データベース

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 データベース
科目番号 0368 科目区分 専門 選択
授業の形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学科 対象学生 5
開設期 後期 時間/週 2
教科書/教材 データベースシステム 北川博之 オーム社
担当者 高橋 直樹

到達目標

1.基本的概念を理解し、データベースの必要性が説明できる
2.標準リレーショナルデータベース言語によるデータ操作ができる
3.同時実行制御と障害対策が説明できる

評価(ルーブリック)

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1要求を分析しデータベースを設計できる ER図とリレーションスキーマを作ることができる 各種従属性を考慮し、高度な正規化ができる。データベースの必要性が説明できる ER図からリレーションスキーマが導出できる データベースの正規化が説明できるデータベースの必要性が説明できない ER図やリレーションスキーマが説明できない データベースの正規化が説明できない
評価項目2複雑なデータ操作を標準リレーショナルデータベース言語で記述できる。基本的なデータ操作を標準リレーショナルデータベース言語で記述できる。標準リレーショナルデータベース言語によるデータ操作ができない
評価項目3同時実行制御における各方式の違いが説明できる 各種障害とその対策について説明できる同時実行制御、障害対策の必要性が説明できる同時実行制御、障害対策が説明できない

学科の到達目標項目との関係

JABEE学習・教育到達目標 (B-3), 函館高専教育目標 B

教育方法等

概要:
現代においてデータベースなしに社会活動を営むことはできない。しかし、一般市民はデータベースに直接触れることはなく、ほとんどの場合その存在に気がつかない。本講義では、データベース固有の概念や各種従属性に基づくデータベース設計法、標準リレーショナルデータベース言語による基本的な操作を学習し、データ資産を効率よくかつ安全に活用するために不可欠なデータベースに関する基礎知識を習得することを目標とする。
授業の進め方と授業内容・方法:
コンピュータによる実習は行わない。前半はリレーショナルデータベース固有の語句や概念を扱う。後半は主にリレーショナルデータベース内部の動作を扱う。

前提とする知識:関数型言語、論理型言語(Prolog言語)、Java言語・C言語等の知識があるとさらによい
関連する科目:プログラミング言語論、オブジェクト指向プログラミング、Webシステム、論理と計算理論
注意点:
成績評価方法は以下のとおりとする。
総合評価=(中間試験+期末試験)×0.9 + (レポート点)
レポート点はレポート合計を10点満点に換算する。

JABEE教育到達目標評価:試験90%(B-3),課題10%(B-3)

授業計画

授業内容・方法 到達目標
後期
1週 ガイダンス
基本概念
科目の位置付、必要性、到達目標、留意点が理解できる
データベースの基礎概念、語句が説明できる
2週 実体関連モデルとデータ構造 実体関連モデル、整合性制約が説明できる
3週 リレーショナル代数・リレーショナル論理 リレーショナル代数式、リレーショナル論理式が演算できる
4週 リレーショナルデータベーススキーマ ER図よりRDBスキーマが導出できる
関数従属性が説明できる
5週 従属性と分解 各種従属性に基づく分解が説明できる
6週 正規形(1) 1NF,2NF,3NFが説明できる
7週 正規形(2) BCNF,4NF,5NFが説明できる
8週 中間試験
9週 SQL(1) 標準RDB言語が必要な理由が説明できる
10週 SQL(2) SQLによりDBの操作ができる
RDB言語とホスト言語(他高級言語)の関連が説明できる
11週 索引付ファイル、B木 索引付ファイル他による検索アルゴリズムが説明できる
12週 同時実行制御 トランザクション処理について説明できる
並列処理における問題点と対策が説明できる
13週 ロック ロッキングプロトコル、各ロックが説明できる
時刻印による同時実行制御が説明できる
14週 障害回復 障害の種類と回復方法が説明できる
15週 期末試験
16週 答案返却・解答解説 間違った箇所を理解できる。

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題合計
総合評価割合90000010100
基礎的能力8000001090
専門的能力100000010
分野横断的能力0000000