小論文

科目基礎情報

学校 函館工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 小論文
科目番号 0572 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 社会基盤工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 プリントを配布する。
担当教員 松代 周平

到達目標

1.自分の考えを根拠に基づき、論理的で筋道立った文章として書き表すことができる。
2.具体例などの効果的な材料を盛り込んで、説得力のある文章を書くことができる。
3.課題型・素材型・データ型などのタイプに応じた小論文が書けるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1反論も想定した上で、隙のない論理を構築した文章を書くことができる。根拠のある論理的な文章を書くことができる。根拠の乏しい、論理的とはいえない文章しか書くことができない。
評価項目2読者を十分に納得させる効果的な材料を盛り込んだ文章を書くことができる。具体例を挙げ、それによって説得性を備えた文章を書くことができる。具体例がなく、そのため説得性のない文章しか書くことができない。
評価項目3制限時間内に制限字数に応じた様々な型の小論文を書くことができる。典型的な型の小論文の書き方を理解し、基本の型を踏まえた文章を書くことができる。典型的な型の小論文の書き方を理解できず、タイプに応じた文章を書こうと意識することもできない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE学習・教育到達目標 (E-2) 説明 閉じる
函館高専教育目標 E 説明 閉じる

教育方法等

概要:
自分の考え・意見を論理的に文章化し、説得力ある表現で主張できるようになるための注意点を学んだ上で、様々なタイプの小論文を書く演習を行う。
授業の進め方・方法:
相当数の課題が出るので、その都度丁寧に仕上げ、期限厳守で提出すること。この提出課題が50パーセント分の評価に該当する。
論理的な文章を書くためには、常日頃、社会や自然、人間存在等について問題意識を持ち、掘り下げて考えてゆこうとする姿勢を持つことが大切である。また、積極的に新聞の社説やコラムを読み、それを要約したり、提起された問題について、字数制限を設けた意見文を書いたりする練習も有効である。これらが、事前の準備学習ともなる。
注意点:
授業への参加姿勢に問題がある場合には、減点となるので注意すること。
JABEE教育到達目標評価:定期試験50%(E-2),提出課題50%(E-2)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、小論文作成の注意点とポイント
到達目標や授業概要・評価について理解することができる。
小論文作成に関わる注意点・ポイントを理解できる。
2週 小論文作成の注意点とポイント 小論文作成に関わる注意点・ポイントを理解できる。
3週 小論文作成の注意点とポイント 小論文作成に関わる注意点・ポイントを理解できる。
4週 段落の分け方、要旨のまとめ方 段落の分け方と要旨のまとめ方を理解することができる。
5週 段落の分け方、要旨のまとめ方 段落の分け方と要旨のまとめ方を理解することができる。
6週 文章構成と論の組み立て方 論理的な文章の構成と論の組み立て方の基本を理解することができる。
7週 文章構成と論の組み立て方 論理的な文章の構成と論の組み立て方の基本を理解することができる。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 答案返却・解答解説 間違った箇所を理解できる。
10週 課題型小論文の書き方と実践 課題型小論文の書き方を理解し、自分の主張を筋道立てて文章にまとめることができる。
11週 課題型小論文の書き方と実践 課題型小論文の書き方を理解し、自分の主張を筋道立てて文章にまとめることができる。
12週 素材型小論文の書き方と実践 素材型小論文の書き方を理解し、自分の主張を十分な根拠に基づいて文章にまとめることができる。
13週 素材型小論文の書き方と実践 素材型小論文の書き方を理解し、自分の主張を十分な根拠に基づいて文章にまとめることができる。
14週 データ型小論文の書き方と実践 データ型小論文の書き方を理解し、自分の主張を分析したデータに基づいて、効果的に文章にまとめることができる。
15週 学年末試験
16週 答案返却・解答解説 間違った箇所を理解できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験提出課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50500000100
基礎的能力50500000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000