Global English Ⅱ

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 Global English Ⅱ
科目番号 0086 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 社会基盤工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 Writing Method Standard
担当教員 臼田 悦之

到達目標

1.Global社会でも通用するように、英語で考え、自分の意見を述べ、相手を説得する基本的力を身に付けることができる。
2.各トピックのStatementについて賛成か反対かの自分の意見を英語で述べることができる。
3.Dialogueに関連したトピックについて論理的に自分の意見をまとめ、パラグラフライティングできる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1身近な話題ややや社会的な話題で100語程度の英文で自分の考えを首尾一貫した内容で正確に書くことができる。身近な話題ややや社会的な話題で100語程度の英文で自分の考えをある程度正確に書くことができる。身近な話題ややや社会的な話題で100語程度の英文で自分の考えを書くことができない。
評価項目2書いた内容に基づき、英語で相手に正確に伝えたり、スムーズに質問に答えたりすることができる。書いた内容に基づき、英語で相手に伝えたり、質問に答えたりすることが間違えながらもできる。書いた内容に基づき、英語で相手に伝えたり、質問に答えたりすることができない。
評価項目3タスク・ベースの活動でゴールを達成したり自分の英語を振り返りながら十分に向上させることができる。タスク・ベースの活動でゴールを達成したり自分の英語を振り返りながら少しでも向上させることができる。タスク・ベースの活動でゴールを達成できない。また、自分の英語を振り返ることができない。

学科の到達目標項目との関係

函館高専教育目標 E 説明 閉じる

教育方法等

概要:
身近な話題や社会的な話題に関してGlobalな視点で自分の考えを英語で相手に伝え、英語で応答する演習を行う。他の国の文化に触れたり日本の文化について考えたりしながら、クラスメートや外国人にも自分の考えを伝えたり質問に答えたりできる積極的な態度を養う。
授業の進め方・方法:
1.積極的に英語で話そうとする姿勢が必要
2.高専2年生までの英文法・語彙は習得しているものとみなし、ある程度英語でコミュニケーションできるという前提で授業を進める
3.自分で書いた英文エッセイをベースに、グループによるディスカッション活動を行う。
4.自分の発話を録音し書き起こしたものを見直すことでスピーキングの正確さ・複雑さを向上させる
5.留学生とディスカッションすることで、実践的コミュニケーション力を養う。
注意点:
TOEICの受験対策は行わない。授業ではスピーキング中心で進める。英語である程度コミュニケーションを行うには、英文聞いたり読んだりするなどのインプットが非常に重要であるため、予習・課題・小テストには全力で取り組むこと。評価はライティングとスピーキングのポートフォリオ50%、定期考査、課題・発表・小テストなどで50%とする。遅刻や居眠りなど授業を受けるにふさわしくない態度は減点とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
Self-introduction and resolution in English
授業の進め方、評価方法などを理解できる。
簡単な自己紹介と決意を英語で言うことができる。
2週 ◎Lesson 1 Tourism
◆Task 1 (Information-gap)
Tourism のトピックに関して段階的に自分の考えを整理し、80語程度で書くことができる。グループでお互いに発表し合い、質問したり答えたりすることができる。
3週 ◎Lesson 2 Life
◆Task 2 (information-gap, Opinion-gap)
Life のトピックに関して段階的に自分の考えを整理し、80語程度で書くことができる。グループでお互いに発表し合い、質問したり答えたりすることができる。
4週 ◎Lesson 3 Education
◆Task 3 (Opinion-gap, discussion)
Education のトピックに関して段階的に自分の考えを整理し、80語程度で書くことができる。グループでお互いに発表し合い、質問したり答えたりすることができる。
5週 ◎Lesson 4 Work
◆Task 4 (discussion)
Work のトピックに関して段階的に自分の考えを整理し、80語程度で書くことができる。グループでお互いに発表し合い、質問したり答えたりすることができる。
6週 ◎Lesson 5 Environment
◆Task 5 (discussion)
Environment のトピックに関して段階的に自分の考えを整理し、80語程度で書くことができる。グループでお互いに発表し合い、質問したり答えたりすることができる。
7週 Review L1~L5で書いたエッセイを見直し、エラーの傾向を特定し、後半のWritingに活かすことができる。
タスクでの自分の発話を振り返り、エラーの傾向を析できる。そして次のタスクに活かせる。
8週 Discussion with international students 留学生と会話できる。世間話から始まり、与えられたトピックでディスカッションできる。
2ndQ
9週 ◎Lesson 6 Internet
◆Task 6 (discussion)
Internet のトピックに関して段階的に自分の考えを整理し、100語程度で書くことができる。グループでお互いに発表し合い、質問したり答えたりすることができる。
10週 ◎Lesson 7 Technology
◆Task 7 (discussion)
Technology のトピックに関して段階的に自分の考えを整理し、100語程度で書くことができる。グループでお互いに発表し合い、質問したり答えたりすることができる。
11週 ◎Lesson 8 Social Welfare
◆Task 8 (balloon-debate)
Social Welfare のトピックに関して段階的に自分の考えを整理し、100語程度で書くことができる。グループでお互いに発表し合い、質問したり答えたりすることができる。
12週 ◎Lesson 9 Daily Problems
◆Task 9 (balloon-debate)
Daily Problems のトピックに関して段階的に自分の考えを整理し、100語程度で書くことができる。グループでお互いに発表し合い、質問したり答えたりすることができる。
13週 ◎Lesson 10 Traffic issues
◆Task 10 (balloon-debate)
Traffic Issues のトピックに関して段階的に自分の考えを整理し、100語程度で書くことができる。グループでお互いに発表し合い、質問したり答えたりすることができる。
14週 Review L6~L10で書いたエッセイを見直し、エラーの傾向を特定できる。
タスクでの自分の発話を振り返り、エラーの傾向を析できる。
15週 学年末試験 60%以上の点数を取得できる。
16週 Results and reflection(最終試験は前期期末試験期間中に実施) 解説を通じて、自分の間違った個所を理解できる。授業で学んだことを振り返り、自立的学習計画を立てられる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験・課題など発表・成果物など相互評価態度ポートフォリオ小テスト合計
総合評価割合50000500100
基礎的能力50000500100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000