化学英語

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 化学英語
科目番号 0446 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 物質環境工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 話しながら学ぶ化学英語 (福馬淳子 著、廣川書店)/英語で読む生命と環境 (講談社)、The Future of the Global Environment (UNEP)など
担当教員 上野 孝

到達目標

1. 英語の専門用語を日本語に訳すことができる。
2. 英語の長文を正しい日本語に訳すことができる。
3. 化学に関するネイティブスピーカーの会話をおおむね理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1専門用語を用いた英文を正確に和訳することができる。専門用語を用いた英文を7割程度和訳することができる。専門用語を用いた英文を和訳することができない。
評価項目2元素や無機・有機化合物を正確な英語で発音し、聞き取ることができる。元素や無機・有機化合物を7割程度英語で発音し、聞き取ることができる。元素や無機・有機化合物を英語で発音できず、聞き取ることもできない。
評価項目3化学に関するネイティブスピーカーの会話をほぼ理解することができる。化学に関するネイティブスピーカーの会話を6割程度理解することができる。化学に関するネイティブスピーカーの会話を理解することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標 (E-4) 説明 閉じる
函館高専教育目標 E 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本講義では主に環境や生物について書かれた英文を正しい日本語に訳す訓練を行う。特に、適切な専門用語の使い方や関係代名詞を使う長文の訳し方などを学習する。リスニングでは、化学に関するネイティブスピーカーの会話を理解できるように、リーディングやスピーキングを繰り返し行う。これらを通じて、専門用語の正しい発音の仕方を身につける。
授業の進め方・方法:
 本講義の履修に当たっては、低学年で学んだ英語の文法や構文について十分に復習しておくこと。本講義は環境問題や生物、化学に関する英文を正しい日本語に訳す訓練を行うので、配布したプリントにある未知の単語の意味を必ず調べてくること。また、ネイティブによる実用的な化学英語のリスニングをとおしてスピーキング能力を高める訓練を行うので、学んだ会話を何度も発音し、それを耳で聴くことで定着させる。
注意点:
教科書や補助教材を忘れたり、受講態度の悪い学生は減点する。
JABEE教育到達目標評価 定期試験100%(E-4)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 化学英語で学ぶ内容について理解できる
2週 The Obligation to Endure 環境問題に関する本「沈黙の春」の原文を読みやすい日本語に訳すことで、長文読解ができる
3週 The Obligation to Endure 環境問題に関する本「沈黙の春」の原文を読みやすい日本語に訳すことで、長文読解ができる
4週 The Obligation to Endure 環境問題に関する本「沈黙の春」の原文を読みやすい日本語に訳すことで、長文読解ができる
5週 Safety Measures in the Laboratory 1つの単語から関連する単語を導き出すことができる
6週 Safety Measures in the Laboratory 1つの単語から関連する単語を導き出すことができる
7週 Numbers and mathematical formulae 数および数式を英語で読むことができる
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 答案返却・解答解説
Botanic Gardens and Gene Banks
・試験問題を通じて間違った箇所を理解できる
・遺伝子の多様性に関する英文を和訳できる
10週 Botanic Gardens and Gene Banks 遺伝子の多様性に関する本の原文を読みやすい日本語に訳すことで、長文読解ができる
11週 Botanic Gardens and Gene Banks 遺伝子の多様性に関する本の原文を読みやすい日本語に訳すことで、長文読解ができる
12週 Numbers and mathematical formulae 数および数式を英語で読むことができる
13週 Numbers and mathematical formulae 数および数式を英語で読むことができる
14週 English names of inorganic compounds 元素名や無機化合物名を英語で正確に表現できる
15週 前期期末試験
16週 試験答案返却・解答解説 間違った問題の正答を求めることができる
後期
3rdQ
1週 Environmental Pressure 図と本文との関係を理解して長文読解ができる
2週 Environmental Pressure 図と本文との関係を理解して長文読解ができる
3週 Environmental Pressure 図と本文との関係を理解して長文読解ができる
4週 Environmental Pressure 図と本文との関係を理解して長文読解ができる
5週 Body Temperature 華氏から摂氏への換算などの加減乗除を表現できる
6週 Body Temperature 華氏から摂氏への換算などの加減乗除を表現できる
7週 English pronunciation of organic compounds 有機化合物の名称を英語で正確に発音できる
8週 後期中間試験
4thQ
9週 答案返却・解答解説
Environmental Pressure
・試験問題を通じて間違った箇所を理解できる
・図と本文との関係を理解して長文読解ができる
10週 Environmental Pressure 図と本文との関係を理解して長文読解ができる
11週 Environmental Pressure 図と本文との関係を理解して長文読解ができる
12週 Terminology 接頭辞や接尾辞などから化学用語を系統的に表現できる
13週 Terminology 接頭辞や接尾辞などから化学用語を系統的に表現できる
14週 Terminology 接頭辞や接尾辞などから化学用語を系統的に表現できる
15週 学年末試験
16週 試験答案返却・解答解説 間違った問題の正答を求めることができる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力900000090
専門的能力100000010
分野横断的能力0000000