生命科学概論

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 生命科学概論
科目番号 0497 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 生産システム工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 自作プリント
担当教員 小林 淳哉,森谷 健二,川上 健作,松永 智子

到達目標

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1自然環境の推移や炭素や窒素の循環について多面的に説明できる環境の推移や炭素や窒素の循環について説明できる左記に達していない
評価項目2各自が学んでいる専門技術が医療分野にどのように応用できるか考え,提案できる工学的な専門技術が,医療分野でどのように使われているか説明できる左記に達していない
評価項目3生体の機能を工学に応用している実例を挙げて,説明できる興味を持った生体機能を説明できる左記に達していない
評価項目4天然有機化合物がもたらした発見について説明し,今後の生命科学の発展に向けて独自の考えを持つことができる.天然有機化合物がもたらした発見について説明できる.左記に達していない
評価項目5生命と神経の関係を理解し、生命活動に伴う様々な現象と神経との関係を独自に考察できる生命と神経の関係を理解し、実例を挙げて説明できる左記に達していない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
人を含む生物の機能や生体をモニタリングする技術さらには生物の高度利用に関する内容である。また生態系の推移から,持続可能な開発についても理解できるようになることを目標としている。
授業の進め方・方法:
複数の教員によるオムニバス方式の授業である。
注意点:
・所属学科・コースの専門によらない幅広い分野を学習することになるので広い視野で提起される問題を考えて欲しい

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,バイオームと北海道の環境 日本の環境におけるバイオームについて説明できる
2週 函館地域の資源利用 函館地域の海,山,農作物等の資源の高付加価値化と企業活動について説明できる。
3週 バイオメカニクスについて バイオメカニクスの概念について説明できる
4週 医療分野における工学技術について① 医療分野における工学技術の現状を知る.
5週 医療分野における工学技術について② 各自の専門技術が医療分野にどのように応用できるか考えられる.
6週 生体情報計測とその応用 生体情報・機能の解析でなにを知ることができるのか,どのように実用化されるのか説明できる
7週 生体機能解析とその応用① 既に実用化されている生体機能・生体情報(所属学科と関係しなくても良い)について説明できる.
8週 生体機能解析とその応用② 自分ならばどのような生体機能・生体情報(所属学科と関係しなくても良い)を,どんなことに実用化したいか提案できる.
2ndQ
9週 生命と有機化合物① 生命とは何か,自分の考えをまとめられる.
10週 生命と有機化合物② 天然から得られた化合物とそれがもたらした発見について知る.
11週 生命と有機化合物③ 未来の生命科学について,自分の考えをまとめられる.
12週 生命と神経① 生命と神経の関係についての基礎を理解できる
13週 生命と神経② 神経がもたらす生理現象を実例を挙げて説明できる
14週 生命と神経③ 身近でおこる生理現象と神経の関係について独自に考察できる
15週 予備日 レポート作成など
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000