到達目標
1. 火力発電所の構造・作動原理を理解し他者に説明できる．
2. 原子力発電所の構造・作動原理を理解し他者に説明できる．
3. コージェネレーションシステムの構造・作動原理を理解し他者に説明できる．
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 評価項目1 | 火力発電所の構造や作動原理を理解し、自ら描いた図などを用い他者に説明できる． | 火力発電所の構造や作動原理を理解し、与えられた図などを用い他者に説明できる． | 火力発電所の構造や作動原理を理解していない． |
| 評価項目2 | 原子力発電所の構造や作動原理を理解し、自ら描いた図などを用い他者に説明できる． | 原子力発電所の構造や作動原理を理解し、与えられた図などを用い他者に説明できる． | 原子力発電所の構造や作動原理を理解していない． |
| 評価項目3 | コージェネレーションシステムの構造や作動原理を理解し、自ら描いた図などを用い他者に説明できる． | コージェネレーションシステムの構造や作動原理を理解し、与えられた図などを用い他者に説明できる． | コージェネレーションシステムの構造や作動原理を理解していない． |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
熱力学Ⅰ、熱力学Ⅱ、流体機械、機械エネルギー基礎などで習得した知識をもとに、蒸気サイクルおよびそれを用いた発電システムについて、より詳しい理解を目指す。
授業の進め方・方法:
事前に行う準備学習：
数学（指数・対数、積分）、物理（仕事、エネルギ、動力）、熱力学Ⅰ、熱力学Ⅱについて理解していることが望ましい．
学習上の留意点：
予習復習を怠らないこと．身の回りにある熱現象に興味を持ってみること．
関連する科目：
力学基礎、熱力学Ⅰ、熱力学Ⅱ、機械エネルギー基礎
学習上の助言：
授業はスライドを使用して行う．小テストは授業時間の後半に行い、主にその日の授業内容を出題する確認テストの形式である．授業中に要点の理解に務めること．スライドは授業終了後公開するので、復習しながらノートを整理すること．
注意点:
JABEE教育到達目標評価：定期試験80%（B-3），小テスト20%（B-3）
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
ガイダンス （0.5h）
熱力学の基礎 （0.5h） |
授業の意義，評価方法について理解する。
熱力学の基礎について理解する。
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| 2週 |
完全ガスの状態変化と熱機関のサイクル （１h） |
等圧変化、等容変化、等温変化、断熱変化、ポリトロープ変化の意味を理解し、状態量、熱、仕事を計算できる。カルノーサイクルの状態変化を理解し、熱効率を計算できる。
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| 3週 |
蒸気の性質 （１h） |
水の等圧蒸発過程を説明できる。
飽和蒸気、湿り蒸気、過熱蒸気の状態量を計算できる。
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| 4週 |
蒸気の性質 （１h） |
蒸気の状態量を蒸気表および蒸気線図から読み取ることができる。
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| 5週 |
基本ランキンサイクル（１h） |
基本ランキンサイクルのエネルギーの流れを計算できる。
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| 6週 |
基本ランキンサイクルの熱効率（１h） |
基本ランキンサイクルの熱効率を計算できる。
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| 7週 |
蒸気発生機の構成と性能 （0.5h）
蒸気発生器における伝熱 （0.5h） |
ボイラーの構造などを理解し説明できる。
沸騰現象について理解し説明できる。
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| 8週 |
中間試験 |
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| 4thQ |
| 9週 |
中間試験の解答解説 （1h） |
中間試験の間違えた箇所の正答を理解できる。
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| 10週 |
再生ランキンサイクルの熱効率（１h） |
再生ランキンサイクルの熱効率を計算できる。
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| 11週 |
再熱ランキンサイクルの熱効率（１h） |
再熱ランキンサイクルの熱効率を計算できる。
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| 12週 |
原子力発電（１h） |
原子力発電におけるエネルギー変換について理解し説明できる。
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| 13週 |
原子力発電（１h） |
原子力発電におけるエネルギー変換について理解し説明できる。
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| 14週 |
コージェネレーションシステム（１h） |
コージェネレーションシステムについて理解し説明できる。
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| 15週 |
学年末試験 |
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| 16週 |
答案返却・解答解説 |
・間違った箇所を理解できる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 小テスト | 合計 |
| 総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
| 基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 専門的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
| 分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |