Global English Ⅰ

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 Global English Ⅰ
科目番号 0035 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 物質環境工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 Writing Method Basic(啓林館)
担当教員 臼田 悦之

到達目標

1.身近な話題ややや社会的な話題で70語程度の英文で自分の考えを書くことができる。
2.書いた内容に基づき、英語で相手に伝えたり、質問に答えたりすることが間違えながらもできる。
3.タスクを使った活動を基に自分の発話を振り返り向上させることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1身近な話題ややや社会的な話題で70語程度の英文で自分の考えを首尾一貫した内容で正確に書くことができる。身近な話題ややや社会的な話題で70語程度の英文で自分の考えをある程度正確に書くことができる。身近な話題ややや社会的な話題で70語程度の英文で自分の考えを書くことができない。
評価項目2書いた内容に基づき、英語で相手にある程度正確に伝えたり、スムーズに質問に答えたりすることができる。書いた内容に基づき、英語で何とか相手に伝えたり、質問に答えたりすることができる。書いた内容に基づき、英語で相手に伝えたり、質問に答えたりすることができない。
評価項目3タスク・ベースの活動でゴールを達成したり自分の英語を振り返りながら十分に向上させることができる。タスク・ベースの活動でゴールを達成したり自分の英語を振り返りながら少しでも向上させることができる。タスク・ベースの活動でゴールを達成できない。また、自分の英語を振り返ることができない。

学科の到達目標項目との関係

函館高専教育目標 E 説明 閉じる

教育方法等

概要:
身近なことややや社会的な内容に関して自分の考えをGlobalな視点で相手に伝え、英語で応答する方法を学習する。他の国の宗教や文化に触れたり日本の文化について考えたりしながら、外国人に自分の考えを伝えたり質問に答えたりできる積極的な態度を養う。時間割が合えば、授業で留学生や外国人研修生を呼び実践的なコミュニケーションを行う。
授業の進め方・方法:
1.授業ではスピーキングタスクやグループでのコミュニケーションが中心なので、必然的に英語を話すことが要求される。
2.自宅で書いた英文エッセイを基に、グループ内で発表およびQ&Aによるコミュニケーション活動を行う。
3.高専2年前期までの英文法・語彙は習得しているものとみなし授業を進める。
4.他国の文化や日本の文化を考え、外国人に自分の意見を発信する機会がある。
5.予習を必ずやって来ることを前提とするので、英語の学習習慣が不足している者は受講をすすめない。
6.課題や学習量が多いため、他の科目の学習・試験・成績に影響がでる可能性があり、心配な学生は受講しないこと。
注意点:
TOEIC受験対策、編入試験対策の授業ではないので要注意。授業ではスピーキング中心で進め、自宅ではライティング課題が多い。英語でアウトプットするには、英語を聞いたり読んだりするなどのインプットの量が非常に重要であるため、日頃から英語に触れる習慣を持つことと、予習・課題には全力で取り組むこと。課題をおろそかにした場合や、遅刻や居眠りなど授業を受けるにふさわしくない態度は減点とする。
本科目は学修単位(2単位)の授業であるため、履修時間は授業時間30時間と授業時間以外の学修(予習・復習、課題・テスト等のための学修)を併せて90時間である。
自学自習の成果は課題及び定期試験等によって評価する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
Self-introduction in English
授業の進め方、評価方法などを理解する。
簡単な自己紹介を英語で即興で行うことができる。
2週 タスクとは
タスク活動(Information-gap, Opinion-gap)
タスクを使った活動を理解でき、実際にInformation-gap taskとOpinion-gap taskをペア・グループで遂行できる。
3週 ◎Lesson 1 Tourism
◆Task 1 (Picture description)
Tourism のトピックに関して段階的に自分の考えを整理し、60~80語程度で書くことができる。グループでお互いに発表し合い、質問したり答えたりすることができる。
4週 ◎Lesson 2 Life
◆Task 2 (Information-gap)
LIfe のトピックに関して段階的に自分の考えを整理し、60~80語程度で書くことができる。グループでお互いに発表し合い、質問したり答えたりすることができる。
5週 ◎Lesson 3 Education
◆Task 3 (Picture description, Information-gap)
Education に関するトピックに関して段階的に自分の考えを整理し、60~80語程度で書くことができる。グループでお互いに発表し合い、質問したり答えたりすることができる。
6週 ◎Lesson 4 Work
◆Task 3 (Picture description, Information-gap)
Work に関するトピックに関して段階的に自分の考えを整理し、60~80語程度で書くことができる。グループでお互いに発表し合い、質問したり答えたりすることができる。
7週 ◎Lesson 5 Environment
◆Task 4 (Opinion-gap)
Environment に関するトピックに関して段階的に自分の考えを整理し、60~80語程度で書くことができる。グループでお互いに発表し合い、質問したり答えたりすることができる。
8週 Review L1~L5で書いたエッセイを見直し、エラーの傾向を特定し、後半のWritingに活かすことができる。
タスクでの自分の発話を振り返り、エラーの傾向を析できる。そして次のタスクに活かせる。
4thQ
9週 ◎Lesson 6 Internet
◆Task 5 (Opinion-gap)
Internet に関するトピックに関して段階的に自分の考えを整理し、80~100語程度で書くことができる。グループでお互いに発表し合い、質問したり答えたりすることができる。
10週 ◎Lesson 7 Technology
◆Task 6 (Opinion-gap)
Technology に関するトピックに関して段階的に自分の考えを整理し、80~100語程度で書くことができる。グループでお互いに発表し合い、質問したり答えたりすることができる。
11週 ◎Lesson 8 Social Welfare
◆Task 7 (Opinion-gap, Narration)
Social Welfare に関するトピックに関して段階的に自分の考えを整理し、80~100語程度で書くことができる。グループでお互いに発表し合い、質問したり答えたりすることができる。
12週 ◎Lesson 9 Daily Problems
◆Task 8 (Opinion-gap, Narration)
Daily Problems に関するトピックに関して段階的に自分の考えを整理し、80~100語程度で書くことができる。グループでお互いに発表し合い、質問したり答えたりすることができる。
13週 ◎Lesson 10 Traffic Issues
◆Task 9 (Information-gap, Opinion-gap, Narration)
Traffic Issuesに関するトピックに関して段階的に自分の考えを整理し、80~100語程度で書くことができる。グループでお互いに発表し合い、質問したり答えたりすることができる。
14週 Review L6~L10で書いたとエッセイを見直し、エラーの傾向を特定できる。
タスクでの自分の発話を振り返り、エラーの傾向を析できる。
15週 学年末試験 60%以上の点数を取得できる。
16週 テスト返却
振り返り
解説を通じて、自分の間違った個所を理解できる。授業で学んだことを振り返り、自立的学習計画を立てられる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験・課題など発表・成果物・小テストなど相互評価態度ポートフォリオ小テスト合計
総合評価割合502500250100
基礎的能力502500250100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000