Global English Ⅰ

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 Global English Ⅰ
科目番号 0027 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 物質環境工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 即興スピーキング
担当教員 臼田 悦之

到達目標

1.相手と英語で積極的にコミュニケーションを図ろうとすることができる。
2.自分や身近なことについて、単語や1文ではなく、ある程度の語数や長さの文で応答できる。
3.異文化に触れ、自分の文化について表現できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1相手が毎分120語程度の速度で、自分や身近なことについて話す場合、その内容が理解できる。相手が毎分100語程度の速度で、自分や身近なことについて話す場合、その内容が理解できる。相手が毎分80語程度の速度で、自分や身近なことについて話す場合、その内容が理解できない。
評価項目2自分や身近なことについて、前もって準備すれば毎分120語程度の速度で約1分間の口頭説明ができる。自分や身近なことについて、前もって準備すれば毎分100語程度の速度で約1分間の口頭説明ができる。自分や身近なことについて、前もって準備しても毎分80語程度の速度で約1分間の口頭説明ができない。
評価項目3異文化に触れ、自国の文化について適切な英語で表現できる。異文化に触れ、自国の文化について簡単な英語で表現できる。異文化に触れ、自国の文化について英語で表現できない。
評価項目4SNSなどを使って、外国人と英語で十分にやりとりできる。SNSなどを使って、外国人と英語でやりとりできる。SNSなどを使って、外国人と英語でやりとりできない。

学科の到達目標項目との関係

函館高専教育目標 E 説明 閉じる

教育方法等

概要:
既習の語彙・英文法などを用いて、英語で自分や身近なことを相手に伝え、応答する方法を学習する。また、即興で相手の話す英語に応答するコミュニケーション能力を養う。他の国の文化に触れたり日本の文化について考えたりしながら、相手に質問したり自分の考えを伝えたりする積極的な態度を養う。
授業の進め方・方法:
1.積極的に英語でコミュニケーションをとろうとする姿勢が必要。
2.中学校程度までの英文法・語彙は習得しているものとみなし授業を進める。
3.授業はペアやグループによるコミュニケーション活動を中心に進める。
4.他国の文化や日本の文化を考え、自分の意見を発信する機会がある。
注意点:
英語でコミュニケーションを取るためには、英文を覚えるなどのインプットも非常に重要な要素となるため、課題や小テストには全力で取り組むこと。評価は定期考査で50%、小テストや課題などで50%とする。遅刻や居眠りなど授業を受けるにふさわしくない態度は減点とする。
外国人との文化交流があり、授業時間外での準備などがかなり忙しくなるので、そのための時間をとれない者は受講しない方がよい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
Unit1(Activity1:自己紹介をしよう)
授業の進め方、評価方法などを理解する。
簡単な自己紹介を即興で行うことができる。
2週 Unit1(Activity2:2文以上で答えよう) 相手が質問したことに対し、情報を追加して応答できる。
3週 Unit1(Activity3:話を聞いて質問しよう)
Unit1(Activity4:ペアで雑談しよう)
相手の述べたことに対し、適切な質問をすることができる。
あいづちなどの会話技術を用いながら、チャットを継続することができる。
4週 Unit2(Activity1:学校や町の紹介をしよう) 学校や自分の住んでいる町の紹介を即興で行うことができる。
5週 Unit2(Activity2:イラストを描写しよう) 自分のまわりでおこっていることや状況を描写できる。
6週 Unit2(Activity3:聞いたことを伝えよう) 自分が得た情報をほかの人に伝えることができる。
7週 Unit2(Activity4:語句の説明をしよう) 物や人について説明し、相手に理解してもらうことができる。
8週 後期中間試験 学習した内容を60%以上理解できる。
4thQ
9週 テスト返却
Unit3(Activity1:即興でスピーチをしよう)
さまざまな話題について、即興で簡単なスピーチを行うことができる。 。
10週 Unit3(Activity2:いろんな話題で話そう) さまざまな話題について、友達と協力しながらチャットを継続できる。
11週 Unit3(Activity3:質問に2文で答えよう) さまざまな質問に対して、情報を加えて応答することができる。
12週 Unit3(Activity4:クラスのみんなと雑談しよう) 話題を切り出したり、ふったりしながら、たくさんの人とコミュニケーションをとることができる。
13週 Unit4(Activity1:意見を添えて答えよう) 質問に対し、理由や意見を添えて応答できる。
14週 Unit4(Activity2:自分の意見を述べよう) 理由や意見を述べる簡単なスピーチを即興で行うことができる。 ・SNSを使って、ものの考え方の違いについてやりとりできる。
15週 学年末試験 学習した内容を60%以上理解できる。
16週 ・テスト返却
・1年の振り返り
・解説を通じて、自分の間違った個所を理解できる。
・授業で学んだことを振り返ることができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表・成果物相互評価態度ポートフォリオ課題・小テストなど合計
総合評価割合502000030100
基礎的能力502000030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000