学外実習

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 学外実習
科目番号 0076 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質環境工学科 対象学年 4
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 実習先からの会社案内など
担当教員 寺門 修

到達目標

1.企業等における技術者の実務を理解できる。
2.高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを理解できる。
3.実際の企業人等との仕事を通して自身のキャリアデザインを明確化することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1企業等における技術者の実務を理解できる。企業等における技術者の実務を大まかに理解できる。企業等における技術者の実務を理解できない。
評価項目2高専で学んでいる知識が、企業等でどのように活用・応用されているか理解できる。高専で学んでいる知識が、企業等で活用・応用されていることが理解できる。高専で学んでいる知識が、企業等でどのように活用・応用されているか理解できない。
評価項目3企業等における将来にわたる明確なキャリアイメージを持つことができる。企業等における大まかなキャリアイメージを持つことができる。キャリアイメージを持つことができない。

学科の到達目標項目との関係

函館高専教育目標 D 説明 閉じる
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教育方法等

概要:
企業での実習を通して実践的な感覚を養い、学校で習得した専門知識や技術に裏づけを与える。特に技術者としての実務を理解するとともに,社会に貢献することの意義を理解する。また実習の成果を正確、論理的に報告書としてまとめられる。さらには、実習報告会にて実習の成果を的確にプレゼンテーションできる能力を育成する。
授業の進め方・方法:
実習開始前:実習機関の概要等を事前に承知しておくとともに、学外実習の趣旨、目的を把握しておくこと。
実習期間:学外実習に専念し、学外実習生であることを自覚してその言動に責任を持ち、礼節を守ること。
その他:履修を希望した場合でも、実習は受け入れ機関の都合で実施できないことがあります。
注意点:
企業評価(取組み、協調性、理解、達成度、まとめ)を25%、実習報告書を25%、社会貢献を25%、実習報告会を25%として評価する

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 企業等での実習 企業等での実習を通して実践的な感覚を養い、学校で修得した専門知識や技術に裏付けを与える。特に技術者としての実務を理解するとともに、社会に貢献することの意義を理解する。
2週 実習報告書の作成 実習の成果を正確、論理的に報告書としてまとめる。
3週 実習報告会での発表 実習の成果を的確にプレゼンテーションできる能力を育成する。
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週 実習機関の決定前
・実習履修願の提出
・実習希望調査書の提出
・実習を希望する学生は「履修願」を担任に提出する。
・「実習希望調査書」を担任に提出する。
2週 実習機関決定後
・実習申込書の提出
・誓約書の提出
・障害保険契約の締結
・「実習申込書」、並びに「誓約書」を担任に提出する。
・「障害保険契約」を結ぶこと。
3週 実習開始前
・実習旅行届の提出
・実習心得の受領
・実習証明書の受領
・「実習旅行届」を担任に提出すること。
・指定された所持品の他、身分証明書、健康保険証、印鑑等を持参する。
・実習期間中の所在や連絡場所を家人に連絡する。
・集合時間及び場所を確認する。
・「実習証明書」を持参すること。
4週 実習期間中
・実習証明書の提出
・「実習証明書」を実習先担当者に提出する。
・実習中は実習生として不用意な言動や行動は固く慎み、礼儀正しく対応すること。
・機械・器具等の取扱いで、自分勝手な判断をせず、担当者の指示に従うこと。実習内容や機器の取扱いで不明な点は、質問し、理解した上で実習に取り組むこと。また、使用した器具・物品の整理整頓に心掛けること。
5週 実習終了後
・実習報告書の提出
・実習報告会
・実習先の旅行予定(帰還日、旅行経路等)に変更がある場合、その旨担任及び家人に連絡すること。
・指導者及びお世話になった関係者に、礼状を書くこと。
・実習期間に知り得た企業・研究情報等の機密事項は口外しないこと。
・「実習報告書」を担任に提出すること。
・「実習証明書」を受け入れ機関から回収する。
・「実習報告会」にて実習結果を発表する。
6週 単位認定
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学ライフサイエンス/アースサイエンスライフサイエンス/アースサイエンス有害物質の生物濃縮について説明できる。3
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3前1
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3前1
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3前1
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3前1
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3前1
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3前1
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3前1
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3前1
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3前1
企業には社会的責任があることを認識している。3前1
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3前1
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3前1
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3前1
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3前1
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3前1
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3前1
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3前1

評価割合

企業評価発表(報告会)相互評価社会貢献実習報告書その他合計
総合評価割合2525025250100
基礎的能力0000000
専門的能力0150015030
分野横断的能力251002510070