社会人基礎力演習Ⅰ

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 社会人基礎力演習Ⅰ
科目番号 0423 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 物質環境工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 必要に応じて適宜配布する。(1年次に使用したファイルは続けて使用する。)
担当教員 奥平 理,中村 和之,泊 功,鳴海 雅哉,菅原 雅之

到達目標

1.社会人基礎力を理解することができる。
2.進路志望に必要な書類の書き方を理解することができる。
3.面接の基本スタイルを理解することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1社会人基礎力を理解し、それを体得しようする。社会人基礎力を理解することができる。社会人基礎力を理解することができない。
評価項目2進路志望に必要な書類の書き方を理解し、よりよいものを提出しようとできる。進路志望に必要な書類の書き方を理解することができる。進路志望に必要な書類の書き方を理解することができない。
評価項目3面接の基本スタイルを理解し、よりよい面接ができるように練習できる。面接の基本スタイルを理解することができる。面接の基本スタイルを理解することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標 (A-2) 説明 閉じる
学習・教育到達目標 (D-3) 説明 閉じる
学習・教育到達目標 (E-1) 説明 閉じる
学習・教育到達目標 (E-2) 説明 閉じる
函館高専教育目標 A 説明 閉じる
函館高専教育目標 D 説明 閉じる
函館高専教育目標 E 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本講義は、各学年で設定される「コミュニケーション科目」の一つで、みなさんが函館高専の学生として健全に成長することを
目標としている。特に4年次では、これまでの内容を踏まえ、実際にインターンシップに参加するみなさんにとって実践的な事
項、例えば「履歴書」などの諸書類の作成、社会人としてのマナー、面接作法などの対応支援をしていく。加えて、卒業までに
「社会人基礎力」(職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力)を養成していく。
授業の進め方・方法:
グループ討議、発表、教員による講話
注意点:
評価について、英語や数学などの一般教養科目と異なり、「知識を得た」ことを評価の対象としない。ワークショップや発表における姿勢
やそのまとめとしてのレポート、および自己実現目標の設定とその自己評価でもって評価とする。前向きに取り組む姿勢であ
ればあるほど、それに報いたいと考える(評価:その他)。
すでに述べたとおり、本講義には積極的に参加してもらいたい。従って、授業中に本講義と関係の無い取り組みをしていた
り、不要の物を操作していたりした場合は、「意欲無し」と見なし、相応の減点措置となることを覚悟されたい。加えて、そのよう
な姿勢であれば、将来に向けて必ずや失点となるであろうことを指摘しておく。
JABEE教育到達目標評価:定期試験30%(D-3:66.7%、E-2:33.3%)、課題40%(D-3:50%、E-2:50%)、発表20%(A-2:50%、E-1:50%)、ポートフォリオ10%(D-3:50%、E-2:50%)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、1年間の自己実現目標の再設定 本講義の概要を理解し、自己実現目標を再設定できる。
2週 4年次を迎えて意識するべきこと(専攻科生あるいは5年生による講話)※実施週の変更ありうる 上級生による講話を適切な姿勢で聞き、内容を十分理解し、自らの役に立てることができる。
3週 「履歴書」作成演習 「履歴書」作成の方法と工夫を理解できる。
4週 「自己アピール文」作成演習 「志望動機書」作成の方法と工夫を理解できる。
5週 「志望動機」作成演習 「自己アピール文」作成の方法と工夫を理解できる。
6週 「敬語」演習
※電子メールの書き方含む
「敬語」の適切な用い方と誤用について理解できる。
7週 「礼状」作成演習 「礼状」作成の方法と工夫を理解できる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 答案返却・解説、目標の見直しと反省 範囲の適切な理解ができる。
自ら設定した自己実現目標を見直し、適切に自己の生活に対応させることができる。
10週 「面接の在り方」ワークショップ①(「面接」とはどのようなものか、どのように対応するべきものなのかを検討する) ワークショップの目的を適切に理解し、自らのコミュニケーション能力(人間力)を活用あるいは伸ばそうとすることができる。
11週 「面接の在り方」ワークショップ②(同上) ワークショップの目的を適切に理解し、自らのコミュニケーション能力(人間力)を活用あるいは伸ばそうとすることができる。
12週 「面接の在り方」ワークショップ③(面接に関する参考資料の確認と内容検討) ワークショップの目的を適切に理解し、自らのコミュニケーション能力(人間力)を活用あるいは伸ばそうとすることができる。
13週 「面接の在り方」ワークショップ④(同上) ワークショップの目的を適切に理解し、自らのコミュニケーション能力(人間力)を活用あるいは伸ばそうとすることができる。
14週 「面接の在り方」ワークショップまとめ
※検討結果をレポートにまとめる。
ワークショップの目的を適切に理解し、自らのコミュニケーション能力(人間力)を活用あるいは伸ばそうとすることができる。
15週 ※前期期末試験は実施しない。
16週 今年度の自己評価と反省 自ら設定した目標に対し、妥当な自己評価ができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題発表態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合3050100100100
基礎的能力20300010060
専門的能力0000000
分野横断的能力10201000040