総合英語ⅢB

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 総合英語ⅢB
科目番号 0068 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質環境工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材  Best Practice for the TOEIC L&R TEST (成美堂) 金のフレーズ(朝日出版社)
担当教員 高橋 眞規子

到達目標

到達目標: 1. 英語の基礎的な語彙,慣用句2600語以上を理解し運用できる。
2. 毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み,その概要を把握できる。
3. TOEIC400点レベル以上の語彙や高等学校学習要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1TOEICテストの400点レベル400語の80%以上を理解することができる。TOEICテストの400点レベル400語の60%以上理解するこができる。TOEICテストの400点レベル400語の60%以上を理解することができない。
評価項目2,3TOEICテストリスニングで160点以上取ることができる力を身につける。TOEICテストリスニングで140点以上取ることができる力を身につける。TOEICテストリスニングで120点以上取ることができる力を身につけることができない。

学科の到達目標項目との関係

函館高専教育目標 E 説明 閉じる

教育方法等

概要:
国際社会で活躍する技術者として必要な英語の基礎的コミュニケーション力を身につけることを目的とし,前期で目標とした330点からさらなる点数アップを目的とし、教材としてはTOEIC500点レベルのものを使用する。そのため,前期で学習した基本的な英単語・文法を身につけているという前提で授業を進めていく。授業は,学習到達目標達成のために,TOEICのリスニング問題,語彙問題演を中心にe-learning等で行う
授業の進め方・方法:
① TOEICの問題演習を通じて英語運用能力を身に着ける。
② 毎時E-learningを使用して自学自習を課題とし、翌週の単語学習チェックテストを実施する。
③ 教科書のWARM-UPのセクションは授業前に必ず各自E-learningにて実施しておく。
④ 授業は前期に引き続き 金のフレーズを使用した単語テスト、教科書のTOEIC演習とデクテーション、シャドーイング等の実践の場とする。
本講義の内容は,TOEIC400点レベル以上を取得するための①英単語,熟語の修得,②リスニング、リーディング問題演習が中心となる。JABEE教育到達目標評価:定期試験60%(E-4),小テスト15%(E-4),  課題25%(E-4)①小テスト(単語テスト)はTOEIC試験に向けた英単語,熟語の修得を目的とし、ほぼ毎時実施する。(一週間に100語,計800語),②各UNITの予習課題は授業前に必ず実施しておく③個人課題として学習するUNITの予習として準備問題の課題、および読解問題のなかの新出単語を個人課題として実施する。④また毎回実施されるUNIT復習課題は必須である。⑤学習した内容をもとに英会話を作成して実践する課題を課す
注意点:
TOEIC400点以上の取得を目的として実施する授業である。教科書は500点達成を目標としたものを使用するので教科書の80%以上を習得理解できれば、TOEIC400点取得は可能であると想定している。学習の中心はTOEICの演習、および語彙習得である。授業中の居眠り,授業に関係ない行動(PCやモバイル機器の指示以外の操作,漫画読み,内職など)は減点の対象とする。また,課題や提出物の未提出,提出遅れも減点対象となる。最低限,教科書の事前予習問題、語彙問題、個人課題は予習して授業に臨むこと。それらは課題点に含まれる
なお、前期のTOEIC学習を反映させるため、前期特別指導期間に実施されるTOEICテストで330点以上獲得した場合は、TOEIC点5点をボーナスとして総合成績に加点する。
また、後期期間内(2024年10月から1月中)にTOEIC試験を受験し400点以上のスコアを獲得した学生はスコアシートのコピーを2月終業式前までに提出するとさらにボーナス点5点が加点される。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業の進め方について解説

前期のTOEIC IP の獲得点数をもとに、学年末までの目標を各自立案する
2週 Unit1 Dining out  単語テスト501から550 前置詞についての文法事項を理解できる
外出や外食の話題が英語で理解できる
3週 Unit2 Offices    単語テスト551から600 形容詞についての文法事項を理解できる。
オフィスでの英会話が理解できる
4週 Unit3 General Business 単語テスト601から650 接続詞についての文法事項を理解できる
一般的なビジネス会話が英語で理解できる 
5週 Unit4 Manufacturing 単語テスト651から700  相関接続詞について理解できる。工場見学の際に使われる英会話について理解できる
6週 Unit5 Communication 単語テストSupplement1-50 分詞構文についての文法事項を理解できる
電話やE-mailなどで使用する英語表現を理解できる
7週 Unit6 Health     単語テストSupplement151-100
倒置表現についての文法事項を理解できる
健康についての話題が英語で理解できる
8週 中間試験  UNIT1-6までの内容について復習テストを実施し理解度を確認する
4thQ
9週 テスト返却  英会話課題解説
単語テストSupplement2
間違った問題の正答を求めることができる。
受動態についての文法事項を理解できる
財政や予算についての話題が英語で理解できる
英会話課題について理解し提出準備ができる
10週 Unit7 Finance and Budgeting
単語テストSupplement 3
比較についての文法事項を理解できる
娯楽やエンタメについての話題が英語で理解できる 
11週 Unit8 Entertainment
単語テスト1から100

不定詞についての文法事項を理解できる
ビジネスの購入取引についての話題が英語で理解できる
12週 Unit9 Purchasing
単語テスト101から200
副詞についての文法事項を理解できる
会社の研修等に使われる英語が理解できる
13週 Unit10Corporate Development
単語テスト201から300
関係代名詞についての文法事項を理解できる
技術文書を英語で理解したり、技術的な問題に対処する英会話を理解できる
14週 単語テスト301から400
英会話課題の実施           
英会話課題の実施
15週 学年末試験 UNIT7から12までの学習事項の理解度を確認する
16週 テスト返却 と英会話課題の実施 英会話課題の実施 間違った問題の正答を求めることができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3

評価割合

試験小テスト(単語テスト予習課題英会話課題復習課題合計
総合評価割合601515550100
基礎的能力601515550100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000