科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 芸術
科目番号 0002 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 社会基盤工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 必要に応じてプリントを配布する。
担当教員 小林 淳哉

到達目標

1.書道を通して、美しい字を書くための基本を知り、実用書や創作などに対して体現できるようになる。
2.音楽をハーモニーを通して科学的・客観的に分析できるようになる。
3.様々な製品や建築物に要求される機能とデザインの関係を説明できる。
4.自らの考えや思いを書、音楽、デザインでを通して表現できることを知る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基本を十分に意識して書写、創作、実用書道することができる。基本を意識して書写、創作、実用書道することができる。左記に達していない。
評価項目2ハーモニーが実際の曲でどのように用いられているかを客観的・科学的に分析でき、創作に活用できる。ハーモニーが実際の曲でどのように用いられているかを分析でき、創作に活用できる。左記に達していない
評価項目3さまざまなデザインの切り口とその効果を実現するために複数の観点から工夫したデザイン案を考えることができる。さまざまなデザインの切り口とその効果を実現するためのデザイン案を考えることができる。左記に達していない
評価項目4決められた期限に十分に要求を満たした課題を提出できる決められた期限に要求を満たす課題を提出することができる。提出期限を守ることができない。要求を満たす内容を表現できない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
<書道>毛筆でリズムよく美しい字を書くための基本を学び、目標など自分の気持ちを表現できるようになることを目指す。またこれからの社会で各場面が多い筆ペンやボールペンなどで美しい字を書くための基本を学ぶ。
<音楽>音楽の3要素の一つである「ハーモニー」について学ぶ。いわゆる「ハモる」とはどういうことなのかデータを調べ、実際の曲でどのように使われているかをコードネームから分析できるようになる。後半ではグループで好きな曲を分析あるいは捜索を行い発表する。
<美術(デザイン)>
様々な分野のデザインを具体的な事例を通して学びながら、デザインの考え方を学び、アイディアを文章や簡単なイラスト等で表現する力を身につけることを目指す。
課題は授業時間外での創造的活動も想定したボリュームである
授業の進め方・方法:
本科目は、高等学校の教育課程で実施される「芸術」の授業と異なり、書道、音楽、美術(デザイン)の3つを5回ずつ学ぶ。工学技術者は時に、製品の機能を重視し、デザインを二の次にする場合もある。機能美というように、工学技術者にとって芸術は機能と美しさを兼ね備えた開発を行うために重要である。
授業は各クラスが書道、音楽、美術のいずれかを5回行い、その後他の分野を5回ずつ行う。
この授業は学修単位なので、各人は授業後にデザイン課題の提出など事後学習が必要になる。
※評価は書道、音楽、美術(デザイン)を各100点満点で評価し、その平均から計算する。
注意点:
この科目は「学修単位科目」であるから、実際の授業の他に、自学自習した結果としての「課題の作成」や「発表準備」など必要になる。毎回の授業で課題及び発表、試験などを行うが、課題等が未提出の場合は科目として不合格になることもあるので注意すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題発表態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000000100
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力01000000100