総合英語ⅢB

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 総合英語ⅢB
科目番号 0472 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 社会基盤工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 Basic Literacy for the Science(金星堂)World Wide English for global Communication Skills (成美堂)MEW Exercise BOOK Frontier 1600 (いいずな書店), Newton e-learning
担当教員 奥平 理,中村 和之,泊 功,鳴海 雅哉,菅原 雅之

到達目標

1. 英語の基礎的な語彙、慣用句1200語程度の語彙を定着させると共に2600語程度の語彙を新たに習得する。
2. 中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。
3. 高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
4.毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要が理解できる。
5.自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英語の基礎的な語彙、慣用句1600語の70%以上の単熟語,英文を理解し運用できる。英語の基礎的な語彙、慣用句1600語のほぼ60%の単熟語、英文を理解しており、大まかに運用ができる。英語の基礎的な語彙、慣用句1600語の英単語、英文の理解が50%未満であり、運用することができない。
評価項目2英文を毎分100語程度以上の速度で読んだり、聞いたりして概要を簡潔にまとめることができる。英文をおおよそ毎分80語程度の速度で読んだり、聞いたりしておおよその概要を理解できる。英文をおおよそ毎分80語程度の速度で読んだり、聞いたりして理解できない。
評価項目3工業英検3級程度の技術英語の語彙を理解し、簡単な技術英語を読んでその概要を理解することができる。工業英検4級程度の技術英語の語彙を理解し、簡単な技術英語を読んでその概要を理解することができる。技術英語の語彙や構文の理解が不十分で簡単な技術英文の概要が理解できない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE学習・教育到達目標 (A-2) 説明 閉じる
JABEE学習・教育到達目標 (D-3) 説明 閉じる
JABEE学習・教育到達目標 (E-1) 説明 閉じる
JABEE学習・教育到達目標 (E-2) 説明 閉じる
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函館高専教育目標 D 説明 閉じる
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教育方法等

概要:
総合英語ⅢBでは、国際社会に対応できる初歩的な英語運用と技術英語に必要な英語力を養うことを目標にする。国際的社会に対応する技術者となるため世界の多様な地域で使用されている英語のリスニング能力を英語ニュース・インタビューなどを見たり聴いたりして養い、また、技術英語の基本語彙を習得し、技術・科学に関するトピックの英文を読んでその概要が理解できるようにする。
授業の進め方・方法:
本講義の内容は、①英単語、熟語の修得(科学技術用語含) ②技術英語の速読理解 ③リスニングである。国際社会で活躍する技術者として必要な英語の基礎的コミュニケーション力(おおよそ英検準2級および工業英検3級程度)を養成するため、特に以下の項目に重点を置く。
1. 語彙:1600語以上の英語を理解するための基本的英語語彙の定着をはかるため、毎時語彙小テストを実施する。
2. 英文速読:リピーティング、シャドウイング等の手法を使いながら速読即解ができるようにする。
3. 世界の様々な地域で使用されている英語の音声に慣れ親しみ、多様な民族、文化に関するトピックやインタビューを見たり、聞いたりして、概要を理解することができるようにする。
4. 授業の予習・復習に語彙習得用ワークブックを使用したり、e-learningを課す。締め切りまでに課題が終了していない場合は減点される。
注意点:
授業中の居眠り、授業に関係ない行動(PCやモバイル機器の指示以外の操作、漫画読み、内職など)は減点の対象とする。また、課題や提出物の未提出、提出遅れも減点対象となる。
関連する科目:総合英語Ⅰ、Ⅱ、英語コミュニケーションⅠ、Ⅱ
※この講義内容は全てコアカリキュラムの内容に基づいている

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。2
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。2
英語の発音記号を見て、発音できる。2
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。2
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。2
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。2
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。2
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。2
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。2
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。2
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。2
英語運用能力の基礎固め毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。2
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。2

評価割合

試験小テスト相互評価態度E-learningレポート合計
総合評価割合6020001010100
基礎的能力6020001010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000