総合英語Ⅰ

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 総合英語Ⅰ
科目番号 0178 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 社会基盤工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 MY WAY English Communication Ⅰ (三省堂),MY WAY English Communication Ⅰ ワークブックスタンダード(三省堂),TOEIC L&R TEST出る単特急銀のフレーズ(朝日新聞出版) 
担当教員 山下 純一

到達目標

1.英語でコミュニケーションを図るために必要な基礎的な文法事項を理解し,活用・運用することができる。
2.英語でコミュニケーションを図るために必要な基礎的な語彙を理解し,運用することができる。
3.既習の文法,語彙を用いて,様々な場面で自分の意思を英語で表現する事ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英語で書かれた文章を読んだり,聞いたりして,内容を正確に理解することができる。英語で書かれた文章を読んだり,聞いたりして,内容を概ね理解することができる。英語で書かれた文章の内容を理解することができない。
評価項目2TOEIC頻出語,およそ1000語程度の60%以上を理解し運用できる。TOEIC頻出語,およそ1000語程度の50~60%を理解し運用できる。TOEIC頻出語,およそ1000語程度の語彙を理解できず,運用もできない。
評価項目3英語表現に必要な基礎的な文法を正確に理解することができる。英語表現に必要な基礎的な文法を概ね理解することができる。英語表現に必要な基礎的な文法を理解することができない。

