上がみられない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本講義では英語を使うことを主眼に置き、高専3年間で培ってきた英語の知識や技能を活かしてスピーチ、コミュニケーションタスク、プレゼンテーションを中心に行う。英語のプレゼンテーションは2回行い、外国人を含めた聴衆の前でプレゼンテーションを実施する。ブレインストーミング、構想、調査、スライド作成、原稿書き、英語の暗記、プレゼンテーション、振り返りまでを行い、大学や社会でも役立つ英語での発表技能を身につける。また、リスニングタスクやeラーニングでリスニング力の向上も目指す。
授業の進め方・方法:
※この講義内容は全てコアカリキュラムの内容に基づいている
以下の項目は、授業の心構えとして留意するように
1.間違いを恐れず積極的に英語を使うこと(アウトプット)
2.英語力向上に欠かせない大量のインプット(リスニングやリーディング)を厭わないこと
3.タスクを行う際はコミュケーションストラテジーをつかうこと
4.プレゼンは原稿を覚えるのにしっかりと時間をかけ、本番はPhysical Message、とくにeye contactを大切にすること
注意点:
※地方、全国のプレゼンテーション大会(本校のプロゼロ含む)に参加し英語で発表した場合、ボーナス点20点を与える

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ・ガイダンス
・Self-introduction
・学習の到達目標、学習内容、および留意点を理解できる
・英語で自己紹介できる
・英語で自己紹介する効果的な方法を理解できる
2週 ・Picture description task 1
・Listening task 1
・Communication task 1
・自分の家族、ペット、友達の写真を英語で説明できる
・スキットを聞いてどんな状況かを推理できる
・家系図を使ったInformation gap taskができる
3週 ・Picture description task 2
・Listening task 2
・Communication task 2
・自分の趣味に関する写真を英語で説明できる
・スキットを聞きどんな状況か推理でき、英語で表現できる
・趣味、年齢、性別のInformation gap taskができる
4週 ・Picture description task 3
・Listening task 3
・Communication task 3
・泊まってみたいホテルを英語で描写できる
・スキットを聞きどんな状況か推理でき、英語で表現できる
・英語でホテルの予約をする方法がわかる
5週 ・Picture description task 4
・Listening task 4
・Project 1: Introducing Japan (Step 1)
・自分の故郷の魅力が伝わる写真を英語で説明できる
・スキットを聞きどんな状況か推理でき、英語で表現できる
・日本の魅力を世界に紹介し、広報・宣伝するプレゼンテーションの方法を理解できる
6週 ・Picture description task 5
・Listening and Writing TEST
・Project 1: Introducing Japan (Step2)
・日本の魅力が伝わる写真を英語で説明できる
・リスニングライティングテストで自分の理解力を確認できる
・日本紹介のプレゼンテーションの計画・準備出来る
7週 ・Project 1: Introducing Japan (Step3) ・日本紹介のパワーポイントスライドを作成し原稿をつくれる
8週 中間試験(日本紹介のグループプレゼンテーション) ・日本紹介のプレゼンテーションができる
2ndQ
9週 ・Picture description task 6
・Listening task 5
・Communication task 5
・自分が食べた料理の写真を英語で説明できる
・スキットを聞きどんな状況か推理でき、英語で表現できる
・レストランでの注文の仕方がわかる
10週 ・Picture description task 7
・Listening task 6
・Communication task 6
・夏に関する写真を英語で説明できる
・スキットを聞きどんな状況か推理でき、英語で表現できる
・夏に関する間違い探しタスクができる
11週 ・Picture description task 8
・Listening task 7
・Communication task 7
・街の風景の写真を英語で説明できる
・スキットを聞きどんな状況か推理でき、英語で表現できる
・道案内タスクができる
12週 ・Picture description task 9 (schedule)
・Listening and Writing TEST
・Communication task 8
・Project 2: Discussing Social Issues (Step1)
・自分のスケジュールを見せ英語で説明できる
・リスニングライティングテストで自分の理解力を確認できる
・電話でスケジュール調整をするタスクができる
・身近な社会問題とその解決策を伝えるプレゼンテーションの方法を理解できる
13週 ・Project 2: Discussing Social Issues (Step2) ・身近な社会問題とその解決策を伝えるプレゼンテーションの準備をグループで出来る
14週 ・Project 3: Discussing Social Issues (Step3) ・身近な社会問題とその解決策を伝えるプレゼンテーションのパワーポイントスライドを作成し原稿をつくれる
15週 期末試験(身近な社会問題とその解決策についてのプレゼンテーション) ・身近な社会問題とその解決策についてのプレゼンテーションができる
16週 ・振り返り、自己評価 ・自分の発表を振り返り、自己評価できる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表プレゼン原稿態度小テスト課題合計
総合評価割合0601001020100
基礎的能力0601001020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000