学外実習

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 学外実習
科目番号 0078 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 社会基盤工学科 対象学年 4
開設期 集中 週時間数
教科書/教材
担当教員 山﨑 俊夫

到達目標

1. 学校教育と就業体験の結合から学習達成度を確認する
2. 技術者としての倫理と責任を自覚して職業意識を高める
3. 社会人としての心構えを理解し、自分の役割に対して自主的に行動する

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1就業体験で得た知見を論理的な文書にまとめ、他者と討論できる。就業体験で得た自分の考えをまとめることができる。就業体験で得た自分の考えをまとめることができない。
評価項目2社会に貢献する意義を理解し、技術者の倫理観を説明できる。社会に貢献する意義を理解し、説明できる。社会に貢献する意義を理解できない。
評価項目3社会人としての心構えを理解し、実践できる。社会人としての心構えを理解し、説明できる。社会人としての心構えを理解できない。

学科の到達目標項目との関係

函館高専教育目標 D 説明 閉じる
函館高専教育目標 E 説明 閉じる
JABEE学習・教育到達目標 (D-3) 説明 閉じる
JABEE学習・教育到達目標 (E-1) 説明 閉じる
JABEE学習・教育到達目標 (E-2) 説明 閉じる
JABEE学習・教育到達目標 (E-3) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 企業・官公庁等での実習を通して社会との連携を経験、実践的な就業体験を行い、学校で修得した専門知識や技術に裏付けを与え、更に実社会の生きた知識を身につけ、各人の活動が社会に貢献することの意義を理解する。そして、実習先で与えられる課題の中で、学校での学習内容に関係する問題が解けることを到達レベルとする。
授業の進め方・方法:
学外実習には以下の意義がある。
 1) 学校教育と就業体験の結合による学習効果及び学習意欲の向上
 2) 高い職業意識の育成
 3) 自主性・独創性のある人材の育成
そのため、以下の点に注意する必要がある。
<実習開始前> 実習機関の概要等を事前に承知しておくとともに、学外実習の趣旨、目的、意義を把握しておくこと。
<実習期間中> 学外実習に専念し、学外実習生であることを自覚してその言動に責任を持ち、礼節を守ること。
注意点:
JABEE教育到達目標評価:
・発表30%(D-3:50%,E-1:10%,E-3:40%) 
・成果品(実習先評価)30%(D-3:100%)      
・レポート(実習報告書)40%(D-3:50%,E-2:50%) 

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 学外実習の趣旨、目的、意義を把握する。
2週 実習機関決定前
実習履修願の提出
実習希望調査書の提出
1) 実習を希望する場合は「履修願」を担任に提出すること。
2) 指定された書式の「実習希望調査書」を担任に提出すること。
3週 実習機関決定後
実習申込書の提出
誓約書の提出
災害保険契約締結
1) 指定された書式の「実習申込書」並びに「誓約書」を担任に提出すること。
2) 指定された「災害保険契約」を結ぶこと。
4週 実習開始前
実習証明書の受領
実習心得の受領
実習旅行届の提出
1) 所持品は、指定されたもののほか、身分証明書、健康保険証、印鑑等を持参すること。
2) 実習期間中の連絡場所を学級担任、保護者に連絡すること。
3) 指定された時間及び場所を確認すること。
4) 出発日や帰還日を担任に連絡し、事前に「実習旅行届」を教務係に提出すること。
5) 積極的に事前研修に努めること。
5週 実習期間中
実習証明書の提出
1) 持参した「実習証明書」を実習担当者に提出すること

2) 実習生としての責任を十分自覚し、不用意な言動や行動は固く慎み、礼儀正しく対応するよう努めること。
3) 機械・器具等の取扱いは、自分勝手な判断や知ったかぶりをせず、指導員の指示に従うこと。実習内容や機器の取扱いで不明な点は、質問をする等十分理解した上で実習に取組むようにすること。また、使用物品の整理整頓に心掛けること。
4) 毎日の実習内容、感想等を実習日誌に記載すること。
6週 実習終了後
実習報告書提出
実習報告会
1) 実習後の予定(帰還日、旅行経路等)に変更がある場合には、学級担任及び保護者に電話等で必ず連絡すること。
2) 指導者及び世話になった方々に、必ずお礼の挨拶をすること。
3) 実習機関で知り得た機密事項は、口外しないこと。
4) 指定された書式の「実習報告書」を担任に提出する。
5) 「実習報告会概要」を作成し提出する。「実習報告会」において口頭発表する。
7週 単位認定
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

発表成果品・実技レポート合計
総合評価割合303040100
専門的能力1502035
分野横断的能力15302065