学科の到達目標項目との関係

函館高専教育目標 E 説明 閉じる

教育方法等

概要:
英語でコミュニケーションを図るために必要な基礎的,基本的な文法事項,また,語彙を身につけながら,英文読解能力を身につけていく。また,それらを用いて自分や身近なことについて英語で表現する力を養う。
授業の進め方・方法:
・間違いを恐れず,積極的に英語で表現をすること。
・補助教材でもしっかり学習をし,授業以外での学習習慣を身につけること。
・分からないことは質問し,しっかり理解すること。
・試験評価は共通学習時間に実施される試験成績と定期試験期間中に実施される試験成績、および、TOEIC BRIDGEのスコアをまとめて評価する。
注意点:
・万が一,再試験の対象になった場合,再試験に関連した課題の提出を求めることがある。その課題を提出しない場合は,再試験受験意思なしと判断し,受験を認めないこともあるので注意すること。
・授業中の居眠り,携帯電話の使用など授業態度が悪い場合,減点することもあるので注意すること。
※この講義の内容は、全てコアカリキュラムの内容に基づいている。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
Starter (pp.8~10)
授業の目的や内容などしっかり理解することができる。
品詞,文型について理解することができる。
2週 Lesson 1 Proverbs Around the World Section 1 (pp. 14-17) 過去形について理解することができる。
3週 Lesson 1 Proverbs Around the World Section 2 (pp. 16-18) 現在進行形について理解することができる。
4週 Lesson 1 Proverbs Around the World Section 1(pp. 19-20) that節について理解することができる。
5週 Lesson 1 Proverbs Around the World Section 1 (pp. 14-17) ことわざについての会話を聞き取ることができる。
世界のさまざまなことわざについて書かれている英文を読み理解することができる。
6週 Lesson 1 Proverbs Around the World Section 2 (pp. 16-18) 世界のさまざまなことわざについて書かれている英文を読み理解することができる。
7週 Lesson 1 Proverbs Around the World Section 1(pp. 19-20)
Lesson 1 Review (pp. 22-24)
世界のさまざまなことわざについて書かれている英文を読み理解することができる。
Lesson 1の内容を復習することができる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 Lesson 2 Iwago Mitsuaki - An Animal Photographer Section 1 (pp. 26-29) 図書館に飾る写真についての会話を聞き取ることができる。
岩合光昭さんの動物写真家としての生き方や考え方が書かれている英文を読み理解することができる。
助動詞について理解することができる。
10週 Lesson 2 Iwago Mitsuaki - An Animal Photographer Section 2 (pp. 30-31) 岩合光昭さんの動物写真家としての生き方や考え方が書かれている英文を読み理解することができる。
受け身について理解することができる。
11週 Lesson 2 Iwago Mitsuaki - An Animal Photographer Section 3 (pp. 32-33)
Lesson 2 Review (pp. 34-36)
岩合光昭さんの動物写真家としての生き方や考え方が書かれている英文を読み理解することができる。
助動詞+受け身の文について理解することができる。
Lesson 2の内容を復習することができる。
12週 Lesson 3 Sending Canned Mackerel to Space Section 1 (pp. 42-45) 宇宙で食べたい日本の食べ物についての会話を聞き取ることができる。
高校生が新しい宇宙食を開発した経緯について書かれている英文を読み理解することができる。
動名詞について理解することができる。
13週
Lesson 3 Sending Canned Mackerel to Space Section 2 (pp. 46-47)
高校生が新しい宇宙食を開発した経緯について書かれている英文を読み理解することができる。
不定詞(名詞用法,副詞用法)について理解することができる。
14週 Lesson 3 Sending Canned Mackerel to Space Section 3 (pp. 48-49)
Lesson 3 Review (pp.50-52)
高校生が新しい宇宙食を開発した経緯について書かれている英文を読み理解することができる。
不定詞(形容詞用法)について理解することができる。Lesson 3の内容を復習することができる。
15週 前期期末試験
16週 試験答案返却・解答解説 間違った問題の正答を求めることができる
後期
3rdQ
1週 Lesson 4 Message from Winnie-the-Pooh: Section 1 (pp. 54-57) 留学生に紹介する日本の物語についての会話を聞き取ることができる。
クマのプーさんに込められたメッセージについてのプレゼンテーションを読み理解することができる。
現在完了形について理解することができる。
2週 Lesson 4 Message from Winnie-the-Pooh: Section 2 (pp. 58-59) クマのプーさんに込められたメッセージについてのプレゼンテーションを読み理解することができる。
現在完了進行形について理解することができる。
3週 Lesson 4 Message from Winnie-the-Pooh: Section 3 (pp. 60-61)
Lesson 4 Review (pp.62-64)
クマのプーさんに込められたメッセージについてのプレゼンテーションを読み理解することができる。
過去完了形について理解することができる。
Lesson 4の内容を復習することができる。
4週 Lesson 5 Endangered Language: Section 1 (pp.70-73) 英語以外に学びたい言語についての会話を聞き取ることができる。
世界の消滅の危機にある言語についてのインタビューを読み理解することができる。
関係代名詞(主格)を理解することができる。
5週 Lesson 5 Endangered Language: Section 2 (pp.74-75) 世界の消滅の危機にある言語についてのインタビューを読み理解することができる。
関係代名詞(目的格)を理解することができる。
6週 Lesson 5 Endangered Language: Section 3 (pp.76-77) 世界の消滅の危機にある言語についてのインタビューを読み理解することができる。
関係代名詞のwhatを理解することができる。
7週 Lesson 5 Endangered Language: Section 4 (pp.78-79)
Lesson 5 Review (pp.80-82)
世界の消滅の危機にある言語についてのインタビューを読み理解することができる。
It ... to ~構文を理解することができる。
Lesson 5の内容を復習することができる。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 Lesson 7 The Fugees. Section 1 (pp. 100-103) アメリカの地方都市において、難民の子どもたちのサッカーチームができた経緯とその社会的な意義を学ぶことができる。
関係副詞のwhereについて理解できる。
10週 Lesson 7 The Fugees. Section 2 (pp. 104-105) アメリカの地方都市において、難民の子どもたちのサッカーチームができた経緯とその社会的な意義を学ぶことができる。
関係副詞のwhenについて理解できる。
11週 Lesson 7 The Fugees. Section 3 (pp. 106-107) アメリカの地方都市において、難民の子どもたちのサッカーチームができた経緯とその社会的な意義を学ぶことができる。
関係副詞のwhyについて理解できる。
12週 Lesson 7 The Fugees. Section 4 (pp. 108-109)
Lesson 7 The Fugees. Review & Retell
アメリカの地方都市において、難民の子どもたちのサッカーチームができた経緯とその社会的な意義を学ぶことができる。
比較級、最上級について理解できる。
13週 TOEIC Bridgeについて① TOEIC Bridgeの問題の形式を理解することができる。
14週 TOEIC Bridgeについて② TOEIC Bridgeの問題の形式を理解することができる。
15週 学年末試験
16週 試験答案返却・解答解説 TOEIC BridgeおよびTOEICにおいて,自分のスコアで,どのくらいの英語力があるか理解することができる。また,スコアレポートから自らの課題を理解することができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。1
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。1
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。1
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。1前8,前9,前15,後8,後15,後16
英語運用能力向上のための学習関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16

評価割合

試験小テスト課題態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70030000100
基礎的能力70030000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000