人間と文明Ⅲ

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 人間と文明Ⅲ
科目番号 0140 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 物質環境工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 受講者に適宜指示する。
担当教員 牧之内 友

到達目標

1. 授業内で取り上げる文献について、正確に読み、その内容を把握、理解し、要約して説明することができる。
2. 授業内で取り上げた文献の著者について、説明することができる。
3. 授業内で取り上げた文献について、当時の歴史的状況と絡めて理解し、説明することができる。
4. 授業内に取り上げた文献について、その現代的意義について考察し、説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1授業内で扱う文献を正確に読み、その内容を多角的に把握、理解し、分かりやすく説明できる。授業内で扱う文献を正確に読み、その内容を把握、理解し、ひととおり説明できる。左記に達していない。
評価項目2授業内で取り上げた文献の著者について、多様な観点から調べてまとめ、分かりやすく説明できる。授業内で取り上げた文献の著者について調べてまとめ、ひととおり説明することができる。左記に達していない。
評価項目3授業内で取り上げた文献について、当時の歴史的状況を踏まえて多角的に理解し、分かりやすく説明できる。授業内で取り上げた文献について、当時の歴史的状況を踏まえて理解し、ひととおり説明できる。左記に達していない。
評価項目4授業内で取り上げた文献について、今日的観点から多角的に理解し、その現代的意義を考察し、分かりやすく説明できる。授業内で取り上げた文献について、今日的観点から理解し、その現代意義について考察し、ひととおり説明できる。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

函館高専教育目標 D 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日本近代の古典として、福沢諭吉『学問のすゝめ』ほかを読み進め、その著者についても学んでいきます。たかだか150年前の日本語です。外国語ではありません。最初は読み慣れないかもしれませんが、一緒に読んでいきましょう。
なお授業内容は公知の情報のみに限定されています。
授業の進め方・方法:
指定した文献を輪読形式で読み進めていきます。それぞれの授業で扱った箇所について、授業内もしくは授業後にレポートを課します。
なお、扱う文献については(出版社・レーベルなども含めて)授業開始までに十分余裕を持って連絡するので、授業初日までに各自購入してください。
注意点:
・2023年度から担当も内容も変更になっています。しっかり内容を確認して履修してください。
・受講人数にもよるが、ほぼ毎回輪読の当番が当たります。また、ほぼ毎回レポート課題を出す予定です。積極的な受講姿勢が望まれます。
・評価は課題100%です。課題の不備・未提出は、「不可」を含む低評価となりますので注意が必要です。
※本科目は学修単位(1単位)の授業であるため、履修時間は授業時間15時間と授業時間以外の学修(予習・復習、課題・テスト等のための学修)を併せて45時間です。自学自習の成果は課題によって評価します。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス(福沢諭吉と『学問のすゝめ』について)
「初編」を読む
福沢諭吉について説明できる。
『学問のすゝめ』の歴史的意義について考察し、説明できる。
「初編」を読み、その内容を要約して、説明できる。
2週 「二編」「三編」を読む 「二編」「三編」を読み、その内容を要約して、説明できる。
3週 「四編」「五編」を読む 「四編」「五編」を読み、その内容を要約して、説明できる。
4週 「六編」「七編」「八編」を読む 「六編」「七編」「八編」を読み、その内容を要約して、説明できる。
5週 「九編」「十編」を読む 「九編」「十編」を読み、その内容を要約して、説明できる。
6週 「十一編」「十二編」「十三編」を読む 「十一編」「十ニ編」「十三編」を読み、その内容を要約して、説明できる。
7週 「十四編」「十五編」を読む 「十四編」「十五編」を読み、その内容を要約して、説明できる。
8週 「十六編」「十七編」を読む
まとめ
「十六編」「十七編」を読み、その内容を要約して、説明できる。
『学問のすゝめ』の全体を通してその内容を要約し、その現代的意義について考察し、説明できる。
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題試験ポートフォリオ合計
総合評価割合10000100
基礎的能力800080
専門的能力0000
分野横断的能力200020