到達目標
1. ユニバーサルデザインの成立背景やその意味、取り巻く法制度、条件等について説明できる。
2. モビリティ・マネジメントと公共交通におけるユニバーサルデザインについて説明できる。
3. 空間計画を考える上で、ユニバーサルデザインが必要となる場面とそれに対応したデザインに対して説明でき、ユニバーサルデザインについて理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | ユニバーサルデザインの成立背景やその意味、取り巻く法制度、条件などについて体系的に説明できる。 | ユニバーサルデザインの成立背景やその意味、取り巻く法制度、条件等についてある程度説明できる。 | ユニバーサルデザインの成立背景やその意味、取り巻く法制度、条件などについて説明できない。 |
評価項目2 | モビリティ・マネジメントと公共交通におけるユニバーサルデザインについて事例等を用いて具体的に説明できる。 | モビリティ・マネジメントと公共交通におけるユニバーサルデザインについてある程度説明することができる。 | モビリティ・マネジメントと公共交通におけるユニバーサルデザインについて説明ができない。 |
評価項目3 | 空間計画を考える上で、ユニバーサルデザインが必要な場面とそれに対応したデザインについて事例を用いて具体的に説明できる。 | 空間計画を考える上で、ユニバーサルデザインが必要となる場面とそれに対応したデザインに対してある程度説明できる。 | 空間計画を考える上で、ユニバーサルデザインが必要となる場面とそれに対応したデザインに対して説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
函館高専教育目標 B
説明
閉じる
JABEE学習・教育到達目標 (B-2)
説明
閉じる
教育方法等
概要:
ユニバーサルデザインとは、障がいや能力の如何、老若男女や国籍・文化・言語などの違いなどを問わずすべての人が皆等しく住みやすい快適な社会をデザインしていくことである。そのために、ユニバーサルデザインが必要になってきた背景やその意味について理解する。また、様々な立場の人たちの生活環境に関する基礎的知識を持ち、特に、まちづくりなどの空間計画を考える上で、ユニバーサルデザインが必要となる場面とそれに対応したデザインに関して国内外の事例の学習を通じて、ユニバーサルデザインについて具体的に説明できることが到達レベルである。
授業の進め方・方法:
全ての人に対応したデザインという理念であるユニバーサルデザインに取り組むことはとても難しいが、多文化共生や少子高齢化などの社会的問題に対して新聞や書籍などで自らの問題意識をはぐくみ、デザインをつなげていくことが必要である。そのためにも、ユニバーサルデザインの意味や重要性についてもしっかりと理解していくことが必要である。
注意点:
JABEE教育到達目標評価:定期試験100%(B-2)
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ユニバーサルデザインとは(コア) (2h) |
バリアフリーやユニバーサルデザインの成り立ち、その考え方、社会的な意義について説明することができる。
|
2週 |
ユニバーサルデザインとは(コア) (2h) |
バリアフリーやユニバーサルデザインの成り立ち、その考え方、社会的な意義について説明することができる。
|
3週 |
ユニバーサルデザインの7原則と PPP評価法(2h) |
ユニバーサルデザイン7原則やPPP評価法などについて説明することができる。
|
4週 |
ユニバーサルデザインの7原則と PPP評価法(2h) |
ユニバーサルデザイン7原則やPPP評価法などについて説明することができる。
|
5週 |
多様化する生活環境とユニバーサルデザイン(3h) |
様々な立場の人たちの生活環境に関する基礎的知識を持つことができる。
|
6週 |
多様化する生活環境とユニバーサルデザイン(3h) |
様々な立場の人たちの生活環境に関する基礎的知識を持つことができる。
|
7週 |
多様化する生活環境とユニバーサルデザイン(3h) |
様々な立場の人たちの生活環境に関する基礎的知識を持つことができる。
|
8週 |
中間試験 |
|
2ndQ |
9週 |
国内外におけるユニバーサルデザインの事例(2h) |
国内外におけるユニバーサルデザインの事例を取り上げ、ユニバーサルデザインが必要な場面がどういうものか説明できる。
|
10週 |
国内外におけるユニバーサルデザインの事例(2h) |
国内外におけるユニバーサルデザインの事例を取り上げ、ユニバーサルデザインが必要な場面がどういうものか説明できる。
|
11週 |
公共交通とモビリティ・マネジメント(コア)(2h) |
モビリティ・マネジメントと公共交通についての基礎的知識を持ち、具体的事例を挙げて説明できる。
|
12週 |
公共交通とモビリティ・マネジメント(コア)(2h) |
モビリティ・マネジメントと公共交通についての基礎的知識を持ち、具体的事例を挙げて説明できる。
|
13週 |
日米のユニバーサルデザインに関する法律について(2h) |
日本と米国におけるバリアフリーに関する法規制に関して説明することができる。
|
14週 |
日米のユニバーサルデザインに関する法律について(2h) |
日本と米国におけるバリアフリーに関する法規制に関して説明することができる。
|
15週 |
答案返却・解答解説(1h) |
間違った箇所を理解できる。
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 計画 | モビリティ・マネジメントと公共交通について理解している。 | 2 | 前11,前12 |
ユニバーサル・デザインについて理解している。 | 2 | 前1,前2 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 |
専門的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 |
分野横断的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 |