化学英語

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 化学英語
科目番号 0070 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 物質環境工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 やさしい化学英語(中村喜一郎、青柳忠克著)(オーム社)
担当教員 阿部 勝正

到達目標

1. 専門用語を含む英語の長文を正確な日本語に訳すことができる。
2. 化学物質名を英語で正確に発音し、聞き取ることができる。
3. 化学に関するネイティブスピーカーの会話をおおむね理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1専門用語を用いた英文を正確に和訳することができる。専門用語を用いた英文を7割程度和訳することができる。専門用語を用いた英文を和訳することができない。
評価項目2元素や無機・有機化合物を正確な英語で発音し、聞き取ることができる。元素や無機・有機化合物を7割程度英語で発音し、聞き取ることができる。元素や無機・有機化合物を英語で発音できず、聞き取ることもできない。
評価項目3化学に関するネイティブスピーカーの会話をほぼ理解することができる。化学に関するネイティブスピーカーの会話を6割程度理解することができる。化学に関するネイティブスピーカーの会話を理解することができない。

学科の到達目標項目との関係

函館高専教育目標 E 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本講義では、理科のいろいろ、やさしい化学、工業化学、化学工業、化学の最先端の内容について触れる。これらについて書かれた英文を正しい日本語に訳す訓練を行う。特に、適切な専門用語の使い方や関係代名詞を使う長文の訳し方などを学習する。
授業の進め方・方法:
 本講義の履修に当たっては、低学年で学んだ英語の文法や構文について十分に復習しておくこと。本講義は上記に加えて、プリントを用いて、環境問題や生物、化学に関する英文を正しい日本語に訳す訓練も行うので、配布したプリントにある未知の単語の意味を必ず調べてくること。
注意点:
教科書や補助教材を忘れたり、受講態度の悪い学生は減点する。
教育到達目標評価 定期試験80%(E)、課題20%(E)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 化学英語で学ぶ内容について理解できる
2週 理科のいろいろⅠ Matter, Measurement, Nature's recysling businessに関した内容の英文を日本文に訳すことで、長文読解への基礎力を養うことができる
3週 理科のいろいろⅡ Source of energy, Humidity,Polution,に関した内容の英文を日本文に訳すことで、長文読解への基礎力を養うことができる
4週 理科のいろいろⅢ Electric current, Classification, Sea waterに関した内容の英文を日本文に訳すことで、長文読解への基礎力を養うことができる。
5週 やさしい化学Ⅰ 元素名や無機化合物名を英語で正確に表現できる
6週 やさしい化学Ⅱ Atoms, Volume of gases, Acids and Basesに関した内容の英文を日本文に訳すことで、長文読解への基礎力を養うことができる
7週 やさしい化学Ⅲ Ions, Chemical reation, Neutralization, Boing point,に関した内容の英文を日本文に訳すことで、長文読解への基礎力を養うことができる
8週 中間試験 前半部分で履修した内容を理解することができる
2ndQ
9週 答案返却・解答解説
English pronunciation of organic compounds
・試験問題を通じて間違った箇所を理解できる
・有機化合物の名称を英語で正確に発音できる
10週 やさしい化学Ⅳ Chemical bond, Speed of reaction, Atomic structure , Periodic chart,に関した内容の英文を日本文に訳すことで、長文読解への基礎力を養うことができる
11週 やさしい化学Ⅴ Metals, Hydrocarbons、Proteinsに関した内容の英文を日本文に訳すことで、長文読解への基礎力を養うことができる
12週 工業化学Ⅰ Catalyst, Haber process, Radioactive atomsに関した内容の英文を日本文に訳すことで、長文読解への基礎力を養うことができる
13週 工業化学Ⅱ Refining of petroleum, Fibers and Plastics, Saponificationに関した内容の英文を日本文に訳すことで、長文読解への基礎力を養うことができる
14週 化学の最先端 Biotechnology, Materials, Enviromenntalに関した内容の英文を日本文に訳すことで、長文読解への基礎力を養うことができる
15週 期末試験
16週 試験答案返却・解答解説 間違った問題の正答を求めることができる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題合計
総合評価割合90000010100
基礎的能力700000777
専門的能力200000323
分野横断的能力0000000