中国語

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 中国語
科目番号 0346 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 物質環境工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『理系学生のための中国語Ⅰ 発音編・基礎編』(好文出版)クラウン中日辞典 小型版』(三省堂)2800円 中国語をモノにしたいなら『中日辞典』(小学館)7000円     ※上記どちらかの辞典を必ず買うこと
担当教員 泊 功

到達目標

1.発音、ピンインをマスターする。
2.基本文法と基本単語を理解できる。
3.日常の会話表現を理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1標準的な発音ができ、ピンインを読んで書ける。標準的な発音ができ、ピンインを読める。標準的な発音も、ピインインも読めない。
評価項目2基本的な文法事項と単語を理解して、会話に応用できる。基本的な文法事項と単語を理解できる。基本的な文法事項と単語を理解していない。
評価項目3日常に多用される会話表現を理解し、会話に応用できる。日常に多用される会話表現を理解できる。日常に多用される会話表現を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標 (D-1) 説明 閉じる
函館高専教育目標 D 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・貿易関係、中国製品、歴史問題など日本と中国の話題は事欠きません。この科目では現代中国語を学ぶことを通して、現代の国際社会や中国の歴史的背景を理解し、同時に互いの文化を尊重できるような価値観を養います。
・プラクティカルな目標としては、ピンインをマスターして初級の文法と会話を身に付けます。
授業の進め方・方法:
発音、会話を中心に練習し、基本会話へと進みます。教師の範読、CDによるディクテーションなど音声的な練習を主とし文法を従とします。あと日常会話での決まり文句を中心に練習し、暗唱します。
注意点:
中国語は漢字を見て何となく意味のわかることもありますが、当然日本語とは異なる外国語です。よって外国語学習であることを意識して、発音・文法を学んで欲しい。毎回の授業では必ず辞書を用意すること。多聴、多説、多看、多写に努めて下さい。辞書は毎回持ってきてください。
 ほとんどの人にとって初めて習う外国語と思いますので、最初のころは復習、慣れてきたら予習・復習が必須です。家庭学習を確認するための小テストや、文法的なワークを含めたレポート課題も実施します。できるだけ中国語に多く触れることによって、基本的な中国語コミュニケーション能力を養いましょう。希望者は高専で検定試験(準4級~1級)も受験できます。
JABEE教育到達目標評価:定期試験80%(D-1),課題20%(D-1)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 (発音編)
第一課 中国語の発音をマスター
・声調、母音、子音のしくみを理解する。
2週 第一課 声調、基本母音 声調、基本母音が正しく発音できる。
3週 第二課~第三課 子音、変調
 簡単なあいさつ
子音、変調を正しく発音できる。また、ピンインを見て発音できる。
4週 (基礎編)中国語の基本
第一課 数と助動詞
・基本的な文法事項を理解できる。
・基本的な語彙を習得する。
5週 第二課~第三課 月と日付、曜日  ・基本的な文法事項を理解できる。
・基本的な語彙を習得する。
6週 第四課~第五課 買い物とトイレ
・パソコン、スマホで中国語を打ってみる。 
・基本的な文法事項を理解できる。
・基本的な語彙を習得する。
7週 第六課 季節と天気 ・基本的な文法事項を理解できる。
・基本的な語彙を習得する。
8週 中間試験 これまで習った内容を理解できる。
2ndQ
9週 第七課 仕事と時間の言い方
・基本フレーズを文法的に理解しつつマスターする。
10週 第八課 時間量の言い方と「了」の用法 ・基本フレーズを応用して、中国語で簡単なコミュニケーションがとれる。
11週 第九課 動作の進行と状態の言い方 ・基本フレーズを応用して、中国語で簡単なコミュニケーションがとれる。
12週 第十課 過去の経験の言い方

・やや複雑なフレーズをマスターして表現の幅を広げる。
・文法的な知識を確かなものにする。
13週 第十一課 二重目的を取る動詞
     比較の文
     使役の文
・やや複雑なフレーズをマスターして表現の幅を広げる。
・文法的な知識を確かなものにする。
14週 これまでの文法事項と例文を整理したまとめ 今まで習った中国語表現を自分で応用できる。
15週 期末試験 これまで習った内容を理解できる。
16週 答案返却・解答解説 ・間違った箇所を理解できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力80200000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000