人間と文明Ⅱ

科目基礎情報

学校	函館工業高等専門学校	開講年度	令和04年度 (2022年度)
授業科目	人間と文明Ⅱ
科目番号	0127	科目区分	一般 / 選択
授業形態	授業	単位の種別と単位数	学修単位: 1
開設学科	社会基盤工学科	対象学年	5
開設期	前期	週時間数	前期:2
教科書/教材	授業内でプリントを配布するほか、適宜紹介する
担当教員	牧之内 友

到達目標

1. 歴史上の人物について、地図や年表を用いてそれぞれの特徴を説明できる。
2. 諸国の文化について、地図や年表用いてそれぞれの特徴を説明できる。
3. 国際関係について、地図や年表を用いてそれぞれの特徴を説明できる。

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
評価項目1	世界史の重要な用語に関して、高度な専門用語を理解し、年表・地図を用いて特徴を明快に説明することができる。	世界史の重要な用語を理解し、年表・地図を用いて特徴を大まかに説明することができる。	居眠りや内職、携帯電話を見るなど授業に集中しないまたは提出物を期日までに提出しない
評価項目2	文化圏の成り立ちに関して、高度な専門用語を理解し、年表・地図を用いて特徴を明快に説明することができる。	文化圏の成り立ちに関して、基礎的な用語を理解し、文化圏の成り立ちに関して、基礎的な用語を理解し、年表・地図を用いて特徴を大まかに説明することができる。	居眠りや内職、携帯電話を見るなど授業に集中しないまたは提出物を期日までに提出しない。
評価項目3	国際関係や国際協力問題に関して、高度な専門用語を理解し、年表・地図を用いて特徴を明快に説明することができる。	国際関係や国際協力問題の基礎的な用語を理解し、年表・地図を用いて特徴を大まかに説明することができる。	居眠りや内職、携帯電話を見るなど授業に集中しないまたは提出物を期日までに提出しない。

学科の到達目標項目との関係

函館高専教育目標 D （社会の歴史や文化、技術者倫理を理解して行動できる技術者）

教育方法等

概要:

歴史的な観点から人間、社会、文化について多面的に理解し、現代にいたる人類史の流れを把握するとともに、国際社会の一員として社会的諸問題の解決に向けて主体的に貢献する自覚と素養を養う。

授業の進め方・方法:

主に教員が作成したプリントに基づいて授業を進める。2年で学習した世界史の知識を基礎として、より広い観点から歴史を概観して、私たちが暮らしている現代の世界の成立への歩みを踏まえるとともに、これからの世界がどのようであるべきか、またそれに私たちがどのように関わっていくべきかを考察する知識と素養を得ることを目標とする。

注意点:

◎授業プリント等の忘れ物、授業中の居眠り、携帯電話の使用等は減点の対象となるので、十分に注意すること。
◎写しと判断したレポート等の提出物は誰がオリジナルであろうともすべて0点とするので十分に注意すること。
※本科目は学修単位（1単位）の授業であるため、履修時間は授業時間15時間と授業時間以外の学修（予習・復習、課題・テスト等のための学修）を併せて45時間である。自学自習の成果は、課題によって評価する。

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
前期
	1stQ
		1週	ガイダンス	世界史を学ぶ意味について考察する機会を持つ。
		2週	帝国主義の時代①	欧米における帝国主義の成立と展開、世界諸地域への影響について理解できる。
		3週	帝国主義の時代②	欧米における帝国主義の成立と展開、世界諸地域への影響について理解できる。
		4週	帝国主義の時代③	欧米における帝国主義の成立と展開、世界諸地域への影響について理解できる。
		5週	第一次世界大戦①	総力戦としての大戦について理解できる。
		6週	第一次世界大戦②	総力戦としての大戦について理解できる。
		7週	第一次世界大戦後の世界①	大戦後のヴェルサイユ＝ワシントン体制成立にいたる過程を理解できる。
		8週	第一次世界大戦後の世界②	大戦後のヴェルサイユ＝ワシントン体制成立にいたる過程を理解できる。
	2ndQ
		9週	第二次世界大戦①	世界恐慌に始まる世界経済の危機から第二次世界大戦終結にいたる過程を様々な観点から理解できる。
		10週	第二次世界大戦②	世界恐慌に始まる世界経済の危機から第二次世界大戦終結にいたる過程を様々な観点から理解できる。
		11週	第二次世界大戦③	世界恐慌に始まる世界経済の危機から第二次世界大戦終結にいたる過程を様々な観点から理解できる。
		12週	第二次世界大戦後の世界①	大戦終結後から冷戦の始まりと終結にいたるまでの過程について理解する。
		13週	第二次世界大戦後の世界②	大戦終結後から冷戦の始まりと終結にいたるまでの過程について理解する。
		14週	現代世界	冷戦終結後の混沌とした現代世界の状況とこれからの展望について理解する。
		15週	前期期末試験
		16週	答案返却

評価割合

	試験	確認課題					合計
総合評価割合	80	20	0	0	0	0	100
基礎的能力	70	20	0	0	0	0	90
専門的能力	0	0	0	0	0	0	0
分野横断的能力	10	0	0	0	0	0	10