コミュニケーション英語特講

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 コミュニケーション英語特講
科目番号 0436 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質環境工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 Presentations to Go: Building Presentation Skills for Your Future Career
担当教員 臼田 悦之

到達目標

1. プレゼンテーションの計画書・企画書が書ける
2. プレゼンテーションの原稿とスライドを作成できる
3. プレゼンテーションができる
4. 自分のプレゼンテーションを振り返り次回に活かすことができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1プレゼンテーションの詳しい計画書・企画書が書けるプレゼンテーションの大まかな計画書・企画書が書けるプレゼンテーションの計画書・企画書が不十分である
評価項目2プレゼンテーションの原稿とスライドをていねいに作成できるプレゼンテーションの原稿とスライドを作成できるプレゼンテーションの原稿とスライドが不十分である
評価項目3人前で、Speech Message, Visual Message, Physical Messageに気をつけてプレゼンテーションが出来る人前で、Speech Message, Visual Messageに気をつけてプレゼンテーションが出来る人前でプレゼンテーションが出来ない
評価項目4自分のプレゼンテーションを振返り次回にうまく活かせる自分のプレゼンテーションを振返り次回に活かせる自分のプレゼンテーションを振り返っても次回にうまく活かせない

学科の到達目標項目との関係

函館高専教育目標 E 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本講義では英語を使うことを主眼に置き、今まで培ってきた英語の知識や技能を活かしてプレゼンテーションを中心に行う。英語のプレゼンテーションの作成から実施までの方法を学び、与えられたテーマについて実際に人前でプレゼンテーションを実施する。ブレインストーミング、構想、調査、スライド作成、原稿書き、英語を覚える、プレゼンテーション、振り返りまでを行い、大学や社会でも役立つ英語での発表技能を身につける。
授業の進め方・方法:
※この講義内容は全てコアカリキュラムの内容に基づいている
以下の項目は、プレゼンテーションの心構えとして留意するように
1.計画書・企画書・原稿作成・スライド作成は手際よくやり、あまり時間をとられないように
2.原稿を覚えるのにしっかりと時間をかけるように
3.発表の際はカタカナ英語にならないよう、英語らしい発音を心がけること (毎日音読練習をすること)
4.Physical Message、とくにeye contactを大切にする
注意点:
※地方、全国のプレゼンテーション大会(本校のプロゼロ含む)に参加し英語で発表した場合、ボーナス点40点を与える

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ・ガイダンス
・Project: Introducing Yourself (Step1)
・学習の到達目標、学習内容、および留意点を理解できる
・英語で自己紹介する効果的な方法を理解できる
2週 ・Project: Introducing Yourself (Step2) ・英語で自己紹介する計画・準備ができる
3週 ・Project: Introducing Yourself (Step3) ・自己紹介用のパワーポイントのスライドを作成できる
4週 ・Project: Introducing Yourself (Step4) ・留学生が混じるクラスでの初回の授業という設定で、スライドを使いながら英語で自己紹介できる
・自分の発表を振り返ることができる
・他の人の発表を評価できる
5週 ・Project: Introducing Japan (Step1) ・日本の魅力を世界に紹介し、広報・宣伝するプレゼンテーションの方法を理解できる
6週 ・Project: Introducing Japan (Step2) ・日本紹介のプレゼンテーションの計画・準備をグループで出来る
7週 ・Project: Introducing Japan (Step3) ・日本紹介用のパワーポイントのスライドを作成できる
8週 中間試験(日本紹介のグループプレゼンテーション)
2ndQ
9週 ・Project: Discussing Social Issues (Step1) ・身近な社会問題とその解決策を伝えるプレゼンテーションの方法を理解できる
10週 ・Project: Discussing Social Issues (Step2) ・身近な社会問題とその解決策を伝えるプレゼンテーションの準備をグループで出来る
11週 ・Project: Discussing Social Issues (Step3) ・パワーポイントのスライドを作成できる
12週 ・Project: Discussing Social Issues (Step4) ・大学生の国際カンファレンスでの発表という設定で、スライドを使いながら社会問題とその解決策をグループでプレゼンテーションできる
・自分の発表を振り返ることができる
・他の人の発表を評価できる
13週 ・Project: Talking About Your Future Plan (Step1) ・自分の将来についてプレゼンテーションする方法を理解でき、準備できる
14週 ・Project: Talking About Your Future Plan (Step2) ・パワーポイントのスライドを作成し、プレゼンテーションの準備ができる
15週 期末試験(自分の将来についてのプレゼンテーション)
16週 ・振り返り、自己評価 ・自分の発表を振り返り、自己評価できる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度計画書・企画書スライド・原稿合計
総合評価割合060001030100
基礎的能力060001030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000