地球科学

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 地球科学
科目番号 0053 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 社会基盤工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 地学図表(浜島書店) / 授業スライド / 配布プリント
担当教員 小玉 齊明

到達目標

1. 地震や火山などの地球表面に生じる変動を、地球の活動と関係していることを理解できる。
2. 地殻表面や生命がどのような変化・進化を遂げてきたか、地球の歴史を理解することができる。
3. 大気や海洋に見られる循環が地球環境に与える影響を理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1地殻変動のメカニズムを正しい日本語で説明できる。またこれに関する計算が解ける。地殻変動に関するキーワードを答えることができる。これに関する計算がある程度できる。地殻変動に関する十分な知識がなく、これに関連する計算が解けない。
評価項目2諸現象の因果関係を理解しながら地球の歴史を説明できる。地球の歴史をに関するキーワードを答えることができる。地球の歴史に関する十分な知識がない。
評価項目3大気や海洋と地球環境との相互関係を説明できる。大気や海洋の循環に関するキーワードを答えることができる。大気や海洋の循環に関する十分な知識がない。

学科の到達目標項目との関係

函館高専教育目標 B 説明 閉じる

教育方法等

概要:
社会基盤工学に関わる技術者が各種の建設工事を計画・設計、あるいは施工する際には、地震・火山・台風・地すべりなど、様々な自然現象に関する知識が必要となる。この授業では、これまで中学校や1年生の理科総合で学習した知識に加えて、3年生以降で学習する土質工学・地盤工学、その他の自然科学系科目のベースとなる地球内部の構造の構造や性質、自然災害のメカニズムとそれに伴う地質・地形の変化など、地球科学全般に関する基礎的な知識を学ぶ。
授業の進め方・方法:
スライドとを用いた講義を行う。また、各回の授業の要点・キーワードを把握するためにプリントを配布する。
試験にあわせて、プリントへの学習内容のまとめ状況をチェックし、学習状況も評価の一部に取り入れる。またWebシステムを用いた課題を実施する。
注意点:
以下に留意して授業に臨み、十分な復習をすること。

・試験では、用語のただ暗記するのではなく、地球上で生じる諸現象のメカニズム、他の現象との因果関係など、地球の動きにまつわる全体像をとらえることを意識して学習を進めること。

・プリントをまとめる際には、講義内容だけではなく、図書館等にある参考図書やインターネット等の情報を有効に活用しながら、正しい日本語を使った文章で記述することを心がけること。

・試験前のWeb課題は、試験に役立てるための勉強という位置づけで実施する。試験終了後の実施は認めないので計画的に取り組むこと。

※本講義で扱う内容はすべてコアである。

本演習科目は学修単位(2単位)の授業であるため、履修時間は授業時間60時間と授業時間以外の学修(予習・復習、課題・テスト等のための学修)を併せて90時間である。自学自習の成果は、授業プリント・課題・定期試験によって評価する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
地球の概観
授業の進め方を理解できる。
地球の形・重力・地磁気について理解できる。
2週 地球の内部構造と構成物質 地震波計測の概念と地球の層構造、火成岩や造岩鉱物について理解できる。
3週 大陸移動~プレートテクトニクス プレートとその運動について理解できる。
4週 地震と地殻変動 地震の発生メカニズムと日本付近の地震災害について理解できる。
5週 火山活動・火山災害 火山のメカニズムと火山災害について理解できる。
6週 水のはたらきと地形の形成 岩石の風化、侵食、運搬、堆積過程を理解するとともに、堆積岩について理解できる。
7週 地質構造 地層の堆積とその観察方法を理解できる。
8週 中試験
4thQ
9週 試験答案返却・解答解説
変成作用
間違った問題の正答を求めることができる
変成作用ならびに変成岩の特徴について理解できる。
10週 地球環境の変遷と生物の進化 地球環境の変遷と生物の進化を理解できる。
11週 人類の進化と第四紀の環境 人類の進化と第四紀の環境変化について理解できる。
12週 地球の大気 大気の構造と熱収支、循環について理解できる。
13週 日本の天気 日本の天気の特徴を理解できる。
14週 海洋の構造と循環 海洋の組成と構造、海水の循環について理解できる。
15週 期末試験
16週 試験答案返却・解答解説 間違った問題の正答を求めることができる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題学習状況合計
総合評価割合504010100
基礎的能力40401090
専門的能力100010