基礎PBL実験

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 基礎PBL実験
科目番号 0051 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 物質環境工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材
担当教員 鹿野 弘二,伊藤 穂高,宇月原 貴光,田中 孝,寺門 修

到達目標

1解決すべき課題を明確化でき、チームの一員としての役割を認識して創意工夫しながら行動できる
2.化学に関する基本的な知識を活用して、実験を進めることができる。
3.グループ内でディスカッションを通して討論して仕事を進められる
4.技術的な成果をまとめ報告書及び口頭で発表できる
5.課題解決のための方法を提案できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1解決すべき課題を明確化でき、当初の予定を越えて役割を遂行し、創意工夫ができる解決すべき課題を明確化でき、当初の役割を遂行し、創意工夫できる左記に達していない
評価項目2化学に関する基本的な知識を活用して、安全性や実験精度に配慮して実験を遂行できる化学に関する基本的な知識を活用して、実験を遂行できる左記に達していない
評価項目3グループ内でのディスカッションを円滑に進める主体的な行動がとれるグループ内でのディスカッションを円滑に進めるための行動がとれる左記に達していない
評価項目4成果を的確にまとめ、論理的な考察や討論ができる成果をまとめ、基本的な討論ができる左記に達していない
評価項目5課題解決の複数の提案ができ、効果を自己評価できる課題解決の提案ができる左記に達していない

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
化学および物質工学の知識を活用して基本的な課題を解決し、プレゼンテーションまで行う。このために、調査 → 計画 → 実施(実験)→ まとめおよび発表を行い、グループとして計画的に課題を解決していく際の重要なプロセスを認識できるようになることを目指す。
授業の進め方・方法:
自然界や身の回りの様々な現象・事柄の中で,材料,生物,環境,一般化学的といった大まかな分野の中から興味・関心あるテーマを考え,チームとして調査・研究・実験などを行い,結果をまとめて発表する・口頭発表は汎用的技能(コミュニケーションスキル、論理的思考力)として評価する。
・「その他」は、週報であり、応用力・考察力・創意工夫力や、課題解決への考えの提案力を評価する。
・最終報告書は各人が提出するが、自らの創意工夫がどこにあるかを表現し、考察を必ず加えること。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス(テーマの概要説明など) 科目の目的と各分野・テーマの背景から、取り組みたい課題をグループ内で相談できる。.
2週 テーマ決定.インターネット等による調査のガイダンス.CAD演習室の使用法説明. チーム内でコミュニケーションを取りながら、納得する工法でテーマを決定することができる。インターネット等による調査ができる.情報関係の演習室の使用方法がわかる.
3週 調査(図書館・インターネットなど)(コア) インターネットや図書館を利用した調査ができる.
4週 調査(図書館・インターネットなど)(コア) インターネットや図書館を利用した調査ができる.
5週 アイデア報告会の実施(コア) アイデアを解りやすく説明するための工夫ができる.
6週 調査・計画立案の修正(コア) アイデア報告会で明確化された課題から、実験計画の見直・修正ができる.
7週 最終計画書の作成・提出(コア) 提出資料としての形式を考えて、実験計画を立てることができる.
8週 実験等の実施(16.0h) 実験等の実施(16.0h) 自発的に実験等を進めることができる.問題の解決への創意工夫ができる。結果を踏まえた課題解決策を提案できる)
2ndQ
9週 実験等の実施(16.0h) 実験等の実施(16.0h) 自発的に実験等を進めることができる.問題の解決への創意工夫ができる。結果を踏まえた課題解決策を提案できる)
10週 実験等の実施(16.0h) 実験等の実施(16.0h) 自発的に実験等を進めることができる.問題の解決への創意工夫ができる。結果を踏まえた課題解決策を提案できる)
11週 実験等の実施(16.0h) 実験等の実施(16.0h) 自発的に実験等を進めることができる.問題の解決への創意工夫ができる。結果を踏まえた課題解決策を提案できる)
12週 実験等の実施(16.0h) 実験等の実施(16.0h) 自発的に実験等を進めることができる.問題の解決への創意工夫ができる。結果を踏まえた課題解決策を提案できる)
13週 発表会用パワーポイント作り 発表内容をわかりやすくまとめられる.パワーポイントによるプレゼンテーション資料が作成できる.
14週 最終報告会(コア) 観客を見ながら発表し、質問に答えることができる(実験の結果わかるっていることとわからないことをしっかりと意思k表示できる)
15週 最終報告書の作成・提出(コア) 発表した内容を考察を加えてレポートにまとめることができる.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができる。3前5,前14
専門的能力専門的能力の実質化PBL教育PBL教育工学が関わっている数々の事象について、自らの専門知識を駆使して、情報を収集することができる。3前3,前4
集められた情報をもとに、状況を適確に分析することができる。3前3,前4
与えられた目標を達成するための解決方法を考えることができる。3前5,前6,前7
状況分析の結果、問題(課題)を明確化することができる。3前5,前6,前7
各種の発想法や計画立案手法を用いると、課題解決の際、効率的、合理的にプロジェクトを進めることができることを知っている。3前14,前15
各種の発想法、計画立案手法を用い、より効率的、合理的にプロジェクトを進めることができる。3前14,前15

評価割合

レポート口頭発表相互評価態度ポートフォリオ週報合計
総合評価割合503000020100
基礎的能力100000010
専門的能力1000001020
分野横断的能力30300001070